かぶれの世界(新)

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ウィル・スミスはそんなに悪いのか?

2022-03-31 22:05:14 | 芸能ネタ
久し振りに芸能ネタについてコメントしたい。

3月27日のアカデミー賞授賞式で主演男優賞を獲得したウィル・スミスが、奥さんの病気にジョークを飛ばした司会者にビンタを飛ばしたと報じられた。このニュースを見て酷く違和感があった。脱毛症のため坊主頭で会場にいた奥さんの姿を見て私もあり得ない許せないジョークだと思った。

ところが、現実はウィル・スミスに非難が集中し、米映画芸術科学アカデミーは「いかなる暴力も容認しない」と公式に声明を出した。一方で酷いジョークでスミス夫人を侮辱した司会者のコメディアンのクリス・ロックはその後の公演の入場券が大人気になったそうだ。

私には理解できない。スミス夫人を言葉で傷つけた行為と、平手打ちの暴力と比較してどちらが悪いか、そんなに簡単に決めつけられないと思う。必ずしも物理的な暴力だけが非難されるべきと思わない。言葉の暴力が評価され人気になるなんてアメリカ人は恥ずかしくないのか。

例によって我が家の夕食時の議論では珍しく家内と意見が一致した。我が家では非難されることを覚悟して司会者を殴って奥さんを守ったウィル・スミスの勇気を称賛する声が続いた。アメリカかぶれの私だが、この件ではアメリカ人の考え方が理解できない。■
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悪魔の高齢者のコロナ論

2022-03-29 20:30:58 | 健康・病気
昨日の日本経済新聞朝刊は「コロナ下で感染を避けるため高齢者の認知症治療が22%減」と報じていた。「高齢者の受信控えは健康寿命が短くなる恐れがある」と全日本病院協会会長の警鐘を伝えていた。高齢者の社会活動時間が20年1月の週330分が、1年後に180分に減ったという。

コロナ感染が落ち着いた昨年12月には歩行訓練等のリハビリ受診者はほぼ元に戻ったが、認知症薬の処方患者数は同11%減と低水準のままだという。このような「医療と介護の連携」が上手く行ってないと身体機能が衰え、放置すると要介護認定者が増え、医療費・介護費が増えるという。

田舎で一人暮らしの母が死ぬまでの約15年間を退職後に見守った経験から事実だろうと思った。母は数年間在宅介護を受けていたが、脳梗塞を発症し3カ月入院、リハビリセンターで半年訓練し、その後介護施設で死ぬまで過ごした。母は体を動かす機会が減るに従い身体機能が衰える一方で認知症が徐々に進行し、最後には私が誰かも分からなくなって老衰で死んだ。

リハビリセンターで歩行訓練を受け歩けるまで回復したが、介護施設に入居後すぐに車椅子生活に戻った。介護施設の職員数は限られており、リハビリセンターの様なプロの訓練を続けることは不可能だった。コロナ下でフレイル状態にある高齢者が要介護者になるのは避けられない。

だが、国全体で見た時にコロナ下で我が国の高齢者の死者数が増加したようには感じない。具体的なデータが手元にないが、コロナ前とコロナ後の高齢者の死亡数に大きな差がないと推測する。死亡者の殆どは持病のある高齢者であり、残された人生はそれ程永くないと思われる。

世界のデータを見ると米国の累積死者数は100万人近く、米国の平均寿命が短くなった可能性がある。一方日本の死者数は殆どが持病を持つ高齢者で約2.8万人と報じられている。換言すると、もともと死期が近い高齢者が亡くなっているので、平均寿命にそれほど変化がないと思われる。寧ろ長くなった可能性がある。もうコロナ対策は不要というのが我が家の夕食時の悪魔の会話だ。

悪魔の高齢者の私は、死者数の多い欧米は高齢者人口の減少によって、結果的に社会保険費用が節約でき国の財政が改善されると見る。実際、日本の場合も20年度の国全体の医療費は前年度比3%減と過去最大の減少幅となったという。テレビに登場する医療専門家はコロナ対応のみ指摘して、医療全体像が見えてない印象がある。医療費に拘る医師会先生達はもっと悪魔になったらどうですか。■
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想定外の出来事(2)投資損益に一喜一憂

2022-03-26 21:54:31 | 社会・経済
先月末にロシア軍のウクライナ侵攻で欧米日がロシア経済制裁すると資源価格が高騰する一方で株価が急落し、私の金融資産価値は急降下してしまった。今月8日には年初来7%弱も値下がりしてしまった。リーマンショック時はもっと酷かったが、それ以降では最悪の下げだった。ウクライナ戦争が起こったら最悪事態になると覚悟していた、いわば想定内の出来事だった。

だが、今回は一度泥沼に落ち込んだ後に幸運が待っていた。米連銀(FRB)が物価上昇を抑える為金融引き締めを決定すると急激に円安が進む一方で、米企業実績が予想以上に好調で株価の回復とドル高が同時に進んだ。米国から帰任後に投資した米企業株が軒並み値上がりし、今月初めに下落した金融商品の損を取り戻した。米国一人勝ちというのが私の印象だ。

だが、実はもう一つの勝者がいた。ウクライナ戦争が始まると凄い勢いで資源価格が高騰し、ブラジル・南ア等の資源が豊富な新興国の経常収支が改善し、株価と通貨が追っかけて上昇したのだ。私は新興国の投信を多少保有するという幸運が重なった。8日を底にたった10日で年初来の損を取り戻し、更に1週間で3%の益を得た。この二つの勝者に投資していたのは嬉しい想定外だった。

ウクライナ戦争で世界経済は下方修正が続いており、エネルギーの8割を輸入に頼る日本経済もマネー流出し円安が続くだろう。もし私が日本発の金融商品を持っていたら、今も8日迄に喫した酷い損を取り戻せず悔しい思いをしているはずだ。今のところは想定外が私の資産にプラスに働いているが、今後ウクライナ戦争がどの方向に向かうか予想が出来ない。■
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小さな論争

2022-03-25 21:30:37 | スポーツ
サッカー日本代表が昨日の夕方ワールドカップ出場を決めたとニューステロップが流れた時、どのテレビチャンネルでも映像を扱ったニュースが見られなかった。やむを得ずYouTubeで数分の短縮ニュースを見た。私の目には迫力に欠けた編集で物足りなく感じた。

今朝6時に目が覚めてラジオでNHKニュースを聞くと大相撲の結果しか報じなかった。6時半ば過ぎにテレビを見ながら朝食をとった。私が何故どのテレビ局もワールドカップの結果を伝えないのかと少し苛立って疑問を口にした。そこから「小さな論争」が始まった。

息子は「そういうことはよくある、特別なことではない」と主張した。彼はダゾーン(Dazn)で試合を見ており、NHKも例外なくテレビで流すニュースは都合の良い偏りがあるという。確かに例えばテレ朝は自社主催の高校野球を重点的に報じ、子供を酷使する選手起用に異を唱えない等の偏向報道もあった。それは日本テレビの巨人重点報道も同じだと私は思う。

だが、視聴料を取って国民向けの報道をするNHKはそんな偏向放送姿勢は許されない。私は熱くなってウクライナ侵攻でロシアの偏向報道で国民を誘導する問題を見たばかりじゃないかと言った。だが、息子はNHKでも自局の報道に都合の良いネタを重点的に報じることがあるよと言い家内も同調した。NHKでもそういう番組を見た経験のある私は反論出来なかった。

近年、テレビは見ないでネットでニュースを見る若者が多いという。米国の大統領選挙でトランプ支持者が既存の報道ニュースを信じず、FOXニュースやネット情報を見て過激な行動に走ったと報じられた。彼等から見るとNYタイムズやCNNもフェイクニュースということになり、国を分断する原因になった。ウクライナ侵攻では欧米とロシアが国レベルで報道内容が分断されている。

なんてこと思ってるうちに息子は出勤して行った。7時になりNHKニュースを見てると、スポーツコーナーになり最初にW杯サッカー予選で日本代表が豪州に勝ったと映像付きで報じられた。「あっ、サッカーやった」と家内に言って私の発言を訂正し論争を終えた。■
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想定外の出来事(1)

2022-03-24 20:35:59 | 日記・エッセイ・コラム
一昨日の突然の気候変動には驚いた。前日になって急に天気予報が冬に逆戻りし、雪が降りそうだと報じられた。それまで連日4月とか5月の暖かい気候といい、実際その通りで近くの通りや公園の桜の花が開きかけていた。一体何故急に冬に逆戻りしたか全く分からない。

雪がちらつく新宿駅前の様子をテレビは報じていた。郊外の自宅周りでも昼頃になって朝よりも気温が下がりみぞれ模様になった。普段は花粉症の息子の洗濯物だけ干す居間の窓に沿ってカーテンレールに、家族全員の洗濯物を干した。そして、暖房は控えめにした。

報道は、電力需給逼迫で既に供給能力の97%に達した、最悪広域停電が起こるかもしれないと史上初の緊急の節電を呼びかけていた。東京は朝からの雨が雪に変わり、その日は1日中家に籠らざるを得なかった。後からの報道では午前中最悪107%まで需要が増えたらしい。

だが、午後になって大臣の再度の節電要請を受けたのか、90%程度まで電力使用が減ったとその日の夜のニュースを見て再び驚いた。都心の繁華街や東京タワーなどの灯が消え、都民が一丸となって対応した結果なのだろう、日経は心持たないと批判したが日本人って凄いなと感心した。

次の日の朝ベッドで血圧を測定すると146-79-53になっていて再び驚いた。1日中運動をしないと直ぐに結果になって表れた。幸い昨日は肌寒いが青空が見える天気に回復したので、早速午前中にいつもの散歩に出かけた。是政橋から見た富士山は灰色の空を背景にくっきり見えた。

向陽台から南に向かい稲城駅前のゴチャゴチャ感のある旧市街地を通り、中央高速の出口の大橋を通って帰った。距離14キロの長い散歩にしたのは長年の経験で血圧を下げたいと意識してのこと。今朝は早速その効果が表れたか、血圧が想定内の132-82-56まで下がっていた。

血圧が下がったのは想定内だったが、反応が早すぎる気もした。血圧や糖尿病などの習慣病は4月から6ヵ月分の処方箋が出せるようになるというなニュースが昨日流れた。突然の判断のようだが医師会の反対があった診療費アップとバランスを取る形を取ったという。結構なことだ。■
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