八十路徒然なるままに

かくて明けゆく空のけしき、昨日にかはりたりとは見えねど、ひきかへめずらしき心ちぞする。徒然草より

書について

2007年05月16日 14時39分23秒 | Weblog
いゃ-きのうはびっくりした。ブログを書いて投稿したらエラ-になってしまった。
前回エイィ-!ヤアァ-!で書いてみたいとブログをした。こんなに気合を入れて書くのは大きな文字だ。そのうちに書いてみたい。榊莫山著「書道に親しむ」からの引用です。「草野心平さんは墨はぜったいに他人に摺らせない。墨がすりあがって、紙をひろげ、準備がすっかりできあがっても、タバコばかり吸っていた。書は、気分の凝縮した一瞬をつかんで、一気にかかねばならぬ。タバコはその機をうかがうための所作だったにちがいない。」とある。なるほど、なるほどである。
四日前、八か月振りに写経をした。墨をする感覚が忘れ濃さが分からなくなっていた。淡い黒で写経をした。ちょつとゆったりした気分になった。写経しても、お焚き上げしてないので、手元にある。書いたその時々に為書きしてあるので、「あの時は、あぁだったな-」なぁんて、懐かしく思う。心、落ち着かせる写経、ちょつといいもんです。
コメント
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