八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

大般若会

2017年09月12日 12時17分34秒 | Weblog

九月一日に、赤井嶽常福寺で、夏大祭が行われた。夕刻、午後六時より、山内僧侶総出仕し、「大般若波羅蜜多經」六百巻を、転読する法会が、執り行われた。大声で唱える読経に、坐する、信仰、信援の、壇信徒や、参詣者は、その迫力に、手を合わせていた。諸々の安全と、家内安全、災害防止等を、祈祷する法会。本堂の中は、灯明と護摩木の焚きあげの炎の明かりが、揺らいでいた。外は、小雨が降り、万燈のあかりが、足元にゆらぎ、見上げれば、漆黒の闇が静かに、本堂からの読経が、辺りをふるわせていた。

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