画像は夏目漱石の「坊ちゃん」の原稿を復刻したもの。書き出しの一ページ目。1行目に「坊ちゃん」とあり、その下に、「夏目漱石」と、署名がある。その署名の「漱」が、ちょつと変だ。復刻本の解説にあったので、よくみてみた。漱石が自分の名を、間違えてかいたのか、または、誰かに代筆させたのかは、わからないようだ。別にも、「坊ちゃん」の原稿が、残されているようだ。漱石の研究者は、興味深いことのようだ。二、三日借りて読んでみた。普段、手書きのものは、読んでないので、直筆といわれるのを読んだが、疲れてしまった。早々と,返却をした。約40年前に、2000部を復刻したもので、かなりの重量があり、漱石を研究しているひとには、垂涎のものかもしれない。文学書と云われるものには、その本の解説書があると、面白い。またまた自嘲の言い訳ではないが、解釈できない脳みそだと、自覚はしている。