八十路徒然なるままに

かくて明けゆく空のけしき、昨日にかはりたりとは見えねど、ひきかへめずらしき心ちぞする。徒然草より

破れテレビ

2012年03月30日 19時18分17秒 | Weblog
「テレビよ お前もいよいよ切れるか。 今日 昨日 一昨日 これで三日間 偲んできた。 Uの電波と Vの電波 二つのチャンネル がちゃがちゃ回し、 ブラウン管テレビのあとを しのぶに 捨てられぬ思いもぞする。 なつかしき これのテレビよ。」 若山牧水の詩、「草鞋」を 借用をした。古き良き時代が終わる。懐古ばかりしている、後期高齢者だ。拙いプログに何回も登場をする禅語に、「破草鞋」がある。「昔の禅者は、破れ草鞋をきれいに洗って刻んで、壁の下地に使う。あるいは、そのまま堆肥にする」とある。凡人の小生は、このテレビは、何処へ捨てようと考えている。やたらに捨てると、罰がある。回収を依頼すればいいのだなぁ。っと、やっと気がついた。
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