かぶれの世界(新)

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2025年の日本をヘンテコ占い

2025-01-13 17:44:47 | テレビ番組
この記事は1月2日に作成したものです。年末年始にマスコミが報じた我が国の冴えない姿を見て、今年の日本はどうなるのか不安に思ったという内容です。

昨年の暮れから左骨盤辺りに痛みが出て、外出もままならず殆ど家に籠りきりでいた。結果的にテレビばかり見て過ごした。印象に残ったのはバドミントンの日本選手権と紅白歌合戦だ。最初に断ると本稿はテレビで見た印象から今年の日本がどこに進むかの予測だ。そんなもので今年の予測をするなんて馬鹿馬鹿しいと思うだろう。全くその通り、なので表題を「ヘンテコ占い」とした。

この数年は桃田が無敵の世界チャンピオンになり、お陰で男女の単副から混合まで日本人選手が世界レベルで活躍するようになった。その結果バドミントン大会のテレビ中継が増え、バドミントンファンの私は頻繁にテレビ中継を見た。だが、桃田が不運な事故でオリンピック等の大会で大本命の金メダルを取れず、他の種目でもメダルが取れず次々と敗退してしまった。

その結果、バドミントン関係のテレビ中継が次々と消えて行った。今回の日本選手権に出場した選手やペアは殆ど知らない人達だった。パリ五輪で唯一の銅メダルを取った混合チーム「ワタガシ」は解散し、30代前後のかつての世界レベルの選手と新しいペアを組んだが優勝には至らなかった。唯一高校生の女子単選手が日本一になっただけ、他に期待できる若い選手は現れなかった。

次に大晦日の紅白歌合戦で、最近世界的人気だと言われている歌手達の歌がどんなものなのか興味があった。だが、残念なことに聞いたことがある歌手の名前は2,3人、他の歌手は名前も曲も聞いたことがなかった。初めて聞く曲は後期高齢者の私には知らない曲で惹かれることもなく、とてもついて行けなかった。近年になって世界的人気というシティポップスは誰も出場しなかった。

これらの出来事から私は最近の出来事とマスコミ報道を結び付けて、日本の未来を考えてみた。年末
年始のニュースは能登半島の大地震の被害者の声を次々と伝えていた。彼らは殆どが高齢者で地震や大洪水の災害からの回復に難儀する悲しくなる声だった。被害の大きさは神戸大震災や東日本大震災に比べて圧倒的に少ないが、これでもかといった調子で報じるマスコミに違和感があった。

神戸は大地震2週間後に回復モードが町に溢れ、東北地方の被災の悲惨さは桁違いに大きかったが前向きに取り組む多くの人達が報じられた。能登半島に住む高齢者が難儀するのは全くの事実だが、それでは誰も彼もがっかりするだけで元気付けられず、最悪のマスコミ報道の姿だと思う。この手の報道は、想像するにマスコミに関わる人達も等しく老化した為ではないだろうか。

例えば、マイナンバーカードの普及が進まない、保険証や免許証などとの共用が進めばとても便利になるのは間違いない。だが、高齢者にとってはマイナンバーカードへの切り替えは大変だ可愛そうだとマスコミは伝えるばかり。むしろ皆でマイナンバーを推進しよう報じるべきだと後期高齢者の私は思う。マスコミはマイナスの方向を報じるのが大得意、あるべき姿の逆方向だ。

こんな我が国の傾向は今年も続き残念ながら日本の進むべき方向を定めるだろう。多分、これが民主主義世界の日本が進むヘンテコな道だと私は予測する。私が見たNHKのプロジェクトXが唯一能登半島炊き出し地元を支えた姿を描いていた。日本に負けず米国もドイツもフランスも頑張ってヘンテコな道を進むだろう。そしてその後で各国の復元力が問われている、ヤッパリ米国かな。■
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パリオリンピックの出来栄え

2024-07-29 20:07:01 | テレビ番組
旅行から帰った二日目の先週金曜日からフランスのパリで夏季オリンピックが始まった。前日パリから四方に伸びる新幹線を狙ったテロが報じられたが、国立競技場ではなく異例のセーヌ川で実施された開会式から無事に競技は進行しているようだ。仕事で一度だけパリとアンジェに行ったことがあるが、私にはセーヌ川沿いの道を歩いたが何とも景色が思い出せない。

セーヌ川を下る観光船に乗った各国選手団が手を振るテレビ中継を見た時は、ああー100年振りにオリンピックが始まったと思った。素晴らしい仕掛けだ、フランスは中々やるじゃないかと思った。今後オリンピックが開催される国々でも真似されるものと期待した。だが、途中からセーヌ川沿いで仏芸能人らしき人達のダンスを長々と見せられてややうんざりした。

だが、最後に長く闘病中で老け顔だったセリーヌ・ディオンが「愛の賛歌」を歌う元気な姿を見て涙が出そうになった。90年代半ばに米国で仕事をした時が、彼女の全盛期だったと思う。毎日のようにテレビやラジオから彼女の歌が流れていたのを思い出し、当時の彼女を忍ばせる姿を見て思わず涙がこぼれそうになった。

私は日本のバドミントンやサッカーがオリンピックで活躍するのを楽しみにしてた。2003年に早期退職後に市内や故郷のクラブで趣味のバドミントンを楽しんだ。だが、東京大会で期待されたバドミントンが不調に終わり、今大会のテレビ中継が激減した。一方サッカーは人気があり男女ともに期待通りに活躍しそうだ。こんなに成績と放送時間が比例するのは少しイラつく。

正直言うとそういう私も、日本人選手が活躍すると競技種目に関わらずテレビ中継を見たくなる。オリンピック種目に限らない。このところのMLBの大谷選手の大活躍があると、毎日のようにテレビ中継録画を見る。また、ネット検索して詳細な情報を調べる。家内は日米ともに野球ファンではなかったが、今やMLB野球について私よりかなり詳しくなり教えを乞うようになった。

オリンピックが成功するかどうかは、スポーツファンがSNSやネット検索等によって詳細な情報を知った上でテレビ中継を見るかによるのではないだろうかと思う。スポーツに限らず政治やビジネスでも成功するか否かはSNS次第なのかもしれない。パリオリンピックはその点で成功してるのではないかと思う。■
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日英刑事ドラマ比較

2023-12-18 17:53:11 | テレビ番組
田舎での一人暮らしを長年続けた結果、テレビドラマを一人で見る時間が増えてきた。田舎では1日2,3本の刑事物を見るようになり、初めは「相棒」等の日本物をよく見たが徐々に英国物にハマった。私の好みベスト3は「刑事モース」・「ルイス警部」・「刑事フォイル」だ。英国を代表する探偵シャーロックホームズとか近年人気の女性警部ではない。

この記事を投稿する為に英国ミステリードラマの人気ランキングをネット検索すると、全く違うドラマがランクインしており驚いた。私は数年前に家内から「刑事モース」が面白いと勧められたのを機会に、英国の刑事物が好きになり「刑事フォイル」や「ルイス警部」を見るようになった。

日本の刑事ドラマに比べ英国物は殺害シーンが少なく、謎解きに重点を置いた展開のように感じる。日本物は終盤の20-30分の時間を使って犯罪を詳細に解説して終えることが多く、私は見ていていささかうんざりする。一方、英国物は沢山の容疑者が登場し、最後まで誰が犯人か謎に包まれたまま終盤まで物語が展開するというスタイルの違いがある。

それが英国ミステリードラマの特徴だと思うが、最近よく見ている「ルイス警部」は謎解きが行き過ぎて途中で訳が分からなくなる。私は訳が分からなくなるとついつい居眠りしてしまうこともある。後期高齢者になりその傾向が強くなった、認知症の傾向が出て来たのかもしれない。家内はドラマの途中で登場する人物を記憶していて犯人の可能性を指摘し私をキョトンとさせる。

そんな私を見て家内は私を揶揄う。だが、彼女も「ルイス警部」では登場人物が多岐にわたり複雑すぎる、「刑事モース」の方が展開がシンプルで分かり易く楽しめたと指摘する。一方で日本物はストーリが更にシンプルなのに、最後の解説に必要以上に時間をかけすぎる。

これは国民性の違いだろうか。結果として私は英国英語を毎日聞くものだから少し聞き取れるようになった。と言っても米語だって今は殆ど聞き取れなくなってしまった。家内は日本の刑事物は好みじゃないと言って全く見ない。家内も英語は聞き取れないが、吹き替えより字幕を好む。

私も日本物刑事ドラマを見なくなったが、一つだけ今でも好んで見る刑事ドラマがある。それは「こちら本池上警察署」で、残酷な犯罪シーンが無く市民との触れ合いを重点的に描いた異色の刑事ものだ。というより、心が温まる刑事「ホームドラマ」みたいだ。■
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失望のシティポップ

2023-11-12 14:01:44 | テレビ番組
昨夜録画したBS朝日の音楽番組「シティポップ・スタジオ 今聴きたい名曲」を見てがっかりした。80年代に覚えのある曲や歌手が出てきたが、曲を聴いても期待したほど魅力的じゃなかった。私は歌の上手い下手は分からないが、魅力的な出来栄えの音楽番組には程遠かった。

90年代末に帰任し2003年に退職後は竹内まりやのファンになった。他にも高橋真梨子・稲垣潤一・中西保志等が好みでYouTubeなどで聴いていた。私は最新の曲には付いて行けなかった。90年代半ばから米国で仕事をし、カントリーやジャズに触れたのも一因だろう。

数年前にシティポップが海外で話題になっていると初めて聞いた。海外で人気という「プラスティック・ラヴ」は知らなかった。続いて海外で松原みきを始め同時代の曲がシティポップとして世界的に広まった。勿論、どんなシティポップでも好きだった訳ではなかった。だが、初耳の松原みきの「真夜中のドア~Stay With Me」は悪くなかった。

ところが、冒頭で紹介したシティポップスは、私的には音楽番組としては最悪だった。質の高い音楽番組を期待したが、どれもこれも楽しめなかった。若々しかった歌手がその後ヒット曲に恵まれず、30-40年後に突如再び脚光を浴びたが、最早衰えを隠せなくなったように感じた。聴いてて辛くなり、途中で早送りしながら見た。

或いは、歌手の声を魅力的に見せる音響効果とか番組の作り方が拙かったのかもしれない。何れにしろ、せっかく盛り上がったシティポップの人気がこれでは台無しになると心配だ。YouTubeには多分歌手がベストの時の作品がアップされているはず。60-70歳になった歌手に若い頃のように唄えと言うのは、厳し過ぎる無理な要求なのだろうか。■
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再々「刑事モース」

2023-06-18 17:09:14 | テレビ番組
田舎暮らしをなるべく経済的に過ごせるよう母が死んでから電力契約から電話やネットワーク・テレビ等の契約を見直した。一人暮らしの高齢者にとってテレビはとても大事で、特に2カ月前に病気してから家に籠りテレビが更に重要になった。しかし、上記理由で番組の選択が限られていた。

先週日曜日に新聞の番組欄を見てると、普段見ないBS11に「刑事モース」の名前を偶然見つけた。数年前に東京の自宅でWOWWOWチャネルで家内と刑事モースの再放送を見るようになった。英国で人気の刑事番組で珍しく家内と好みが一致して、二人で犯人の当てっこをした。英国の刑事番組は他にも沢山あり、概して出来が良く少なくとも我々にとっては好みだった。

だが、田舎の実家では有料のサービスは全てキャンセルしたのでモースを見ることは出来なくなった。日曜日の午前中はBS11で再びモースを見る時間になった。従来ならば山裾歩きかサイクリングに出掛けるか、昨年までならジョギング、数年前までならバドミントン大会に出た。

先週「刑事モース」を見た時、すぐに以前見た再々放送だと分かった。東京にいる間に再放送を何度も見た記憶もある。だが、全然問題なかった。番組の所々に記憶のあるシーンが出てくるのだが、番組の大まかな筋や肝心の犯人まで記憶がなく、新しい番組と同じように楽しめた。

実は、東京にいる時に家内と再放送を複数回見た時にも同じことが起こった。私が番組の粗筋を忘れて見ている時に、彼女は記憶は確かで私に指摘することが何度もあった。しかも、番組の何でもないシーンが後で明らかになる犯人を示唆するものだと解説までした。

私の記憶力の衰えのせいか、或いは認知症が徐々に進んでいるのかと思った。だが同時に、彼女は若い頃から自宅に招いた私の同僚や友人の名前をよく記憶して驚かされた。多分、遺伝的にそういう才能があるのだろうと思った。今になってもその才能の差が続いていると思う。彼女は政治家には極めて重要な才能だと言った記憶だけ残っている。私にはない。

しかし、そのお陰で何度見ても「刑事モース」や「刑事フォイル」「ルイス警部」等を新鮮に楽しめる。しかも無料で。番組の筋は忘れるけど、好みかどうかは明確だ。日本や米国の刑事ドラマではダメなのだ。ネットによると、「見始めたら止まらない癖になる」のだという。私もそうだ。■
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