かぶれの世界(新)

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文春化するマスコミ報道(2)

2025-01-31 18:11:24 | ニュース
フジテレビの異常なスキャンダル報道がやっと治まり始めたと思ったら、今度は米国ワシントン州で航空機とヘリコプターが衝突する大事故が起こり米国で連日報じられている。米国と言っても主にCNNしか見てないが、日本の報道と比べてその違いが凄く気になったいる。

ニュースの対象が全く違うので比較するのは無理があるかもしれない。日本の場合は文春の芸能人スキャンダル報道が、いつの間にかフジテレビの経営の在り方と存続に変わって行った。情報のベースは文春記事に「かも知れない」推測を展開して視聴者を引き付けたように感じてうんざりした。

事実が判明せず曖昧なので推測を加えて解説を報じるのなら、せめて異なる考えを持つ専門家の意見を戦わせ視聴者に事件を理解し考えさせる報道に努めべきだと思う。概して日本のマスコミの同質性をつくづく感じさせられた。多分、日本人の特性が現れた結果かもと私は思う。

などと、例によって我が家の夕食時の話題として意見を述べると、息子や家内が「そんなの目じゃない、ネットには桁違いの情報が流れている、そこから拾って尤もらしい情報をニュースとして流している」とのこと。例によってテレビだけを見て意見を言う私の考えなど真面に聞いてくれない。 

もう一つ私のヘンテコ考えがある。それはマスコミのフジテレビへの一方的非難ともいえる報じ方だ。圧倒的な非難がある時フジテレビへの同情的支持に転換する恐れがあるという。仮に事実であってもフジテレビへの同情に変わる恐れがあると私も感じる。例えば兵庫県知事選の様に。

一方、米国の航空事故報道では私の英語力不足のせいかも知れないが、マスコミが一方的な報道を展開してない様に感じる。日本と違って多様な情報が流れ視聴者の前で意見を戦わせるのだ。面白いのはトランプ大統領が事故は前政府による多様性が原因とまで根拠なき無責任な発言をし大々的に報じられていることだ。日本では考えられないバカにされる考えだ。

だが、このアプローチこそ真理追及を求める手助けとなる。或いは纏まらないままに国を分断させることになる。正に現在進行中だ。言い換えればあらゆる可能性を考えて事故の原因を追究する、それが米国の特性であり上記日本人の特性との違いだと思った。私にはそれが米国の多様性の強みであるように感じる。そこから真の事故原因を見つけ出し改善してゆくことが出来ると思う。■
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文春化するマスコミ報道

2025-01-23 17:26:04 | ニュース
連日の様に中居正弘氏のスキャンダルが報じられ、我が家ではいささかうんざりしている。と言いながらテレビが中居氏の最新状況を報じ始めると、私も箸を止めて新しい展開があったのかと耳を澄ます。暫く経つと、「又か、いい加減にしろ」と舌打ちをしてチャネルを切り替える。日本は何でこんなに恥ずかしい国になってしまったのだろうかと腹が立つ。

トランプ大統領とポルノ女優とのスキャンダルと膨大な口止め料、ハリウッドで動くセクハラ騒動、桁違いに巨額の政治資金が動く大統領選、比べるとバカみたいに小粒の金額で大騒ぎする日本の主要マスコミ報道に呆れる。もしそうなら、何故トランプの女たらしも毎日報じたらたらどうか。このニュースの取り上げ方を、私は「日本マスコミの文春化」と名付けたい。

中居氏のスキャンダルは事実なのだろうと私も思う。如何にもありそうだ。私も美人の若い女性は大好きだ。だが、三面記事的な扱いにして早く終わりにしろと言いたい。大事なことにもっと時間を使ってトップニュースを流して欲しい。日本にもCNNかBBCがあればいいのだがと思う。大手企業は真面なニュースやドラマ等に広告を出してお金を流して欲しい。文春化ニュースはやめろ。■
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SNSに負けたマスコミは何を学んだか

2024-11-27 11:41:51 | ニュース
米大統領選、総選挙、兵庫県知事選で表面化した多くの想定外の結果から、必ずしも報道が真実を伝えないことが明確になったと思う。特にSNSを利用した影響力が報道の在り方を見直す機会を与えた。選挙が終りその結果をマスコミがどう考えて何を変えようとしているか注目していた。

接戦が予想された米大統領選はトランプ氏の圧勝に終わった。総選挙は接戦を予想した自民党が大敗し、逆に大敗を予想した斎藤兵庫県知事が当選した。その後、日本の報道を見た限りでは何が原因だったか追及し、具体的な改善策をたてた様子は伺えない。報道において最も重要な真実を伝えることに疑いをもたれる結果になったにもかかわらず、私には他人事に様に聞こえる。

生稲外務政務官が靖国参拝の誤報が原因で佐渡金山の労働者追悼式に韓国政府が参加を見送ったとの報道が私にはショックだった。情報の発信元の共同通信は何時誤りに気付き関係部門に連絡したのか。それは単純な誤報ではない、日韓関係に傷をつける恐れがあることすら気付かなかったのか。だとすれば、共同通信は日本を代表する報道を名乗る資格があるのだろうか。

トランプ氏が次期大統領に就任して外交政策が一変すると予想され、我が国だけでなく世界各国が恐れどう対応するのか連日報じられている。その一環として故安倍首相の巧妙な対応が頻繁に報じられ始めた。それまで安倍氏の外交政策など殆ど報じなかったマスコミの態度に私は呆れる。安倍氏の首相としてのトータルな評価をして後世に残すことをしなかった。それは単なる誤りではない。

例えば日々の生活を報じる場合、テレビ等のマスコミ各社は自社の報じたい声を拾って重点的に報じバランスを失う傾向が極めて強い。一方的な情報発信になりがちなSNSと対して変わらないように私には感じるが、どうだろうか。生稲氏の靖国参拝誤報とそれ程違わないことをマスコミ各社はやっている可能性を感じる。日本のマスコミも信頼を失っている深刻な問題のはずだが。  

共和党寄り民主党寄りの両方に主要マスコミが存在し、世界のSNSを主導する米国が結局のところバランスの取れた情報を提供するシステムを作ることになると私は推測する(或いは恐れるというべきか)。勿論、ないよりはマシだが、私はあまり嬉しくない。■
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マスハラ?

2024-05-26 15:25:42 | ニュース
上川外相が先日静岡県知事選の応援演説中に「生まない女性は失格」と発言したとマスコミに報じられて、後になって発言撤回に追い込まれたと報じられた。私は彼女が外相に就任した時から、有能だった林前外相に劣らない仕事ぶりを高く評価しており不可解に感じた。

最初に思ったのは、彼女がそんな発言をするはずがない。次に思ったのは、発言を「切り貼り」され意図不明な発言に編集されてしまう。実際の発言はこうだったそうだ。

「ようやく(出馬)決断をしていただきました。大きな、大きな命を預かる仕事であります。今、一歩を踏み出していただいたこの方(推薦候補)を私たち女性が“うまずして何が女性でしょうか”」

これを、女性蔑視発言と解釈して非難するのは曲解だ、中学校の国語の先生に聞いてみろと言いたい。更に、この手の発言を切り貼りして非難するのは世界中で日本のマスコミしかいないだろう。マスコミは「切り貼り」能力を発揮するより、本人の真意を確かめて報じるべきだ。

最近よく聞く言葉で、パワハラ・セクハラ・カスハラ・・・タイパとか日本しか通用しない英語の日本的省略をよく聞く。好みではないが、「切り貼り非難」は日本的省略で言うなら「マスハラ」だ。この手のレベルの低い切り貼り非難にはマスハラと指摘しようではないか。

ネット検索ではこの上川発言はもう終わったことのように扱われているようだ。確かに最初からそれほど大袈裟に騒ぐ問題ではなかった、マスコミの意図的曲解だった。私はむしろマスコミ自身が自主的に報道内容をチェックして不適切なら速やかに訂正すべきだと思う。

数年前から偏向報道だと思い余り見なくなった「サンデーモーニング」を今朝たまたま見て、プロのコメンテーターでない女優(私感です。なかなかの美人、これも女性蔑視?)サヘル・ローズ氏がイラン大統領の事故死についてイラン市民の考え方の多様性を聞き驚いた。

伝統的にサンモニの評論家は偏向発言(或いは一方向からしか見ない)ばかりすると思っていた。彼女のような発言をする評論家が出演し、かつてならあり得ない発言するのを見て驚いた訳だ。彼女のような見方をする人ならマスハラ発言はしないかもと思った。■
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ダブルパンチ

2024-03-21 15:27:50 | ニュース
朝食後に家内と揃って昨日韓国で行われたMLB開幕戦で大活躍した大谷選手のテレビニュースを見ていた時のことだ。大谷選手の通訳が違法賭博で球団から解雇されたとのニュースが流れ始めた瞬間に、突然部屋が揺れ始めた。テレビ画面が切り替わって緊急ニュースが流れた。

かなりの揺れ方で東北大震災を思い出し、震度4はあるかもと思った。暫くしてニュース画面は震源地は茨城県南部の震度5弱で津波の恐れはない、東京は震度3だと報じて少し安心した。(続報で埼玉・栃木と報じられた)。慌てて調べたネット情報によれば、私の住む府中は地盤が固く揺れに強い台地で、液状化にも強いというがそれでも揺れた瞬間怖かった。

落ち着いたところで家内は買い物に出かけ、私は地震情報のネット検索をして大事にはなりそうもないと確認した。今月初めに函館旅行した時に千葉から参加した中年婦人二人も地震でツアーに遅れた。それを機会に話し相手になり、千葉は地震が頻発して今後大地震が起こるかもと彼女達は心配していた。そのことを思い出して関東地方に地震が来る予兆かと私も気になった。

地震が大したことなさそうだと分ると、ニュース番組はさっさと大谷選手の通訳の解雇に戻った。エンゼルス時代の随分前から通訳は違法賭博に手を染めていたという。大谷選手の結婚話が起こった時に通訳の嫁さんと一緒の写真を思い出し、彼女は知っていたのか気になった。

通訳の嫁さんの他にも、大谷選手や新婚の嫁さんとか球団がいつ違法賭博の件を知ったのか気になる。今回の地震で運行停止していた新幹線が再開したというニュースが流れ一段落したが、近いうちに大地震が来るかもしれないと気になる。昼食をはさんでダブルパンチを喰らった。■
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