季節の巡りを、かしわ餅で感じてい。スーパーには、草入りのもある。ずうーっと前は、ばあちゃんが作ったのを、食べた思い出がある。餡を餅に包んだのだが、ばあちゃんのは、餅ではなく、米の粉だった気がする。米の粉を水で固め餡を入れて、柏の葉に包んで蒸したものだったかも。熱々のを食べた。餡もちょっと塩の味がしていたかも。ものの本に、昔は、柏の葉の表を外側にしたのは、味噌入りで、葉の裏を表にしたのが、餡が入っているものとしていたとか。柏の木は、新芽が出ないまで、古い葉が落ちない木で、家系が絶えないという縁起が、由来しているとか。明日は、端午の節句。「端」は、「物事の始め」という意味とか。五月は田植えの月で、農耕の始まり、早苗月という。「午」は、「五」とか、干支では「午」とかと読んだ。「こどもの日」の定義は、「こどもの人格を重んじ、こともの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」という。ずうーつと前のこと。野菜を売りに来た業者から、季節の菖蒲を買い、軒先に飾ったり、束ねて風呂に入れたりした。菖蒲は、「尚武」と、ごろ合わせで、その昔の武家から庶民に広まったとか。あちこちをぺらぺらして読んで、載せました。