hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

うぽっぽ~人形町グルメ(久々の再訪)

2016-04-03 05:00:13 | 日記

前の職場で仕事を一緒にしていたmくんが支店長になるというので送別会。彼とはかれこれ10年近い付き合いだが、今日はハレの日ということで人形町で仲間が集まって一杯。『うぽっぽ』にて祝杯をあげる。因みに『うぽっぽ』とは江戸言葉でうかうかと遊び回る様のことらしい。(坂岡真の時代小説に『うぽっぽ同心十手綴り』というのがある。)

人形町に勤めていても中々飲みにいく機会は少ないが、普段使いの店としてはいい店である。飲食ビルの3階にあり、場所は人形町駅から徒歩3分だが初めての人には分かりにくく、中々店にたどり着けない。

まずは生ビールで乾杯。お通しは3品。珍しく先客が2名がカウンターで飲んでいる。つまみは『塩奴、えびとネギを合わせて』『ホットポテトサラダ』『牛スジ柔らか煮、カレー添え』『ネギたっぷり卵焼き』これらをつまみに日本酒をいただく。


一杯目は『たかちよ』(新潟県)、うすにごりでねっとりとしたアジはなかなかのもの。

まずは『塩奴』、賽の目の豆腐に青ネギ、煎った桜えび、ザーサイを合わせて塩とごま油で和えたもの。アッサリはしているが、カリカリの桜えびと柔らかな豆腐の食感がいい。
次に『ホットポテトサラダ』、温かい粗く潰した茹でたジャガイモにホワイトソースを掛けたもの。アッサリしたグラタンのようだが、ジャガイモの潰し方がいい。

酒は『松山三井』(愛媛県)、栄光の酒だが、辛口でキレがいい。因みに松山三井は酒米の名前である。

次に登場の卵焼きは当たり前に美味く、『牛スジ柔らか煮、カレー添え』は味に変化がつくが、日本酒になんでカレーが合うの?というほどぴったりマッチ。
『えびせん』『鳥の唐揚げ』『えいひれ』を追加。酒は『会津娘』、花さくらは50パーセント精米のうすにごりでさらりと入る爽やかな酒。いや、喉越し抜群である。


この辺りで遅れて参加のsくんも加わり、大盛りが上がり。いや、それにしても店主の酒の銘柄セレクションは中々のもの。

最後の1杯は飛露喜(福島県)、青ラベルは大変珍しいが、味もいい。穏やかな酒で旨甘、感動もの。

よく飲み、よく騒いで人形町の夜は更けていった。うぽっぽはこのブログでは2013年8月以来だから2年半ぶりか。少し高いけどいい店である。

うぽっぽ
中央区日本橋人形町1ー8ー9
0332490543