hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

アルファベット雑学3題

2015-11-28 05:00:28 | 日記

アルファベットの雑学3題。1つ目は鉛筆の芯の話。鉛筆の芯の硬さはご存知ね通り、6Bから始まり数が少ないほど硬くなり、B、HB、Hとなり、9Hまで数が多いほど硬い。Bはblack、Hはhardの略であり、デッサンなどをする時は4Bなどを使う。

ところが、謎のFという硬さがある日に現れた。これはHBより硬いのか、柔らかいのか、それとも別の分類なのか悩んだこともある。実はこのFはfarmの略で直訳するとしっかりしたとなる。この芯の硬さはHとHBの間となる(これはヨーロッパ式の表記である)。

なお蛇足だが、6Bから9HはJISに定められているものだが、三菱鉛筆はこれより広い10B~10Hの硬さを発売している。

次は元素記号の話。よく、テレビのクイズ番組で1文字の元素記号をつかう元素は全部で幾つか?などという問題がでるが、実は水素H、ホウ素Bからはじまり、C、N、O、F、P、S、K、V、Y、I、W、Uの14元素がある。それでは元素記号に全く使われていないのはどの字であろうか。

あまり使われないアルファベットの典型であるXはXe(キセノン)、ZはZn(亜鉛)と使われている。それではないのはと言うと、JとQの2つの文字である。例えばだが、日本人が新しい元素を発見してJapaniumとでも名付ければいいのだが。

最後は車両記号の話。蒸気機関車のプレートについているアルファベットは何を表しているのか。まあ、少し知っている人には簡単な質問だが、これは動輪の数。Bは2、Cは3、Dは4、Eは5を表している。

つまり、D51452とあるとこれは『動輪4』『テンダー型、51形式』『製造番号が452』を表している。同様に電気機関車は最初にE(electric)、ディーゼル機関車はD(diesel)をつけている。これはやはり蒸気機関車は最初からあったため、何も付いていないのに対し、差別化するために頭に別のアルファベットを付けたもので、その次が動輪の数、さらに形式、製造番号を表している。

この形式の車両記号にする前は4桁の形式番号があり、例えば9600式の蒸気機関車は最初の製造車両が9601、次が9602とし、9699までいくと19600としていた。ただ、使い勝手が悪かったのか、今の型に変わったのである。

あまり、役には立たないかもしれないが、知っておいても損はない知識である。