hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

ウグイスの声

2016-04-13 05:00:36 | 日記

桜の季節もあっと言う間に過ぎてやや寒い日もあるが、春本番となった。3月頃から近所にウグイスがいて姿は見えないが、高らかに鳴いている。最初の頃は『ホーホケキョ』としか囀ることが出来なかったが、今は『ホーホケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ』と谷渡りをするようになり、毎朝、鶏ならぬウグイスの声で目が醒める。

春告鳥の別名のあるウグイスは前にもメジロのことを書いた際に触れたが、かなり臆病もので中々人の目に触れることはない。しかし、今朝はよほど気分が良かったのか、家の近くの電線に止まってずっと囀っており、夢中なのか下から見上げても逃げない。はっきりその姿も見えるが、色はくすんだグレー、ただ繰り返し谷渡りをしていた。


また、道端にも春は到来している。パンジーやサクラソウのような観賞用の植物もいいが、日当たりの良い庭の端にポツンと咲いているスミレもいい。日当たりのよいわずかな土の上に紫色の花を健気に付けているのを見て『山路きて 何やらゆかし すみれ草』という芭蕉の句を思い出す。周りにはハハコグサやナズナ、ハコベ、カラスノエンドウなどが白やピンクの小さな花をつけている。

忘れてはいけないのが、歩道のコンクリートの隙間から出ているツクシ。漢字で土筆とはうまいものである。もう茂りかけたスギナとともに咲いていた。花粉症もひと段落(小生だけかもしれないが、)したこの時期は短いが春を楽しめるシーズンである。