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鉄道シリーズ その117。今回はりんかい線に乗車した。正式な名前は東京臨海高速鉄道臨海副都心線だが、公募で付けられた愛称『りんかい線』が案内などにも使われている。
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湾岸地域の利便性確保のため、まずは1996年に新木場~東京テレポート間で開業、2001年には東京テレポート~天王洲アイル、2002年12月には天王洲アイル~大崎も結び、12.2km全線開通した。同時期に大崎駅で埼京線と相互乗り入れを開始し、現在は川越駅まで乗り入れている。(平日日中は2本に1本ペース)
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始発の新木場駅は地上駅で京葉線、東京メトロ有楽町線との乗り換え駅。入口はそれぞれに別の場所にあるが、同じフロアに並ぶため、乗換は便利だが、実は分かりにくい。りんかい線の改札口からエスカレーターを降りるとJR東日本のE233系が停車していた。(他に自社の7000系という車両もある。)
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電車は新木場駅を出ると高速道路と平行に走り、海側を見ると東京ゲートブリッジが良く見える。しばらく走ると東雲駅。
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この駅は東京湾埋立11号地にある江東区の請願駅だが、周辺には高層マンションが増加、乗降りの人も多い。東雲駅を出ると地下に潜り、そのあとは地下鉄のように大崎駅到着の直前までは地下を走る。
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次の国際展示場駅は東京ビッグサイトへの近接駅ということもあり、乗降りは多い。駅からエスカレーターを2基乗るだけで地上に着く。ゆりかもめが蛇行しているため、ゆりかもめの有明駅からも国際展示場正面駅からも近い。ただ、ビッグサイトはすぐ前に見えるが、実は歩くと結構な距離がある。
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次の東京テレポート駅まではゆりかもめと平行に走り(しかし、りんかい線は地下、ゆりかもめは地上を走るため見えないが。)天王洲アイル駅では東京モノレールと乗換えができる。
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品川シーサイド駅は京急青物横丁駅から海側に少し歩いた場所にあり、ビッググローブ本社前の副駅名が付いている。
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さらに、大井町駅では京浜東北線と連絡、そして大崎駅直前で地上に顔を出し、終点となる。地下ばかり走るため、乗っていても車窓が見えずあまり面白くない。運行は新木場駅発でだいたい半分が大崎止まり、残りは埼京線方面まで乗り入れている。もし、地上線ならば湾岸を見ながら走るだろうが、それを楽しめるのは新木場駅~国際展示場駅のみで、風景を楽しむなら進行方向左側に乗ると良い。
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乗客も開業時の1日12万人から現在は24万人とほぼ倍増しており、これからも益々発展しそうな湾岸地区にはゆりかもめ同様欠くことのできない交通機関となってきている。