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outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

橘港の潮位上昇

2011年03月20日 20時37分57秒 | 釣り ヨット ダイビング 山登り
気象庁では当時「津波」と言っていましたが、僕が見る限り「潮位の変動」なので、ここではそのように書きます(ここ数日の気象庁の発表も潮位と言っているように思う)

過去の津波記録を見ても「橘湾」は群を抜いて大きな津波が押し寄せているところです

太平洋から紀伊水道に入った津波は、奥に淡路島が横たわっていて、鳴門海峡と友が島水道が僅かに空いているだけなので、水の逃げ場がありません

徳島県4市の市街地の殆どは海抜3メートル以内だから・・・南海地震で大きな津波が来ると人口の半分ほどが家を失うなどの大被害を受けます。

中でも橘湾は湾が腕を広げた様になっていて、奥の狭くなった所に住居が密集しています

そこに、ホロホロを含め6隻のヨットを係留しているんですが・・・

幸か不幸か去年も今年も「津波警報」が出た時は南紀勝浦だったので、どれくらい水位が上がったか知りません。

ただ戻った時から、海底の泥らしきものが、ずいぶん高い位置まで覆っているとは思ってました

今日、ホロホロへウインドラス(アンカーチェーンを巻き上げる機械)の板を取り付けに行った時、良く知った漁師さんを見かけたので・・・

どんな様子だったか聞きに行ってきました

すると

なんとヨットを係留している所では、満潮水位よりも二メートルほど上がって、岸壁の上に置いてあった物が流れ出し、僕らが車を置いていた場所ももう少しで浸水するところだったそうです

震源地に近い那智勝浦でさえ1メートル余り水位が下がっただけなのに

橘港のヨットを浮かせている水面が国道の高さになったと言うんです

そのまま置いていたヨットに被害が無かったのは・・・常錨を打って、ロープの調整をする時、横のヨットに乗り込めるように長めの調整していたのがラッキー?

その漁師は警報が出てすぐに沖に船を出したそうですが・・・夜の10時頃戻ろうとしたら浮遊物がいっぱいで大変だったそうです。

そして・・・南海地震が来たらここは終わりやな~・・・と言ってました

何しろ・・・橘湾の最奥にある「一升が森」と言う山は、大昔の津波で「一升分の土だけが乾いていた」事から名前がついたそうですが・・・

標高は173.5メートルあります

山が成長したのかも知れませんが

何故か理由が解らないんですが、僕は地震、津波が絶対来ると昔から思っている人で、家を買う度にしっかり津波と地震の影響を受けないかを考えてきました

だから今ある家はどれも津波で流れてしまう心配は無いんですが・・・

僕のヨット、ホロホロは・・・僕と同じように・・・山に登るかも知れません

今日の写真は温泉めぐりクルージングで一緒だった、温泉大好き、毎日二回入っていた間もなく79歳になる竹内氏です

毎日何時間も歩くし・・・毎食前に一杯引っ掛けるし・・・今でもいつでもできると言う精力

写真をクリックすると大きく見えます。
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