hokutoのきまぐれ散歩

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MARU~吉祥寺グルメ

2015-11-07 05:00:18 | グルメ

吉祥寺の代表的な飲食店グループに麦グループがある。これは今は亡き野口伊織が1966年にファンキーというジャズ喫茶を開店したのが嚆矢。今もジャズバー『アウトバック』『サムタイム』ケーキの『レモンドロップ』、居酒屋『金の猿』『蔵』『笑う月』など数々の名店があるが、小生は『MARU』が気に入っている。この店は意外に創業が古く1986年、もうすぐ30年と吉祥寺では老舗の部類に入る。

MARUの場所は西友の少し手前を五日市街道に向かい右に折れた聘珍楼の先のビルの地下にある。外観からは想像できないほど店は広く、オープンキッチンでやや暗めの雰囲気のある店である。

予約しておいたため、カウンターの席に案内されるが、ほりこだつ式のため、居心地も良い。まずはビールで乾杯。メニューにはおすすめが品数もあり、目を引くものも多い。今回はその中で『カワハギの刺身』『満願寺とうがらしと穴子の天ぷら』『白鯛のかぶと煮』を注文する。まずはお通しは『ズワイガニと菊花の酢の物』酢がよく効いていて旨い。

すると『カワハギの刺身』が登場、すぐに日本酒モードに。最初は『昇竜蓬莱』(神奈川県)、相方は『鍋島』(佐賀県)を頼む。

カワハギは肝と醤油を和えたタレで食べるが、このタレが絶品で、刺身と食べても、これだけ舐めても酒が進む。

ついで『穴子の天ぷら』が登場。満願寺とうがらしは甘く、少し辛い。穴子は粗塩で食べるが、ボリューム満点。

次の酒は『萩の鶴』(宮城県)を頼むが、残量が少なくコップ半分しないため、店にご馳走になる。ただ酒だからではなく、少し甘めだが、味わい深い酒でラベルもかわいい。

そして途中に頼んだ『白レバー炙り』が登場、ごま油との相性抜群でまたまた酒が進む。グラス半分をすぐ飲み干し、次は『相模灘』(神奈川県)を注文。


するとすぐに『白鯛のかぶと煮』が登場、身もたくさん付いていて味付けも甘そうで甘くない酒にぴったりの鋭さ。相変わらず猫またぎにさばき、相方と食べるが、その味を十分堪能。


最後に『鶏皮ポン酢』のパリパリした皮と大根おろしでさっぱり締めてご馳走様。

つまみの量も程よくあり、また、日本酒の種類も増えたみたいで、さらに酒のレベルの割に安いのがこの店の売りである。とにかく、酒と魚の好きな人にオススメしたい店である。

MARU
武蔵野市吉祥寺本町1ー13ー6
0422211569