時々ブログに登場する、在宅のばあちゃん。冬の柔らかい陽射しで、日向ぼっこをしていた時。真っ赤なシクラメンを、だまって見つめていた。突然、「かあぁちやんよおぉ」、「かあぁちやんよおぉ」って、何度も呼ぶ。おむつでも、気持ちが悪いのかと、「何ぁんでぇすかあぁ」って、返事をして、顔を出す。「かあぁちゃんよおぉ」って、指を指した。「わあぁ、きれいだあぁねぇ」って。「うん、うん、」って、うなずいた。家事に追われているのが、言い訳だ。たまあぁ-に、話し相手をすると、はるか昔の、子どもの頃遊んだ、友達の名前を云う。日向ぼっこが、気持ちいいのか、自分の胸に顔をうずめるくらいにして、寝息をたてて、眠ってしまった。