かぶれの世界(新)

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東京郊外の風景2020(1)新型コロナウィルスに備える

2020-01-31 16:43:40 | 日記・エッセイ・コラム
家内に頼まれて昨日の午前中にマスクを買いに行った。孫の誕生パーティに参加するため、明日都心に出掛けるので用心してのことだ。昨日は今年一番の好天で、富士山の見えるルートを選んで遠回りした。100円ショップ、スーパー、ドラッグストア、コンビニを巡ったがどこも売り切れ、残っていたのは高価なマスクのみだった。最後に立ち寄ったコンビニで花粉症対応の安価なマスクを買い自宅に戻った。

途中すれ違った人達も含めてマスクをしてたお客はざっと3割程度、お店のレジ係りや売り子の人達も半数以下といった程度だった。私もマスクをしてなかった。実は歩いている間、気になったのは美しい富士山の姿だ。府中本町駅から競馬場に繋がる陸橋から見た富士山が今年の冬一番の美しさで思わず写真を撮った。歩き始めた時は富士山が見えるポイントを経由する私の通称「冨士見散歩ルート」といった気分だった。

自宅に戻り家内の印象を聞くと電車内では半数以上がマスクをしており、海外からの観光客が多い都心に出掛ける明日はマスクが必須だという。彼女がアルバイトする医師会館でもっと生々しい風景を見たと教えてくれた。職員が段ボール箱を整理しているのを見て聞くと、防護服・ヘルメット・長靴などが入っていた。緊急事態に対応するためのメディカルポーチもあったという。

中国武漢から緊急避難し一時滞在する警察大学校などの為に準備しているらしい。それを聞いて初めて警察大学校が府中市にあることを知った。テレビでニュースを見聞きしても他人事のように感じていたが、自分が住む町に帰国した人達が緊急避難してくると聞き、この伝染病が身近まで迫ってくると突然生々しく感じた。それでも、私の住む東京郊外の街を歩く人達に伝染病の恐怖が迫っているという緊迫感は余り無かった。■
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不倫を食い物にするゲス

2020-01-30 18:31:14 | テレビ番組
俳優東出氏の不倫の詳細を面白おかしく伝える昼のニュースバラエティ番組を見た。「そんなに嫌なら見なきゃ-いいじゃないの」と家内は皮肉っぽく言ったが、今日はブログにマスコミ批判記事を投稿するために見るよと断って見続けた。本当に見てて気分が悪くなる内容だった。

番組は東出氏が不倫をした相手とのやり取りとか、その結果ドラマやコマーシャル出演がキャンセルされ生じた損害賠償額の見積、別居費用の夫婦間の分担の在り方などが紹介された。タレントは公的な存在だからと言っても、私から見れば犯罪でもないのに酷いプライバシー侵犯だと思った。

夫婦間の不和・別居など今時珍しいことではない。だが、それが芸能人など有名人だとゲスTV局は喰いついて離れず執拗に報じ、挙句に家族や友人まで引っ張り出しプライバシーまで暴露することもある。状況によってはコマーシャルやドラマ出演迄キャンセルに追い込んでしまう。

私の目には明らかにやり過ぎだ。酷いというより醜いと感じた。海外では事情が違う。例えばフランスの現役大統領が奥さんと別れて美人モデルと一緒になった時、大騒ぎすることもなく事実として報じられただけだった。都合の良い時だけ引き合いに出す海外メディア報道を見習えと言いたい。

もう一つ許せないのは、同じ不倫でも人によって扱いが全く異なることだ。マスコミの報道姿勢は「池に落ちた犬を叩く」というより、「息の根を止めるまで叩く」印象がある。ところが、不倫報道後も堂々とテレビ出演を続ける所謂大物は沢山いる。大物にはペコペコ追従する醜い報道姿勢だ。

多分、東出氏は日本の芸能界で生きていくのが難しくなるだろう。これだけボコボコにされて生き延びるのは容易ではない。身から出た錆とはいえ芸能界では殺されたということだ。日本の社会がフランスみたいになるとは思えない。彼がどうやって生きていくのか、大変だと思う。

もし不倫の代償が報じられたように広告出演中止で数億円の損害になるのなら、素人考えだがメディアの過剰な個人情報暴露に一因があるとして損害賠償の訴訟を起こすことを検討したらどうだろうか。少なくとも一般常識を超えたプライバシー侵犯に警鐘を鳴らす効果があるように思う。

テレビは新聞や週刊誌と違う。電波という限られた資源を独占的に使うことを許された公的な存在だと肝に銘じるべきだ。国会の予算審議で野党が桜やIRを集中的に質問するのは感心しないが、やったことに対して選挙の洗礼を受ける。その違いを良く認識して国民に何を伝えるか考え直して欲しい。■
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私の定点観測2020(1)基準値から降圧剤の補強へ

2020-01-28 15:35:17 | スポーツ
今年は暖冬だというがこのところ徐々に気温が下がり、反比例して朝ベッドで測る血圧が少しずつ上昇しだした。先週末に2日続けて140台になった。勿論、今までと同じように降圧剤を服薬した上での上昇だ。

だが、日曜朝の血圧が一挙に正常値124-75に戻った。理由は分かっている。前日の午前中にバドミントン練習に参加したからだ。帰京後ジョギングは全くやらず、バドミントン練習ペースも月2に減り、運動不足だった。

もともと定点観測としてのバドミントン練習は、私の老化の度合いを測る為だった。だが、老化が進みもう無理だと思っていた。それでも老後の楽しみとして無理をしない程度に楽しみたかった。

それが良くなかった。競技力が一気に低下したのが自分でもわかり、仲間からも指摘されるようになった。もう一度気合を入れ直してやった土曜日の練習は、何故かいつもより体が軽く動けた。練習の後、シャワー室で市民大会の男子複にパートナーとして協会長に誘われた。もうその力はないと辞退したが嬉しかった。

血圧が正常化したのは、前日に目一杯身体を動かし市民大会に誘われていい気分になった為、それ以外の理由は考えられない。定点観測の役割は果たせなくなったが、降圧剤の補強としてはまだバドミントンをやる積りだ。

同じ目的で、東京にいる間は高尾陣馬縦走往復、田舎ではしまなみ海道サイクリングを今年もトライする積りだ。初めから逃げ道を用意している様だが、その目的なら楽しめそうな気がする。■
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米国民の1/3を貶めたトランプ

2020-01-26 16:25:28 | 国際・政治
米国大統領選は残念な方向に向かう可能性が高まった様に感じる。注目された大統領弾劾裁判が始まって1週間、各種の世論調査で米国民がトランプ大統領をどう見做しているか見えて来た。

Pew Research Centerは国民の63%はトランプ氏が違法な行為をしたと思っているが、一方で支持率は40%不支持は58%と変わらず弾劾裁判の影響を全く受けてない。つまり、多くの国民はトランプ氏が法律違反をしても支持するという。言い換えると、国民は貶められ開き直っている。トランプ大統領を圧倒的に支持した共和党支持者の何と1/3は違法行為をしたと思っているという。

トランプ大統領の支持層は昨年から変わってない。何か不都合なことが判明しても変わらない岩盤支持層がある。それはどういう人達か、トランプ氏を支持する層は50歳以上の大学卒未満の白人だ。一方で、不支持が多いのは非白人又は大学卒白人・50歳未満の若者・大学卒だ。この傾向は不変の様に見える。

5日前の21日に投稿した記事「+15」はCNN世論調査で支持43%・不支持53%だったが、経済政策に限れば支持58%・不支持43%だったと紹介した。Pewの調査結果は同じ傾向を示した。そこから得た私の仮説は、おカネの為には違法行為を働いた(かも)大統領でも支持する、米国人の約半分はそういう恥知らずになった。

トランプ大統領の政策が米国株式市場に最高値をもたらした。私の投資資産にも好影響を与えたことが何度かあると投稿した。結果的にそれが世界中のおカネを米国に投資させた。何のことはない、トランプ氏のお蔭で金儲けさせて貰っている、恥知らずの輩は世界中にいるのだ。私も例外とは言えない。

弾劾裁判と並行して実施された世論調査で明るみに出た米国の民意は苦い汁だった。日本でも似た現象が起こっている・・・かも知れない。桜・IRなど不祥事が次々と明るみになったが安倍内閣支持率は微減、野党支持率は変わらず。なんか似た構造だ。大な違いはどっちに転んでも支持者の経済メリットがない、それが現実だ。■
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102,658,000,000,000 vs 15,000

2020-01-24 15:54:24 | 国際・政治
衆参両院でいよいよ来年度予算の国会審議が始まった。安倍首相の施政方針演説を受けて、野党各党からの質問は桜を見る会・IR汚職に集中したようだ。与党議員の不祥事に対し野党が問題指摘するのは当然だ。だが、それだけでは国民が不安に思い国会で論議し対応しているのは何か全く理解してない。102兆円の予算審議より、選挙運動員に1.5万円余計に払ったと迫る。野党は何が重要か分かっているのだろうか。

特に若者が不安に感じているのは来るべき高齢化社会で、社会保障のあるべき姿は何か、特に急増する医療・介護分野の財政支出を誰が負担するのかだ。我々団塊世代が後期高齢者になった時、巨額の社会保障費を若者に負担させる現在の仕組みは崩壊する。その対案として来年度予算に「全世代型社会保障制度」が提案された。若者も高齢者も国会審議の場で徹底的に議論して最適解を得て欲しいと考えている。

勿論、次々と出て来る与党議員の法令違反疑惑にはうんざり、彼等はしっかり法の裁きを受けさせるべきだと思う。だが、それを理由に我が国が直面する最大の問題を十分議論しないのは許しがたい。何が国民にとって重要なのか理解できない人に国会議員になる資格はない。最近の世論調査で、与党の支持率が微減した一方で、野党の支持率が低いままの理由をよく説明していると思う。

運動員に1.5万円余計に支払った議員に説明責任を求めるのと同様、野党は102兆円の予算を十分時間をかけて議論しないのは何故か説明責任がある。基本に戻り予算対案を示す必要がある。それによってかつて民主党が政権を握った時の失敗を2度と繰り返さないと決意を示し、我々国民の信頼を取り戻して欲しい。同様に問題なのは思考能力を失ったマスコミ報道だ。若者はますます新聞を読まずネット情報頼りになってしまう。

(参考)2週間前に注目すべき世論調査結果が報じられた。それは、日本経済新聞の郵送世論調査で「政治は現状と比べて高齢者と現役世代のどちらを重視すべきか」を質問した。「現役」と答えた人は49%にのぼり、「現状を維持すべきだ」の28%、「高齢者」の20%を大きく上回った。現役世代の負担の重さを改善するよう求める声が広がっているようだ。現役の中でも特に18~29歳で75%に達し、全世代で現役との回答が多かったという。■
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