空は、薄ら寒く見える。街中に立っている煙突。この家は、昔ぁしは、お酒を造っていたのかも。あちこちと、桜を見るのに、歩いて、きょろきょろしていた。ここのところの、強風でも、大丈夫だったんだなぁと、見上げた。
「花に嵐」。ここのところ、冷たい北風が、吹き荒れている。風が弱まったと、見上げた空に、飛行機雲が、方角が、あっちこっちと三筋、薄曇りの空に、尾を引いて、ぼやけて消えた。「花に嵐」は、よいことには、往々にして、邪魔が入りやすいことのたとえという。劣化している脳味噌には、難しいこと考えないことが、一番だと、自覚はしているが、です。「花より団子」、このほうが、いい。「はな」ついでに、「鼻へ食うと長者になる」とか。灯火の油代を惜しみ、明かりをともさずに、暗闇のなかで、食事をして、口とまちがえて、鼻へ食べ物をいれてしまうほどの倹約家ならば、金持ちになるということ、という。これならば、できそうだが、見た目でおいしく食べることのほうがいい。またまた、まぜっかえしたことを、書いている。そうそう、画像は、社殿の屋根越しの桜。
この画像は、一週間前に、カシャッとした。大きな樹ではないが、見事に満開になっていた。細長い緑地帯の中に、周りの木々は、枝先の葉の芽がふくらんでいた。ここのところ、安定した春にはなっていない。なんか、おかしな、お天気が続くなぁと、思っている。
「世の中は、三日見ぬ間の 桜かな」。俳句にあったように、記憶している。ここのところ、風が吹き荒れて、近所で、被害がでている。桜見物と、しゃれていなかったので、近所の神社の桜を見にいった。去年は、穏やかな陽光だったのか、足元に、花弁が、真っ白に積もっていた。今年は風で、吹き飛ばされてしまっていた。枝先をみると、若葉が、緑緑と花を、おしのけていた。当地方、肌寒い日だが、季節は巡ってきている。