これも、島崎藤村の「千曲川旅情の歌」の[一]。前述のあと、一番も書いてみた。筆ペンの黒が無くなり買ってきた。真っ黒とグレー色がちょこっと混じっているのと、二種買ってきた。書き比べると、画像の、グレー色が少し混じっている黒色の方が、良いようだ。勿体ぶって書いたのは、「やそじおりおりに」と題して小冊子を作る。その中に、綴り込む。この目的がある。あと二十枚ほど、書いてみる。でも後で書いたのは、気負いが入って、ぎすぎすしたのになるのかも、ダメかも。別のことだが、島崎藤村の、「初恋」も、思い出した。「まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思いけりーーーー」。スカスカの脳の片隅に残っていたのが、出てきました。
画像は、島崎藤村の、「千曲川旅情の歌」の[二]。先月12月25日に、「なにを齷齪」を載せた。その時の下書きをながめて、書いてみっかぁで、さらーっと、五、六枚書いた。「千曲川旅情の歌」は、七十年ほど前の、若かりし頃の思い出になる。自書自賛で、まあまあ、収まった。筆文字を習っていた頃の、残っていた半紙と、最近の筆ペンを使った。別のこと。習字をしていた頃の半紙、展覧会用の全紙、条幅紙は、保存が悪かったので、シミが出たり、ぼそぼそ状になったりで、全部捨てた。面白半分で、かな文字も習字をした。面白半分も、後々になって、書道検定を受験をした際は、役にたった。仮名文字用の、用紙も捨てた。仮名文字用紙は、かなり高額だった。筆も墨も、仮名文字専用で、書道検定受験した後は、やめた。下手の横好きで、一時、近代詩文を書いてみた。昔しに筆文字を、習ったことが、一枚の紙に、収まったなぁと、ながめている。