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赤坂に来たのと申年なのにお詣りできていないことを思い出し、日枝神社を訪問する。日枝神社は江戸城の鎮守として江戸城内に遷座したのが始まりで川越日枝神社からの分社とされる。1657年明暦の大火で社殿を喪失、1659年に江戸城の裏鬼門にあたるこの地に遷座した。
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現在の正面と思われる大鳥居は裏参道にあたる。そこから3回エスカレーターを乗り換えて境内にようやくたどり着く。上がったところにはなだ万経営の茶店がある。
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その脇のしめ縄の下に本殿などに続く道があり、ここから中に入る。左手に本殿があり、縁結びの神と信仰されているため、パワースポットとして若い女性が参拝者に多い。
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また、日枝神社のお使いは狛犬ならぬ猿であり、本殿の左右には『神猿(まさる)』が赤い羽織を着て座っている。
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特に向かって左手の猿は子供を抱いており、そのため子授けや安産にもご利益があると信じられている。まあ、よく言ったもので『魔がさる』といわれる赤と白の猿のお守りに人気がある。
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しっかりお詣りをして帰るが、元の神社が戦災で焼け落ち、再建された際の石碑をみると1958年つまり戌年であるのが面白い。
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帰りに下を臨むとその高さには驚く。目の前にはTBSのタワーが正面に見え、ダイナミックな光景である。
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なお、日枝神社の祭りである山王祭は規模が大きく、神幸祭と言って麹町~四谷~霞が関~丸の内~京橋から日本橋兜町にある摂社~銀座~内幸町と巡る総勢500人、300mにも及ぶ大行列などがある。毎年6月上旬の風物詩でこれが過ぎると本格的な夏も近い。