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かぶれの世界(新)

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誰も止められないトランプ暴走(2)

2025-04-06 15:56:02 | 国際・政治
4日の米国株式市場は史上3位の下げ幅を記録したと、昨朝ベッドの中のラジオ放送で聞いてガッカリして中々起きる気になれなかった。20年余り前に退職金を使って始めた投資は、現在も米国株を中心に私の大事な資産だ。投資に失敗しても家族が生活に困らない範囲に留めている。

投資を始めて数年後にリーマンショックで投資額の半分が吹き飛ぶという悲惨な経験をしたが、その後米国のIT株の急成長のお陰で少しずつ損を取り戻した。幸運にも仕事に関係するIT関連の株式に集中し、米国赴任時代の知合いがまだ現役で適切な判断可能な助言をくれた。お陰で間違った判断で大きな損失を出すことなく投資の世界に生残ることが出来た。

今回のトランプ暴走による市場暴落は昨日までのたった1週間でリーマンショック時の損失のほぼ半分に達した。残念なことに、今では米国に連絡を取り合う知人は一人もいなくなった。生活に困らない範囲とはいえリーマンショック時の損失は本当にガッカリで、誰にも大損したとは言わなかったのだが、郷里の友人は私の顔つきを見てしこたま損したと見抜かれた。悔しかった。

今回は情報収集の源は夕食時に交わすトランプ暴走の会話なので、説明する前から損を見抜かれていた様なものだ。何故トランプ暴走を止められないのか、景気減速で株価が急落したのは明らかなのに「米国民はバカか」というのが我が家の夕食時のメインテーマだ。だが、我々の目には明らかな誤りでも、世界は巨大帝国の米国に対して遠慮がちな指摘をするばかり。

報道によるとマクロン仏大統領は積極的に向き合っているようだ。「欧州の未来をワシントンやモスクワに決めさせてはならない」と国民に語りかけた。だが、現実は各国ごとに景気は異なり、米国抜きの軍事サプライチェーンを作るには10年かかるという。軍事経済ともに格が違うのだ。トランプ大統領はこの現実を見透かして同盟国に相互関税を発動す一方でロシアに近づいている。

そんな事情が見え見えの世界で我が国はどうすべきか。石破首相に期待をかけても、多分何もできないのだろう。何もできないとしたら、個人の投資判断はどうあるべきか。私にはさっぱり分からない。多分、変えることが出来るのはバカだと言ったが米国民しかない。米国の景気がどんどん悪化して生活に困った米国民が選挙で流れを変えるしかない。生きてる間にその景色を見たい。■
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誰も止められないトランプ暴走

2025-03-02 20:50:45 | 国際・政治
私が医者巡りで疲れ果てている頃、我が家は連日トランプ批判を繰り返していた。我が家の夕食時の話題はコメや野菜の価格とか103万円の壁、教育無償化ではなく、延々とトランプ大統領の暴走を非難した。我々にとってみれば内政外交に関わらず彼の理屈に合わない論理に基づく政策は理解できず、世界はとんでもないマフィアの親分に支配されたように感じている。物価どころではない。

特に昨日公開された米・ウクライナ大統領会議の口喧嘩は酷かった。バンス副大統領が口火を切ったゼレンスキー非難の反論を聞いて、トランプ大統領が輪をかけてゼレンスキー大統領を非難したところで打ち合わせは実質終わった。だが私が見た限り多くのマスコミ報道は米国の軍事支援の巨大さという現実に、米国の論理の矛盾(ロシア問題を避ける)を追求して報じなかった。

我が家ではロシアが始めた戦争の責任を追及する声が圧倒的だった。何故米国政府やマスコミ報道までロシアの責任は追及しないのか、米国民の声も聞こえてこないのは私には不思議だった。我が家の息子や家内にはそのような遠慮は聞こえてこない。逆にトランプの祖父はドイツ人でナチ支持(?)、父はマフィア紛いの不動産屋、トランプのやり方はまさにマフィアだと決めつけた。

同居の息子や家内の情報網はSNS経由で驚くべき極端な情報が流れてくる。テレビや新聞経由で知る私より極端な情報を得ている。実際、彼らの意見を聞きながら尤もだということも多い。だが私は自称アメリカかぶれ、長い歴史の中で第2次世界大戦で世界の民主主義を守ったのはアメリカだ。身勝手で人種差別や格差を広げたが、行き過ぎると自ら修正した復元力の強い国でもある。

私が反論すると、家内は遂にアメリカ「かぶれ」を止めたらどうと言い出した。確かに今のトランプ大統領が続くならアメリカかぶれなんて言ってられない。だが日本でもマスコミや専門家は、こういう危機状態になると現実主義者的な報道になってしまう。日本の様な安全な国では政治と金の問題を少額でも追求する一方、米国では何百何千倍のお金が動いても目をつぶる。矛盾だらけで私も何を言ってよいのか分からないと感じる。■
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米国民はトランプの暴走を止めよ

2025-02-22 20:14:42 | 国際・政治
トランプ大統領が就任以来1か月たった。米国では新政権後の100日は高い支持率を示す傾向があり、ハネムーン期間と呼ばれている。だが、この1か月でトランプ大統領はやりたい放題で、世界は彼のやりたい放題をとても放置できない状況になった。このままでは世界は崩壊する。

世界のマスコミはトランプ大統領はゼレンスキー大統領を「独裁者」とか「コメデイアン」と呼ぶ一方で、戦争を始めたプーチン大統領の責任に触れないとWポスト紙は報じた。ロシアに対する批判は「悪い誤り」だと決めつけたという。何故、こんな滅茶苦茶な発言をするのか分からない。

私はアメリカかぶれのヘンテコ占いと称して記事「トランプ2.0は悪くない」を何本か投稿した。米国は世界の民主主義を守り、世界経済の中心となってきたと思ってきたからだ。最初にメキシコやカナダからの違法移民とか麻薬の密輸を防ぐために高関税をかけたのは私は当然だと思っていた。日本でもこんな状況になったら許せず、米国と同じことをするに違いないと思った。

だが、ロシアがウクライナに仕掛けた戦の争責任を認めず、トランプは停戦を唱えながらロシアはウクライナ全土を占領する権利がある発言した。上記のごとくゼレンスキー大統領を独裁者と決めつけたり、ウクライナのアルミなど鉱物資源を米国に引き渡せと要求、凡そ考え付かない暴言を連発したと報じられている。

我が家の雑談では、トランプ大統領を何とかして辞めさせるしかこんなバカなことは止められないというのが結論だ。ウォーターゲート事件で国民の圧力が高まりニクソン大統領が辞任に追い込まれた。Wポストによれば就任1か月後のトランプ大統領の支持率は45%でたった2%しか低下してない。だが、今後も政策を変えなければ支持率が低下し大統領弾劾の圧力が高まるものと期待する。

今のままでは共和党の支持率が低下し、次の議会選挙で共和党は議席の過半数を失ない、大統領の政策は議会で否決されると期待する。米国では一般的に大統領就任後の選挙で与党が議席を失う事態に追い込まれるという。このような形でトランプ大統領が力を失うと予測、或いは期待する。

だが、果たして米国民が政策に失望して正気を取り戻し、トランプ大統領の暴走を止めることが出来るだろうか。私は楽観できないと思う。見方は色々あるが、Wポストの調査によるといまだに共和党支持者のトランプ大統領支持率は上記の調査によれば88%もあるのだそうだ。

最後の手段は長い歴史で築かれた米国特有の手段の大統領暗殺だ。しかし、こんな馬鹿げた手段は何が何でも止めなければならない。世界中の国がポピュリズムで分断されて、民主主義国が無くなってしまう。その為には米国民が民主主義的な手法でトランプの政策の変更、もしくは大統領を弾劾しなければならないと私は思う。復元力のある米国民に期待しよう。■
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トランプ2.0は悪くない(3)

2025-02-09 19:53:16 | 国際・政治
日米首脳会談は米国から安全保障や経済分野で厳しい圧力を受ける恐れのなか実施されたが、今回は何とか無難に終了したようだ。背景には米国にとって最大の難敵中国に対応する為に日本の戦略的地政学的な位置を優先したとの見方があるようだ。会談の前は散々不安を煽っておいて、無難に終わると日本の戦略的価値とか安倍元首相の貢献を持ち上げる何時もの報道と感じた。

トランプ大統領就任後、私はトランプを支持する「ヘンテコ」記事の投稿を続けていると、もしかしたら私はトランプ好きかも知れないと感じるようになった。それでも私は「アメリカかぶれ」であり、このブログの題名「かぶれの世界」を変更する必要はない。問題は、果たしてアメリカは自由民主主義国と言えるか、だ。日米首脳会談の結果は重大な変更を強いるものではなかったと思う。

大袈裟な議論を展開したて来たが、それはさて置き私はトランプがトランスジェンダー選手の女性競技参加を禁止したことに全面的に賛成する。従来この手の発言をすると「差別主義者」と批判されてきたが、彼は恐れることなく明確に禁止した。日本ではトランスジェンダー選手に対しては暗黙の反対があったと思うが、表立って発言することを控える傾向があったと感じる。そういう国だ。

トランプ発言はある意味とても勇気ある意思表明だったと思う。私が若い頃にテニス世界選手権の賞金を男女平等にすべきという運動がおこった時、私はこの男女平等運動にひどい違和感があったのを思い出した。世界選手権とは性別にかかわらず世界で一番強い選手を決めること、人類最強の選手を決めることと。文句があるなら女性選手も参加しろと思った。それは今も変わらない。

逆に現在の「女子選手権」なら女子選手の一番を決める大会であり、トランスジェンダー選手は「トランスジェンダー選手権」で争えばいい。そして同じ賞金を要求しろと言いたい、現実的ではないと思うが。現在は差別という言葉を使ってこの手の議論を抑制する傾向が強い。一方、人間を男女の性別に分けるのは難しいという議論もあるようだ。私は本件についてはトランプの様に単純に性別を決めていいと思う。■
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トランプ2.0は悪くない(2)

2025-02-07 18:13:41 | 国際・政治
ヘンテコ評価第2弾です。前回断ったように私はトランプは大嫌いの自由民主主義「アメリカかぶれ」です。トランプは米大統領就任以来やりたい放題で、好意的でないマスコミ報道が続いている。パレスチナ自治区ガザを長期所有するとの爆弾発言が飛び出した時は世界がぶったまげた。

トランプ側近が米軍派遣などの大統領発言内容を修正するニュース速報が飛び込んで来た時はヤッパリと思い、トランプの暴言に驚いた私も流石に「さもありなん」と思った。だが、私は「ちょっと待てよ」と思い直した。今回の戦争はパレスチナがイスラエルに仕掛けた所から始まった。

マスコミはガザ住民は戦争被害のみ報じるが、ガザ住民がパレスチナテロを育て戦争を始めたことを忘れてはいけないと私は思う。トランプの爆弾発言の狙いが、ガザ住民の子供たちが次々とテロリストに育って行かない様にする為なら決して悪くないと思った。

世界はパレスチナの子供たちがテロリストに育っていくことに何故目をつむるのか私には理解できない。そういう視点からガザの住民を非難する声が聞こえないのは何故なのか。

カナダやメキシコに対する報復関税の場合も、両国からの不法移民と麻薬密輸に対応する為に国境管理を強化すると申し出を受けてトランプは報復関税適用を1か月延期した。私には当たり前の対応の様に思えた。ガザ地区所有はちと乱暴かも知れないが変わらないと思う。

そこで私はもし日本がアメリカの立場になって意思決定することになったらどうするか考える。日本人はアメリカみたいに不法移民が押し寄せてきたら、或いは麻薬が密輸されてきたら果たして黙って受け入れるだろうか考える。多くの日本人はトランプの政策を支持すると思う。

ということで私は「トランプ2.0は悪くない」とヘンテコ評価をする。何故こういう評価を全く見かけないのか、アメリカかぶれの私は不思議に思う。■
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