4社1寺を巡る旅の4社目は三嶋大社。箱根から山を降りて山中城跡の横を通過、三島の街に入る。しかし、神社よりうなぎとまずは腹ごしらえをして、ゆっくり参詣する。
三嶋大社は三島市の中心街に位置し、伊豆国一宮で官幣大社と格の高い神社。社名の『三嶋』とは伊豆諸島を指すと言われ、三島自体がこの神社があったために三島と呼ばれるようになった。創建は不詳とされるが、平安後期の吾妻鏡には記述が残る。その際に源頼朝が立ち寄り三嶋神を拝んだと言われている。
社殿は本殿、幣殿、拝殿からなる権現造で神門から入るとすぐに舞殿があり、その先に社殿が広がる。昼過ぎに参拝したが、大安ということもあり、結婚式が多数行われた様子で拝殿はその真っ最中。一方、暖かいので新生児のお宮参りも何組もあり、微笑ましい雰囲気であった。霊験あらたかなのか、お参りに列ができるほどで10分待ってようやくお参りも終了。また、おみくじも願い事により蛙や小槌などのマークに分かれているのも面白い。
境内には樹齢1200年の金木犀の大木があり、天然記念物に指定されているようだが、今の季節は丸裸であった。
奥には鹿園もあるようだが、ここには伺わずお参りにだけで退散した。しかし、地元民に加え、観光客、とりわけ外国人の姿が目につく三嶋大社であった。
三嶋大社
三島市大宮町2ー1ー5