10月中旬～下旬は天気の良い日が多く、街をよく歩いたりするが、意外に花が少ない。もう、さすがに百日紅も終わり、日日草も枯れてきている。バラやサザンカが少しは残っているが、満開なのはボサ菊くらいなものである。
しかし、東北や北関東、東京近郊でも山間部にいけば紅葉やドウダンなどが赤く色づいているが、都会はまだまだ。柿の実やカラスウリくらいしか楽しむものはない。しかし、その代わり中にあって紅葉し始めるのがハナミズキである。これは日当たりの良いものから赤く色づくようで日の当たらない我が家のハナミズキまだ色づいていない。
さらに木によるのかもしれないが、放射状に4つの赤い実が色鮮やかである。我が家のハナミズキも3年前に4つの実がなったことがあるが、今年は不作のようだ。何れにしても来年春に花を咲かせる芽が沢山ついており、今から楽しみである。
ハナミズキは早春に咲き乱れ、木中が溢れんばかりの花に埋め尽くされる時期はもちろん、秋の結実や紅葉も楽しめる中々優れた庭木である。この葉が赤くなり、そして落ち始めるといよいよ冬将軍の到来の到来季節である。
