前掲に書いた、「雨降松」の由来の、看板。「ほおぉ、そうなのかぁ」と、読んでみた。その土地土地がに、由来がある。伝説にしては、小ぶりの松だなぁと思った。前掲の画像には、老大樹の写真が、刻してある。その大樹は、明治初年の野火で焼け枯れてしまったと、川前村誌で、読んだ。
先月末に、仕事で行った時、「折角来たのだから、桜を見ていったら」と、言うので、足を伸ばした。鬼が城の桜、咲き始めの桜を見た帰り、道端にあったのを、カシャッとした。「雨降松」、雨乞いの松なのかと思った。違う。雨が降り続いて、禍が起きそうな時に、藁か萱で、人形を作って、小白井から上桶売、上桶売から下桶売、下桶売から川前へと、順繰りと村送りをして、夏井川に流すと、晴天になったという、言い伝えもあるようだ。