かぶれの世界(新)

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身近に迫る新型肺炎(3)お笑い版

2020-03-29 18:47:31 | 食・レシピ
今日も東京のコロナ感染者数は68件に達したという。深刻な状態だが、肩の力を抜いて私らしく無責任にコロナに引っかけて気楽な小話を。

小池知事の声明直後から東京の感染状況が新段階に入った様に感じる。芸能人やプロ野球選手の感染のニュースで、彼等が感染直後に嗅覚や味覚を失ったと聞いて逆の発想が生まれた。私事だが子供の頃から大好きだったサバの臭いが最近我慢出来なくなったのだ。コロナ感染で嗅覚が無くなるなら逆もあるかも知れない、と。

毎日コロナのニュースばかり聞いてるうちに、自分の変化に結び付けて考えてしまった。まともに考えればあり得ないバカな発想を、一瞬思いつく自分に気が付いて笑ってしまう。魚料理が美味しいと評判のお店の調理場の横を通り過ぎた時に幽かに臭って来る生臭い臭いが駄目なのだ。誰もそんなこと言わない。私の嗅覚は犬並みになった。

サバだけではない。先々週だったか我が家でも人気の宅配寿司を皆で頂いた時、好物だったはずの光物に箸が伸びなかった。商品の寿司になった時点で生臭さはないはずなのだが、何故か私には微妙に臭うのだ。コロナでないとしたら高齢者になって嗅覚が劣化(?)するなんてあるのだろうか。多分そっちだ。

コロナ騒動になってから我が家でも冷凍品や宅配料理を頂くことが多くなった。昔と違い最近では美味しい冷凍品が多いし、宅配料理は寧ろお店で頂くより味も値段も良かったりする。だが、魚の生臭い臭いだけはどうにも苦手になった。明日もその寿司、私だけ写真を見て「ちらし寿司」にした。そこは人気のお店で2日前からオーダーを入れたというが。笑えないかもしれない。■
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身の周りに迫る新型肺炎(2)

2020-03-28 20:44:46 | 日記・エッセイ・コラム
小池知事の声明をきっかけに都内にオフィスのある企業は徹底した在宅勤務に舵を切ったようだ。同居の息子は来週からオフィスへの出勤は1日だけになったという。それを聞いて他の子供達に聞くと、長男は以前から80%が在宅勤務を続けており、娘の夫君は横浜の本社への出勤は基本禁止となったという。

知事の声明後に昨日市の福祉保健担当課から協力依頼のメールが届き、時間をおかず市長からも詳細な対応の依頼をするメールが届いた。その後立ち寄った最寄りのスーパーでは、買い物客はいつもと変わりなかった。買物かごの中には商品がいつもより多く、その分棚の商品が若干品薄になっていた。だが、極端な買い占め行為は無かったように思う。

いつもの買物兼散歩から家に戻るとバドミントンクラブから、今日土曜日の練習中止を知らせるメールが届いていた。練習を自主中止の方向で検討してる時、市の担当から体育館使用禁止の通達を受けたという。このままでは4月中の帰郷まで練習出来なさそうで、その旨伝えサヨナラのメールを返した。

禁止令が出なくとも首相や知事の要請で何もかも自粛モードになって行く日本人は悪くないと思う。未だに政府の罰則を伴う強制的な命令に対して太平洋戦争時代のアレルギーが残り反対論が強い。日本だけの現象だ。今日夕方のニュースでは昨日までとは全く違う都心の繁華街の様子は、正にNYとかパリの人通りのないSF映画みたいな風景で少し気持ちが悪かった。

蛇足ながら都心を歩く人達にインタビューし、気楽で無責任な印象を与える若者の姿を「無批判に」報じる番組は問題だと思った。口頭で「知事の要請に従ってない人達も見られた」と伝えれば十分だ。誰だか顔が分れば個人攻撃になり、場合によっては逆に同調する人達も出て来る。メディアならその程度のことは分かるはずだ。■
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残されたアクションアイテム

2020-03-27 14:35:58 | 日記・エッセイ・コラム
年をとっても悠々自適、呑気に過ごすという訳には中々いかない。やらねばならない事(AI:アクションアイテム)にいつも追われている気がする。若い頃なら同時並行的に沢山のAIをこなして何でもなかったのに、70才を超えた頃から何をやるのも億劫になって来た。

来月前半に四国の田舎に戻り、半年間は実家や山林田畑などの管理を行う予定だ。東京郊外暮らしの時間が残り少なくなって、未処理のAIが減って来てやっと落ち着いてきた。毎月なら忘れないAIも、年に一度となると先ず忘れる。数年に一度の免許証やマイナンバーカード、パスポート更新なら尚更だ。

免許証
免許証は通知が来て、次の次に更新時に75歳以上になる人が対象で講習を受けた。後期高齢者は3年おきに更新することになる。実技抜きだが講習を受ければ今まで通りの手続きで更新できる。田舎で更新する積りだったが、交通違反があると東京に戻って更新する以外に手はない。あちこち聞いて回ったが、最後に警視庁の担当に聞いてやっと分かった。

マイナンバーカード
ネット情報によると3か月前に更新の通知が来るはずだったが来ない。最終的に市役所に問い合わせると通知がなくともカードと免許証等の身分証明をもって来れば更新するという。IDとなるマイナンバーカードに他のIDが必要とは皮肉なものだ。今回は電子証明の更新のみで、次回マイナンバーも含めて更新するという。「生きてればね」と思わず軽口を叩いた。更新に必要なパスワードの記憶が曖昧で手間どった。

パスポート
海外旅行をすることもなくなり、資料整理中に偶然パスポートを開いて気が付いた。更新時期をすっかり忘れていた。8年前に孫達の家族とハワイに行ったのが最後で期限切れになっていた。もう海外に行くこともない、特にコロナ騒動の最中ではあり得ない。必要になったら申請すればいいと放置した。毎月海外出張し、一時は海外に住みいつもパスポートを携帯した頃が懐かしい。

定点観測
実は一昨日強行した高尾陣馬縦走もアクションアイテム(AI)の一つで、頭の片隅にあっていつも意識していた。毎年実施する健康診断は7月に一時帰京する時免許証更新と同時にする積りだ。会社勤め時代からAI管理を躾けられたのがいまだに生活習慣になって、今では大した事ではない事まで未処理のAI扱いして気にする強迫観念の一つだ。でも縦走後の足の痛みもAI処理済と思えば心はスッキリした。

17年前に早期退職して以来一人暮らしの母のケアの為東京と田舎を行き来して来た。3年前に母が死んでからは実家や不動産等の管理がメインになった。なるべく費用をかけず効率的な二股生活をする為、都会と田舎を半年ごとに繰り返すパターンになった。最初頃は会社勤め時代のマイレージ、最近はLCC利用で節約している。この二股生活と面倒なAI管理でボケ防止になっているかもしれない。■
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定点観測2020 高尾陣馬縦走

2020-03-26 18:18:23 | スポーツ
昨年と同じ3月35日に高尾山-陣馬山縦走往復30kmを歩いた。毎度最後のチャレンジとぶち上げて歩くが、体力の衰えを実感しながらの今回の山歩きは本当に自信がなかった。家を出る前にダメだと思ったらすぐに引き返すよう、文字通り家内にダメ押しされた。私もその積りだった。

高尾山口駅から数分でケーブルカー乗り場に着いた時、平日或いはコロナのせいかハイカーの姿はいつもより少なかった。特にケーブルカーに乗るお客が少なかった。だが、高尾山から先に足を延ばすとすれ違うハイカーはそれ程変わらなかった。山歩きをする人達は変わらない。

さて、結論から言うと私の老化度を測る定点観測結果は以下の通りだった。着実に老化が進んでいることをデータが示していた。言いたくないけど加速度的な劣化だ。

体感的には平坦な道は歩き易いが、上りは苦痛だった。普段歩き易い散歩道を歩いているからだ。岩場では身体の平衡が上手く取れず木の根が縦横に走る道はつま先を引っかけ本当に辛かった。歩き始めの高尾山まではこの坂道が続き、家内の言葉を思い出してもう止めて帰ろうと思った。

城山を過ぎた頃から少しずつ足が慣れて来て気持ちが繫げた。だが、後からスプレッドシートで過去データと比較すると全体的に時間がかかっていた。更に原因を探ると歩数が5-10%狭くなっていた。足を引き摺るように歩き躓く回数が増えたのも一因と思う。

陣馬山で弁当を食べながら考えた末、復路も歩き最低限の定点観測の条件を果たすことにした。陣馬山頂で意外に多くの人が食事をとる姿と、美しい富士山を見て、少し元気を取り戻した。気が付くと富士山の写真ばかり、毎年同じ写真ばかり通ていた。

       時間    歩数
       往路 復路 往路 復路
2017/10/06   4:06 3:51
2019/03/25    4:45 4:05 23794 23795
2020/03/25   4:49 4:16 25070 26200

帰りは上記の岩場と木の枝道を歩くと、足の疲労が重なりハイキングの楽しさなど吹っ飛んだ。しかし、復路では何度も外国人ハイカーに出会い会話を楽しめた。今年はアジア系は見当たらず、ドイツ人中年女性や米国人男性とか高校生グループとか。全員日本語で挨拶して私が英語で返すというマンガだった。高尾山ブームとコロナの影響がハイカーの国籍を変えたのかと推測した。

今年が最後だと覚悟して歩いたが何とか完登(完走、完歩?)出来た。身体の何処が弱くなったのか何とか強化して来年も歩きたい。今朝起きると足のあちこちが痛かった。ラジオ体操の前屈が苦痛で、平坦な道は普通に歩けるのに階段の上り下りは痛みを感じた。最大のご褒美は血圧が下がったことで、119-73だった。コロナ騒動による運動不足で体重が増え血圧も上がり気味だった。■
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東京近郊の風景2020(3)

2020-03-23 11:45:56 | 日記・エッセイ・コラム
季節外れの夏日になった昨日、家内と息子の3人で近くの桜通りを散策した。この暖かさで桜は一気にほぼ満開になっていた。しかし、例年なら通りに沿って吊り下げられる提灯が見当たらず多少の物足りなさを感じた。桜を愛でながら歩く人影は例年に比べると遥かに少なかった。

それでも、テレビで報じられる人影が消えたNYやパリの異様で緊迫感のある風景に比べれば余程ましだった。昼食に立ち寄った天ぷら屋で聞くと、今年は桜祭りが中止になったという。寂しい。だが、暫くするとお店はお客で一杯になり、窓から見える歩行者の数も少しずつ増えて来た。街角に緊迫感がない。

激増するコロナ感染者数で外出禁止になった海外の大都市に比べると、日本の「不要不急の外出や催しを控えてくれという要請」は余程緩やかだ。多少は不便でも人間的な生活が出来る。これで何とか乗り切れるのなら良いのだが。報道では3連休中の各地はかなりの人出で、油断すると日本も危ないと少し肌寒さを感じた。

私の趣味のバドミントンはここ1か月以上練習を休んでいる。市内の体育館での一般公開利用が出来なくなり、クラブに限定した利用などと不自由になった。私も体調に応じて自主規制したりし体重がやや増えた。代りに散歩することが多くなった。意外にも散歩する人や公園で遊ぶ子供の数が増えた。保育士の見守りの下で散歩する幼児の姿は全く変わらない。こんなところも報じられる海外とは全く違う風景だ。

その散歩の途中で駅の近くの餃子屋の前に人だかりがあった。番号を呼ばれると予約した人が窓口に持ち帰り餃子を受け取っていた。夫々の人達が並ばない距離をとって店の周りにてんでに立っていた。まるでポケモンゴーが流行した時に知らない同士が距離をとってスマホを見ながら立っている感じだった。

3連休中は息子や娘の家族もあちこちに出掛けていたと報告するメールが来た。入学式や公園とか、小旅行とか。送ってくれた写真を見るとどこも結構な人出だったようだ。再び、こんなんで大丈夫かなと心配になった。東京にいるのも残り3週間、田舎の実家で暮らすことになる。田舎の生活はコロナでどう変わったのだろうかか。実家のご近所は殆ど高齢者ばかりだ。■
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