八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

弁慶の七つ道具

2011年06月02日 15時30分28秒 | Weblog
大げさな道具の、一式という意味のようだ。原発を動かすには、数万ぺ-ジもある、マニュアルがあると、聞いたことがあった。今回の事故では、一基、一基ずつ対応が違うと、思うので、一口に、大変だなぁってしか、言葉がない。原発は、今、ありとあらゆる道具を使って、収束にあたっていると思う。前回の拙いブログに載せた「弁慶の立ち往生」には、「なぎなたを杖にして死んだ」という、意味もある。現場で、立ち向かっているのに、引き合いの言葉にしたことを、反省をしている。原発の現場を信じるのが、大事なことなのだろう。別の話し。今回、いわきの永崎海岸でも、大津波の被害がある。その永崎海岸に、「弁慶のわらじ跡」があったという。弁慶が、永崎海岸に来たとき、大アワビを取ろうと、ちからいっぱいふんばった。それでもアワビは取ることができなかった。その時の、弁慶のわらじの跡が、岩の上にのこったという、むかし話がある。その時のアワビも、石になり、長さも幅も、1メートルもあるという。同じところに、「へそ石」もあるという。昔、「へそ石」が見えなくなると、嵐になるといい、赤飯などをあげ、無事を祈ったと、言い伝えがあるという。「いわきの伝説」50選より、引用しました。

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