outdoor life by mizota

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人の選択基準

2010年06月13日 21時13分56秒 | 退職生活
アウトドアのブログなのに最近は「東南アジア移住の奨め」みたいになってしまってすみません

ここまで書いてしまったら、失敗例も沢山聞いているのでそのうち書く事にします

昨日からの予告どおり「発展途上国の女性や男性をお金で釣るような」と言う疑問について書きます

太古の昔から最近まで、女性が一番重要視する男性の選択基準は「生活力」でした

獲物を多く獲る男であり、強い男であり、お金がある男で、これは一部の国を除いて殆どの国がそうです。

当然日本でもお金が無い人より、ある人が望まれます

出来れば億万長者が良いんですが、日本に億万長者は結構居ても、なかなか声が掛かりませんから、女性は仕方なく生理的欲求もあり周辺の適当な男を選んでいるだけで、これは世界中どこに行っても似たようなものです

僕も仕方なく選ばれた一員なんですが多分殆どの人はそうでしょう

分別が無い年齢の女性や、本人に経済力がある場合を除いて「生活力」がある男を選ぼうとするのは当然でもあります。

これはフィリピン人でも日本人でも何等変わりはありません

大きく違うのはフィリピン人にとって日本人や一応先進国と呼ばれている国の人達は「全て」億万長者に見えます

フィリピンでもマニラ周辺は別として地方へ行くと殆ど大きな企業がありません。

女性の場合仕事は店員とか食堂で働く位で高校を卒業して給料が一ヶ月三千円の店員は珍しくありません

平均を言えば一万円位になりますが、殆どが食費に消えてしまいます

日本人でも20万円以下の給料の人が急増しているそうですが、それでも残そうと思えば預貯金ができます

しかし一万円では殆ど不可能なんです。

給料が15分の一とか20分の一と言うのを単純に考えれば物価も食料品などはある程度納まるんですが、100万円のお金と言うのはフィリピンで給料が一万円の人にすれば一生どんなに頑張っても貯める事が出来ない金額になります

一万円の人の生涯の総収入は年金も無く40年働いても500万円ほどです

日本人で一生どんなに頑張っても貯める事が出来ない金額と言うと、人にも拠りますが一億円以上だと思います。

年金でさえ25万円ある人は一億円持っているのと変わらないのが現実で、公務員となると平でさえ生涯の総収入は五億円になります

ここで公務員とフィリピン人を比較するのは少し無茶ですが100倍の違いがあるわけです

では日本で百倍の人を一般の人が見れば億万長者どころでない事になります。

今の公務員の平均支給額は一千万円ですから、その100倍は10億円です

フィリピン人が日本人を見ると、日本の一般人が年収10億円の人を見ているのに似ています。

日本でもそんな人は殆ど居ませんから一部上場企業のオーナー社長か息子辺りと思ってください

それが年収1億円であっても、殆どの女性はその人から声を掛けられたら、好きな男性がいても乗り換える可能性は大きいと思います。

日本でさえ今まで夫を馬鹿にしていた妻が、夫が一億円の宝くじが当ったり、事業がうまく行きだすと急に「あなた~」などと言って来る位日本の女性もお金に弱いようです

日本には定年退職した男性が邪魔で働きに出す女性も多いし、少しでもお金を多く残して死んでくれるのを待っている女性も多く居ます

男の年金が食うに困らない程度あるから、死ぬまでと嫌々でも一緒にいる女性も多いです

厳しいですが現実を言えば、子育てが終わり定年退職した男性に対して平均的女性は・・・
今更帰る所もないし、何とか食べていけるし、男手が要る事もあるし、そのうちお金を残して死ぬだろうからあとは好きなように暮らそうと辛抱しているようです(これは沢山の旦那が死んだ女性に聞いた結果を書いています)

男は全く違うんですが

話は戻って・・

フィリピンでは10万円しか年金が無い人でも年収は120万円となり、そうなると急激に倍率も違って一千万円位の感覚にはなるんですが・・・

そして現実に日本人が生活するとなるとフィリピンでも10万円位は必要なんですが、それでも10万円で生活が出来ると言うのは夢のような事なんです

だから一生懸命尽くしてくれるんです。日本ならそうはいきませんが・・・

日本とフィリピンの大きな違いは宗教にもあります

今の日本人に宗教は無くなって、神はお金になってしまっていますが、それでも積極的にお金持ちに近づき捕まえようとする女性は少なく、声が掛かるのを待っているようです

宗教を持つフィリピン人はキリスト教の教えに従って「求めよさらば与えられん」で求めてきます

だからもし貴方がフィリピンに行って、それほど高くない市中のホテルに滞在し「彼女を探している」と何人かに言えば、希望者が次々と名乗りをあげてきます。(日本人がツアーで使うような高級ホテルはダメです。一泊2千円かそれ以下なら大丈夫です)

高校生から、大学生、独身女性から子持ち、旦那持ちの女性まで様々な女性が来てくれるでしょう

最近の日本女性は生活力がある人が増えて「男の為に過ごす」事を好まず、独身生活を続ける人が多くなっていますが、フィリピンでそれが出来る人は極めて少なく、誰かに付かなければ食べていけないのが現状です

日本の女性もフィリピンの女性も、又男性も、人は殆どお金に弱いものでフィリピン人が特別ではありません。

またお金のある人が貯めこんでいるより、生活さえ難しい人を助けるのは遥かに社会に貢献していると思います

ここまではお金の事を主に書いてきましたが、お金以外に女性(人間)が大事にしているのは「夢」です

でも長くなるから明日にします。

今日の僕達は休養で道の駅が催していた「かっぱ祭り」をみたりしながら終日過ごしました

外は雨が降っていますここでも入梅宣言されたようです

今日の写真は昨日登った人形山です。 春になり雪が溶け始めると山の斜面に手を繋いだ二人の人の形に雪が残るので付けられた名前だそうです

白山信仰の山で鳥居の間に人形山が入って見えます。

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コメント (3)
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