outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

魚沼市と中越地震と越後三山

2010年06月27日 20時02分49秒 | 退職生活
新潟県魚沼市は土砂降りの雨です

インターネットで調べてみると死者68名、負傷者4805名、家屋の全半壊16000棟、避難住民10万3千人にも上った中越地震が発生したのは2004年10月23日となっていました

当時の僕は、欲張っていた時期でヨット「ホロホロ3世」でフィリピン内をクルージングするのと、キャンピングバスで国内の山登りするのと両方をしていました

2004年に関して言えば、フィリピンでの航海が長引き、山登りの旅が短かった年なんですが、新潟、長野、岐阜、群馬など日本の屋根と呼ばれる地域の山に登っています
そんなんで2004年の夏にはここ魚沼市にも来ていました。

その2004年は新潟県にとって大変不運な年で7月には豪雨で大被害を受けていて、僕らも山に登ろうとしても林道の殆どが通行止めでした

そして10月に地震が発生し、その年の冬には14年ぶりの豪雪でまたまた大変な被害がでました

「自然」とは時にこの様に「これでもか!」と言う様に、「踏んで蹴ってまた踏む」ようにそこに住んでいる人達を痛めつける事があります。

その時に不運にも死んでしまう人もいます

生き残った人の中でも「死んだほうが良かった」と思うほど苦しい思いをする人も少なくありません

家を失うと言う事が、間もなく冬を迎える豪雪地帯の人々には人生を失ったようにも感じたのでしょう。

そんな大被害を受けた小千谷市や川口町、魚沼市などから顔を向ければいつも見えているのが「越後三山」と呼ばれる八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳です

間もなく七月と言うのに山肌にはまだ多くの雪を蓄えて、堂々と立派に見えます

立派に見えるだけでなく、人々を励ましているようにも、優しく見守っているようにも見えます

これらの山に励まされて苦難を乗り越えれた人も多いでしょう。

人は「苦難を乗り越えるほど優しくなれる」ように思います

明るくもなれるように思います。

今の二世議員等が口先で何を言っても、全く的を得てないと言うか・・・「心を持ち合わせていない」のか・・・「人で無い」とさえ感じてしまうのは「苦難や苦労を知らない」からでしょう

特に「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言う様に、若者には苦労をしてもらいたいんですが、苦労するチャンスさえ与えず、仕事を奪い、夢を奪い、間接的に命さえ奪う60歳を過ぎて預貯金や年金で暮らせるにも関わらず、お金と地位にしがみつく、先が見えない人達に堂々とした越後三山や日本の名山を見せてあげたいと思います。

もっと先(20年30年先)を見据えれば、自分達の将来やこれからの若い人達が安心して暮らせる社会を残す為に、今こそ僕の様に遊び「絶対に仕事をしてはいけない」時ではないでしょうか

そんな事を考えながら、雨の降る魚沼市の温泉で数時間を過ごし、コインランドリーで洗濯し、越後三山に手を合わせて、道の駅に戻り一杯呑んでいます

気前良く天気予報はずっと雲と傘のマークを並べてくれているので・・・山は逃げないけど・・・登りも出来ません

カルロス氏が頑張ってくれてホームページに次々と今年登った山の写真と文章がアップされています

体力が無い僕らが必死で登っている山なんですが、その山から貰えた喜びが少しでもお伝えでき、また感じてもらえたらと思います

holoholo3.com のホームページから左の「登頂済山写真」から近畿、北陸の山と中部東海の山の最後の方をご覧ください。

山はええですよ












コメント
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