hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

国土緑化運動 切手

2015-11-11 05:00:28 | 日記

切手シリーズ その49。このシリーズも7月以来だからかなり久しぶりである。今回は最初にクイズから入りたい。

毎年定期的に発行されているシリーズの中で『切手趣味週間』『国民体育大会』『国土緑化運動』『国際文通週間』を歴史の古いものからならべよ、という問題。
一番古いのは『第2回国民体育大会』(1947.10.25)『切手趣味週間』(1947.11.1)、次に『全国緑化運動(当時)』(1948.4.1)、そして少し離れて『国際文通週間』(1958.10.5)当時最初の3シリーズはほぼ同時に始まっている。

その中で今回は『国土緑化運動』に注目したい。最初に発行された1948年は戦争で失われた森林を戻そうと国土緑化運動が大々的に行われ、デザインは樹木が1本かかれている。
その直後に産業図案切手(通常切手)の1949年5月に発行された20円切手にも植林する風景が描かれている。翌年はデザインの樹木が2本になり、1949年4月1日に発行。

ところが、ここからかなり時間が空いて1965.5に『国土緑化運動』として記念切手が1枚発行された。しかし、『郵便番号普及』『交通安全運動』に押されて中々発行はなく、次は1971年4月にクロマツとモミジの図案である。

しかし、1972年からは毎年発行されており、1972年4月は『緑の森と雪ツバキ』(新潟県)、翌年は1973年4月に『フェニックス』(宮崎県)、1974年5月に南部赤松(岩手県)、1975年5月6樹木に川のデザイン、1976年4月は『杉林と筑波山に梅』(茨城県)で1992年のみはふるさと切手として発行されたが、翌年からは再び記念切手として2000年まで発行、現在もふるさと切手として発行されている。発行時期は全国植樹祭に合わせて5月に発行されている。

これらの切手は発行数も多く、1949年国土緑化のみカタログ値で2000円以上するが、それ以外は100円程度で手に入れることができる。

また、他に1959、1968、1969、1970年は記念ハガキが発行されており、その印面も面白しろい。

因みに今年はふるさと切手小型シートが発行され、植樹祭は石川県で行なわれた。