hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

神田駅ミステリー

2016-04-06 05:00:51 | 日記

『神田をぶらり』その8。今回は神田駅で降りるとミステリーという話。千代田区の前身は旧神田區と旧麹町區だが、現在『神田』と呼んでいるのはこのうち旧神田區の地域である。その中で神田駅は東の端に近い辺りに立地する。

小生は土地勘はいい方だが、神田駅で下車して何回も行ったことがある場所、例えば室町砂場や三越本店などに行こうとして、駅を降りて反対に歩いてしまうことがままある。この不思議を解明しようと神田駅近くをウロウロしてみた。

JR神田駅には山手線と中央線が通っているが、駅付近はほぼ南北に線路は通っている。写真の地図を見ると良くわかるのだが、駅の周り四方が中央通り(国道17号)、神田警察通り、多町大通り、神田金物通りの4本の道に囲まれ、その対角線に鉄道が位置することがわかるだろうか。実はこの構造のため、改札口を出ると斜めに走る車道にぶつかることになる。


改札口を出て、通りに出た時にどの方向に行くかを考える時、垂直に交わればすぐ分かるのだが、実は斜に交わるため間違えやすい。しかも北口と東口が駅を降りて左右にあり、同様に西口と南口が左右にあるため、問題をさらに複雑にしている。
駅を降りると東口は目の前が中央通りが斜めにあり、北口は飲屋街の真ん中に出る。


南口は金物通りがすぐ脇にあり、西口はまた飲屋街に出る。この前後の出口の相似性もさらに分かりにくくしているのかもしれない。


間違えないためには北口が銀座線の乗り換え口のため、地下鉄の有無で覚えるしかないのかもしれない。
お分かりにならない方もいらっしゃるかもしれないが、実際に行くと結構なミステリーなのである。是非、皆さんも体験してみて下さい。