かぶれの世界(新)

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町内からカラスが消えた

2024-12-01 18:33:35 | 日記・エッセイ・コラム
帰京後しばらく気が付かなかったが、近所からカラスが消えてしまった。買物や散歩など機会あるごとに注意して見ると、交通量の多い旧甲州街道からも路地裏道からもいなくなった。家内に聞くと各家庭が捨てるゴミ袋を金網箱に入れるよう徹底したからという。

以前はゴミ収集車が来る前にゴミ袋を各戸毎に置きカラスの餌になっていたが、カラス被害が広がるに連れ網をかけるようになったが不十分で、昨年頃から金網箱を設置するようになってカラスも手が出せなくなり餌のない地域から消えてしまった。多摩川まで足を延ばすと沢山いるのだが。

似た話は実家のある田舎でもあった。田舎では地域ごとにカラスだけでなくイノシシ等の野獣が手を出せないドア付きの大きな鉄の箱を設置して対応した。しかし、田舎では周りが農地で餌に溢れているので散歩していると川沿いにカラス等鳥類の大群をよく見かける。

結局のところ野生の動物は餌を求めて群れを作り移動する。数十年前に燕は各家庭の玄関など軒下に巣を作り、私が子供の頃は家族の一員みたいだった。東京で仕事をするようになって燕を見かけた記憶がない。田舎では玄関が汚れると家の中に巣を作らせないようにし軒下に移動させ、気が付くと燕の姿が消えてしまった。農薬等の影響だと言われる。同時に蝶も激減した。

田舎から燕が消えた一方で、私がよく見かける様になったのは東京の多摩川でも愛媛の肱川でもカモやサギ類等とかトンビだ。モズやスズメが減ってセキレイが増えたような気がする。私的には畑を耕す耕運機の後を追いかけるシラサギの姿が好きだ。■
コメント
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