hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

阪神ファンの戯言〜開幕から9試合を見て

2019-04-10 05:00:20 | 日記

今年もプロ野球のペナントレースが始まって10日あまり経とうとしている。まだ、各チームに全て当たったわけではないため、まだまだわからない部分も多いが、どうしても気になる点があったので駄文をしたためてみた。

阪神は開幕戦がヤクルト、次は巨人、広島とあたり、9試合を消化、ヤクルトと広島には勝ち越したが巨人には三たこで4勝5敗である。

一方、巨人は開幕戦の広島に勝ち越し、阪神に三連勝、ただ、DeNAには負け越して6勝3敗である。この2チームを比較すると巨人は得点48点失点33点に対して阪神は得点26点で失点40点つまり、ここだけを見ると阪神は失点も得点もセリーグでは最下位である。

何が違うのか、もちろんホームランが巨人12本に対し阪神4本などもあるが、1番違うのはトップバッターの成績である。

まずは巨人、吉川尚輝が9試合全て1番を打っているが、これが33打数14安打でノーヒットの試合が1試合のみ。さらにすごいのは最初の打席は9回のうち5回出塁して得点に絡んでいるのである。一方、阪神は最初の4試合が木浪、そこから北條、上本、鳥谷、近本、鳥谷ときているが、何と31打数1安打、しかも最初の打席での出塁が0なのである。

野球は何と言っても先取点、これにはトップバッターの出塁が大きく絡むのである。この辺りを早く治さないとまた昨年の二の舞になるのではないのかと感じる気の弱い阪神ファンの戯言である。

ユキヤナギ

2019-04-09 05:00:11 | 日記

春になるとハクモクレンやコブシといった白い花を街角でよく見かけるようになる。同じように咲くのがユキヤナギ、1mから1m50cmくらいになるが、枝の先まで白い小さな花を房のように付ける。

誰が名付けたのだろうか、もちろんヤナギとは関係のないバラ科の植物なのだが、ヤナギのように枝を長く伸ばして先の方まで小さな白い花を付ける。別名が小米花、なるほどである。


家の庭や公園でよく見かけるユキヤナギはまたに春告花だが、仲間には蕾が赤く、花びらのまわりがピンクの花を付けるフジノピンク、葉が黄色いため付けられたオウゴンユキヤナギなどもあるらしいが、私は見たことがない。

私は子供の頃に庭にユキヤナギとシバザクラがあったためか、何となく懐かしい花なのであるが、普段は全く目立たない存在なのに春先だけは主役になる花言葉は『愛らしさ』『気まま』などである。

リストランテAO〜逗子マリーナランチグルメ

2019-04-08 05:00:17 | グルメ

30年以上前の学生時代には何回か行ったことがあるが、やはり逗子マリーナは独特の雰囲気を持つ。小網代湾に面したマリーナを中心にマンションが並びヤシの木が並木がわりに植えられていてセレブが集う場所であることは変わっていなかった。

逗子マリーナ入口からは周囲がガラッと変わり、中心に近い駐車場に車を止めてヨットやクルーザーが係留されている方に歩く。

晴れた休日の昼時のため、ヨットの中で宴を楽しんでいる人たちがいる。その向かいにある『リストランテAO』に入る。


リゾート気分で席に着くと目の前には海が広がっていて優雅にヨットやウインドサーフィンをしている人が見える。オーダーはパスタメインのコースで私はレモネード、相方は白ワインを注文する。

まずはオードブル盛り合わせ。太刀魚のマリネ、野菜のバーニャカウダソース、鶏肉のテリーヌ、人参の冷製スープ、鎌倉ハム。いずれも美味いが特に太刀魚は脂がのっていて秀逸。

パンもフォッカチャとイチジク入りの甘いパン、こちらも美味いのである。

パスタは私は春キャベツとアサリのアリオリソース。大ぶりなアサリが6粒も入っていて春キャベツが甘い。周りにはカラスミが散らしてある季節感溢れるメニュー。

相方のウニのクリームパスタも濃厚ウニソースが絶品。


ドルチェは私がゴマのパンナコッタ、黒蜜がかかった抹茶のジェラートとイチゴが添えてある。相方はティラミス、いずれも平成時代に一世を風靡したデザートである。最後はアイスコーヒーをいただきながら風景を堪能。日頃と違い十分な時間をかけてゆったり食べる贅沢、ご馳走さまでございました。

リストランテAO 逗子マリーナ
神奈川県逗子市小坪5ー23ー16
05058686767

神田川沿いの桜を愛でる

2019-04-07 05:00:46 | 日記

『ぶらり橋巡り』その84。今年は桜を満喫できる年となった。開花は3月21日、満開が3月27日と昨年よりは3日遅かったが、平年よりは7日早かった。それにも増して3月下旬〜4月頭は寒さが続き、さらに雨もあまり降らなかったため、3月31日に加え4月6日と2週間連続で週末花見を楽しむことができた。今回は我が家に近い神田川に架かる橋を桜の花とともに歩いてみた。

まずは宮下橋からスタート、久我山駅から少し上流に歩いたあたりでこの辺りから池に向かって左岸に桜が植えられている。桜の幹が川面にせり出したあたりから花は咲き始める。


次の緑橋はこのあたりが緑橋緑地と名付けられるほどでソメイヨシノ以外にもコブシやハナモモ、レンギョウ、ハナカイドウなど色々な花が咲き誇る。


みすぎ橋を越えてさらに神田川を遡ると特別養護老人施設があるが、なぜかこのあたりは桜の開花が遅く、まだ蕾むも残っている。川の岸辺にはアブラナが植えられていて桜のピンクとアブラナの黄色のコントラストが素晴らしい。


その先の橋が神田橋だが、このあたりはオオシマザクラが植えてあり、白い花が美しい。井の頭線の踏切を越えたあたりで日がかなり傾き始める。


さらに井の頭公園の中を通って七井橋まで歩くがやはり花より酒なのか、かなり花見客で盛り上がっていた。しかし、七井橋からは両側から池にサクラがせり出して美しい風景を楽しむことができた。


杉本寺を歩く

2019-04-06 05:00:36 | 日記

『古刹を巡る』その50。報国寺を出てまた金沢街道まで戻り、左に曲がる。200mほど歩くと右前に階段と寺らしい建物が見えてくるが、これが坂東三十三箇所霊場巡り1番札所である杉本寺である。


山門を入るとすぐのところに運慶作の仁王像が左右にあり、睨みを効かせている。本堂まで真っ直ぐに階段が続くが途中からの石段は苔むしていて現在は上ることはできない。ただ、その苔の立派さには驚く。

新たに作った左側の石段を登ると茅葺き屋根の本堂が見えてくる。ヤマザクラなのか、こちらの桜はかなり花びらがちりはじめていた。

杉本寺は創建が731年と鎌倉最古の寺であり、今まで訪れた2つのお寺とは異なり、天台宗の寺院である。本堂には行基が安置した十一面観世音と慈覚大師(円仁)作・恵心僧都源信作の十一面観世音が3体並んでいる。ほかにも地蔵菩薩立像やおびんずるさまなどが本堂狭しとならんでいる。

巡礼の白衣や輪袈裟、金剛杖などが売られているのは一番札所らしい。順打ちする人はここがスタートラインとなるからである。

30年以上の時を超えて杉本寺は以前と何も変わることなく、私を迎え入れてくれた。これから再び板東三十三ヶ所めぐりを回り始めるわけではないが、古刹の良さを味わうことができたのである。

銘鶏やき鳥 鳥仙〜日本橋ランチグルメ

2019-04-05 05:00:14 | グルメ

今日のランチはCOREDO室町1の3階にある鳥料理の店にお邪魔した。地下には三和という名古屋に本店がある親子丼で有名な店があるが、お邪魔したのは創業85年の鶏肉店が経営する『銘鶏焼とり鳥仙』というお店。

店に入ると職人さんがガラス越しに炭火を使って盛んに鶏肉を焼いている。隣ではもう1人が丼や小鉢を用意しながらその補助をしている。ランチメニューは鶏まぶし飯、鶏つくね丼、鶏唐揚げ丼、鶏レバー丼の4種類で全て1000円。鶏まぶし飯はそぼろと雉焼きが載せられていて、お茶漬もできる、とある。他にも興味があるが、鶏まぶし飯をオーダーする。

目の前で作るメニューを見ていると鶏まぶし飯と鶏レバー丼が断然多い。やはり女性にはレバーが人気があるのかも知れない。

10分は待たなかったと思うが、鶏まぶし飯が到着。丼、サラダ、漬物さらにわさび・ネギ・三つ葉の出汁茶漬けセット、湯飲みに入った鶏スープが乗っている。色を見て気がついた、これは鰻のひつまぶし風に焼き鳥をアレンジしたメニューだということを。

山椒を振ってまずは普通に半分食べる。雉焼きの肉も香ばしくて美味いが、そぼろの挽肉が粗挽きで味わい深い。たっぷり具が乗っていて贅沢な丼である。

半分くらい食べたら先程の薬味を乗せ、スープをかけて食べる。ここですぐにスープをおかわりしてこれが到着次第、継ぎ足してスープ茶漬けは熱く美味くなる。

サラサラとあっという間に完食、夏バテ時期にはいいかもしれないが、本日はもう食い終わったかという感じ。量を求める場合は鶏まぶし飯(大・1600円)もある。スープも美味く、堪能しました、ご馳走さまでした。

銘鶏やき鳥鶏仙
中央区日本橋室町2ー2ー1 COREDO室町3階
0362252008

報国寺を歩く

2019-04-04 05:00:07 | 日記

『古刹を巡る』その49。浄妙寺を出て、桜の咲き誇る小道を戻り、金沢街道を右に曲がる。次の信号を左にわたると報国寺への参道となる。すぐに山門が見えてくるが、中に入ると苔をうまく使った庭が広がる。


報国寺は1334年、つまり鎌倉幕府が滅んだ翌年に天岸慧広により創建された臨済宗のお寺で開基は足利尊氏の祖父家時とも上杉重兼とも言われる。一般には竹の寺として有名だが、本堂の前には2本のソメイヨシノ、いずれも満開である。


拝観料200円を支払い中に入るが、素晴らしい竹林と庭園が迎えてくれる。苔むした地蔵たちが並び石塔もある。


奥の方には崖を掘り、祠が作られていて足利氏一族の墓もある。今は崩落の危険があるため、側には寄れないが。竹林を巡ると空が見えないほど密集して立っていて京都嵐山の小道を彷彿させる。


外国人観光客を中心に混み合ってはいたが、静寂は保たれ、土を割って出ようとする筍も発見できた。もう少し時間があれば奥の茶室『休耕庵』で抹茶をいただくのもよいだろう。


浄妙寺を歩く

2019-04-03 05:00:35 | 日記

『古刹を巡る』その48。寺歩きも久しぶり、今回は約15年ほど前に歩いた鎌倉五山の5番目である浄妙寺から歩く。場所は横横道路朝比奈ICを降り、鎌倉霊園を抜けて渋滞の中ようやくたどり着いた。

鎌倉33観音霊場第9番にもなっている古刹は1188年に源(足利)義康の子である足利義兼により開基されたもので足利尊氏の父である足利貞氏の墓もある。このため、貞氏の法名を取ってこの名前とした。

金沢街道沿に駐車場もあり、ここに車を止めて寺に向かう。途中、左右は桜並木となっていて50mほど行くと山門に到着。拝観料200円を支払い階段を上る。左右には紫陽花やツツジが植えられていて季節になれば美しいだろう。まだ、境内の桜は3分咲き程度。その先に本堂が見えてくる。残念ながら仏像は公開されていないが、奥の方にいらっしゃるのは確認できる。本堂横にはシャクナゲ、今からが満開となるようだ。庭園も残念ながら見ることはできず、茶室の横から階段を上ると熊野神社の鳥居も見える。

前に来た際には猫が何匹かいて可愛らしかったが本日は会うことはできなかった。それでも御朱印をいただき、次は報国寺を目指す。

日本の酒情報館を訪ねて

2019-04-02 05:00:50 | 日記

『お酒に関するエトセトラ』その3。今回は西新橋にある日本の酒情報館に行って色々と勉強してみた。お酒の情報館は虎ノ門駅と新橋駅の中間くらいに位置し、ビルの1階の目立たないところにあるが、さかばやしが吊るされているのでこれを頼りに行くといい。

日本酒造組合中央会が運営しており、大昔は銀座4丁目、その後、このビルの近くに移転したが、再開発になり、今の場所に移った。入場は無料で日本酒の醸造法から健康への影響、色々な銘柄などがわかる展示スペース、ここにはお酒の知識を持ったコンシェルジュがいる。また、試飲もできるが、以前に比べて沢山の、また有名銘柄も試すことができる。

それでは仕入れた知識からいくつか質問をしてみたい。
①日本酒の定義が酒税法では決まっていますが、それはどういったもの?
正解・これは基礎知識だが、私は全く知らなかった。日本酒の定義は米・米麹・水を発酵させて濾したものの中でアルコール分が22度未満のもの。(この材料に清酒の粕を加える、または清酒に清酒粕を加える場合も含む)となっている。

②同じ醸造酒でもワインと清酒の製造法は異なるが、その最も異なる点は何か?

正解・この答えはワインの原料であるブドウ汁には糖が含まれていて、これを酵母で発酵させるだけである。しかし、清酒の材料である米は糖分はなく、米に含まれるデンプンを麹で糖化とともに酵母で発酵、この2つを並行して行なう並行複発酵という複雑な製法で行う点。

③酒の製造法でよく聞く『三段仕込み』とはどういう製造法?
正解・蒸米を作り、麹を混ぜて酒母にし、これに酵母と水を加えて醪を作るが、その際に初日に初添え、3日目に仲添え、4日目に留め添えと3回に分けてゆっくり酵母の増殖をはかる手法をいう。

いくつ解りましたか?ちなみにお酒の情報館は外国人で大混雑、日本酒ブームを反映したものだが、あまりにその関心の高さに驚かされた。

フレンチ サック(再訪)〜吉祥寺グルメ

2019-04-01 05:00:23 | グルメ

3月は別れの月なのか、どうも私の周りで馴染みの店の閉店が相次いでいる。人形町のコンビニ、近くの馬肉料理を出す居酒屋、吉祥寺でよく使ったシュークリームの店、昨年末から数えるとスペイン料理のふくろう、蕎麦屋のよしむら、また、閉店ではなく場所が移るのは吉祥寺のお菓子屋やロジャース。その中で吉祥寺でたまに行ったフレンチの『サック』も来月15日で閉店することになり、最後のディナーにお邪魔した。


入口にはフランス国旗、店の名前のAがエッフェル塔でおしゃれなのは変わらない。店にはすでに2組、我々は一番奥の席に座る。コースを予約していて、まずは生ビールをお願いする。

最初に小さな前菜(アミューズ)が出てくるが、ハムのテリーヌ。香り深くレッドペッパーがピリ、ビールによくマッチする。

次に帆立のサフランポシェ、帆立をサラダ仕立てにした一品でえんどう豆のムースの上に帆立、さらに様々な野菜、ブロッコリー、色とりどりのパプリカ、レンコン、ズッキーニ、人参、黒大根などが散りばめられていて目でも楽しめる。ムースは甘く、もちろんしっとりとした生の帆立との相性がいい。ここで白ワインをお願いする。ワインは詳しくないが仰っているとおり、蜂蜜のような香りが素晴らしい。


次が魚料理、本日はオーナーさんの故郷である五島産の真鯛のポアレ。鯛の皮の部分をカリッと焼いてふっくらとした身とのコントラストが素晴らしい。ベルモットと白ワインのソースに豆と玉ねぎが入っている。このソースが絶品でもう食べられなくなると考えると悲しくなる。

メインの肉料理は子羊のロースト。いつものチョップ部分ではなくロース、こちらも子羊の骨から作ったソースが美味い。私はフレンチでの肉料理は子羊が最も好きだが、扱い方の巧さには脱帽である。

デザートはクレームドブリュレ、なぜか私の大好きなメニューが続く。キャラメリゼした部分がほろ苦く、甘いカスタードクリームとよく合う。最後にコーヒーを頂くが、量も丁度いい。

オーナーといつもたわいない会話をしながらディナーを頂けるこの雰囲気はなにものにも変えがたい。もう、オーナーの満面の笑顔が見れないのは寂しい。

フレンチサック
武蔵野市吉祥寺南町1ー1ー8 けやきビル3階
05055951232