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『鉄道シリーズ』その129。先日、都留市までゴルフに行く際に富士急行に乗る機会があった。もう4.5年前以来久しぶりの乗車だったが、その車両が大きく変わっていて驚いた。
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富士急行はそれまでの馬車鉄道などを纏めて、1926年9月に富士山麓電気鉄道として設立、1960年に今の社名に変更した。しかし、富士急行には二つの線があり、大月~富士山(旧、富士吉田)が大月線、富士山~河口湖が河口湖線となり、富士山駅はスイッチバックとなっていることはあまり知られていない。というのは全て大月~河口湖が直通運転されているからだが、これはかつて富士山(旧、富士吉田)から御殿場方面まで(正確には籠坂峠、その先も籠坂峠~御殿場までは御殿場馬車鉄道があった)線が伸びていたことの痕跡である。
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その富士急行の車両だが、まずは大月駅ではフジサン特急(8000系車両、旧小田急20000系ロマンスカー)がお出迎え。その塗装の斬新さは初代2000系(JR東日本165系改造パノラマエクスプレスアルプス)と変わらず、画期的である。
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大月駅に入線してきた2000系(旧JR東日本205系)も楽しく改造されている。まず、車両を結ぶ連結部には暖簾が配され、その横には2000系のポスター。ドアも青く塗装され、ガラスには富士マークのステッカー。さらに先頭部には縦にラインが入れられ、見ていても中々面白い。さらに駅名表示板などもモダンに変更されている。
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他にも5000系(トーマスランド号)、1000系・1200系(旧京王5000系)などが在籍している。例えば5000系が2013年に50周年となった際に旧京王色の塗装に戻すなど鉄道マニアにはぐっとくる配慮のある鉄道会社である。
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ただ、戻る際の16時12分都留市発はトーマスランド号のはずだったが、都留市駅の人の話では5000系も1975年製と40年以上経ち、最近調子が悪いため使われないことが増えているようで、実際にやってきたのは単なる2000系車両だったことは残念であった。次回はゴルフのついでではなく、ゆっくりと富士山に向かって車両に乗りにきたいものだ。
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