今年の確定申告はe-Tax改変で最初苦労したが無事終了した。気になっていたのは2年越しで売却した田舎の不動産の申告をする必要があった。昨年まで使ったe-Tax上で考え悩んでいた。私はやる前に色々考え過ぎて悩み、頭でっかちで気持ちが不安定になる傾向がある。今回もそうだった。
入口で手間取る
実際に取り掛るとそれより前の入口で手間取って中々本番に入れなかった。国税庁から受けた確定申告の案内のメールに従いホームページに入り、本人確認のためマイナンバーを使い3つのステップ毎にパスワードを思い出すところで次々と壁にぶつかった。
実は、その前に1年に一度しか使わないカードリーダー(Sony)のセットアップで手こずった。次に誤パスワードを入力して、目的と異なるパスワードが続けて拒否され今度間違うとカードが無効になると警告が出た。祈る気持ちで3回目のパスワードが受け付けられ、市役所に行く必要が無くなった。
ブラウザー
やっと本番の申告データ入力に取り掛ろうとして、今度はブラウザーが違うと拒否された。e-TaxはマイクロソフトのEdgeは使えず、従来のIE(Internet Explore)しか受け付けなかった。実は昨年パソコンのセキュリティ強化の一環(の積りで)でEdgeに切り替えた。その時e-Taxの互換性は確認しなかった。
今となってはEdgeの選択が正しかったかどうか分からない。国税庁がEdgeの対応をしないということは、少なくともEdgeがそれ程普及してないことを意味する(逆に普及率が低いとブラウザーを狙うウィルスも少なく安全とも言える!?)。私の使用感覚で言うとIEより安全な気がする。ともあれ変更!
e-Tax本体は改善され効率的
やっとデータ入力を開始すると、不動産所得とか投資関連の分離課税申告などとの連携が格段に改善され、且つ操作性も良くなった。データ入力は効率的であっという間に作成できた。昨年までの経験で必要な情報を事前に準備しておいたので、あとは機械的な作業で済ませられた。
実はデータ入力部分で唯一手間取ったのは冒頭紹介した不動産売却の申告だった。私はてっきり不動産収入として処理するのだと思い、何度かトライしたが上手く行かなかった。だが、不動産売却は株式売却と同じ譲渡益として申告すべきだった。それに気付いてやり始めたら簡単だった。
初めての不動産売却
ただ不動産売却に係る必要経費の範囲がよくわからず、取り敢えず関連する費用を全て記入した。費用集計の為に確定申告提出の前に一度田舎に戻って確認することも考えた。最終的に家計簿を見て概算値を入力したが、提出前の申告書を見ると事前予想を上回るかなりの額の控除がされていた!
予定より早く処理が終わったが、それならそれでやりたかったことに時間を割きたく、必要経費はそれ以上細かく検討せず概算で提出した。出口では最初苦労したマイナンバーの扱いも問題なかった。確定申告の受付が始まった最初の日曜日の24日の税務署前の長い列に並ばなくて済んだ。
e-Taxは手入力より便利だが改善の余地あり
e-Taxでネット申告は断然効率的で時間節約になるし、翌年の申告にも利用でき便利だ。隣家を建て直している大工さんに聞くと、毎年5万円を払って税理士に確定申告を代行して貰っているという。だとすれば、今回のe-Taxで苦戦しても悪くはなかった。
だが、最初に苦労したマイナンバーに係る処理は、現時点での改革がまだ緒に就いたばかりであり失望した。年金や医療費や保険料などの各種控除はマイナンバーで紐付けすれば自動的に処理できる。全国的な時間の浪費であり最優先で改善すべきだ。と言っても、国税庁以前の政治的な問題だ。何れにしても1年に1回の頭痛の種が無くなりホッとした。■
入口で手間取る
実際に取り掛るとそれより前の入口で手間取って中々本番に入れなかった。国税庁から受けた確定申告の案内のメールに従いホームページに入り、本人確認のためマイナンバーを使い3つのステップ毎にパスワードを思い出すところで次々と壁にぶつかった。
実は、その前に1年に一度しか使わないカードリーダー(Sony)のセットアップで手こずった。次に誤パスワードを入力して、目的と異なるパスワードが続けて拒否され今度間違うとカードが無効になると警告が出た。祈る気持ちで3回目のパスワードが受け付けられ、市役所に行く必要が無くなった。
ブラウザー
やっと本番の申告データ入力に取り掛ろうとして、今度はブラウザーが違うと拒否された。e-TaxはマイクロソフトのEdgeは使えず、従来のIE(Internet Explore)しか受け付けなかった。実は昨年パソコンのセキュリティ強化の一環(の積りで)でEdgeに切り替えた。その時e-Taxの互換性は確認しなかった。
今となってはEdgeの選択が正しかったかどうか分からない。国税庁がEdgeの対応をしないということは、少なくともEdgeがそれ程普及してないことを意味する(逆に普及率が低いとブラウザーを狙うウィルスも少なく安全とも言える!?)。私の使用感覚で言うとIEより安全な気がする。ともあれ変更!
e-Tax本体は改善され効率的
やっとデータ入力を開始すると、不動産所得とか投資関連の分離課税申告などとの連携が格段に改善され、且つ操作性も良くなった。データ入力は効率的であっという間に作成できた。昨年までの経験で必要な情報を事前に準備しておいたので、あとは機械的な作業で済ませられた。
実はデータ入力部分で唯一手間取ったのは冒頭紹介した不動産売却の申告だった。私はてっきり不動産収入として処理するのだと思い、何度かトライしたが上手く行かなかった。だが、不動産売却は株式売却と同じ譲渡益として申告すべきだった。それに気付いてやり始めたら簡単だった。
初めての不動産売却
ただ不動産売却に係る必要経費の範囲がよくわからず、取り敢えず関連する費用を全て記入した。費用集計の為に確定申告提出の前に一度田舎に戻って確認することも考えた。最終的に家計簿を見て概算値を入力したが、提出前の申告書を見ると事前予想を上回るかなりの額の控除がされていた!
予定より早く処理が終わったが、それならそれでやりたかったことに時間を割きたく、必要経費はそれ以上細かく検討せず概算で提出した。出口では最初苦労したマイナンバーの扱いも問題なかった。確定申告の受付が始まった最初の日曜日の24日の税務署前の長い列に並ばなくて済んだ。
e-Taxは手入力より便利だが改善の余地あり
e-Taxでネット申告は断然効率的で時間節約になるし、翌年の申告にも利用でき便利だ。隣家を建て直している大工さんに聞くと、毎年5万円を払って税理士に確定申告を代行して貰っているという。だとすれば、今回のe-Taxで苦戦しても悪くはなかった。
だが、最初に苦労したマイナンバーに係る処理は、現時点での改革がまだ緒に就いたばかりであり失望した。年金や医療費や保険料などの各種控除はマイナンバーで紐付けすれば自動的に処理できる。全国的な時間の浪費であり最優先で改善すべきだ。と言っても、国税庁以前の政治的な問題だ。何れにしても1年に1回の頭痛の種が無くなりホッとした。■