おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(2月11日)は11:00~13:00に第172回 アドラー心理学ゼミナール を開催しました。
講師は福平さやかさん(保健師、シニア産業カウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー)。
タイトルは『ゲートキーパーとは 「死にたい」に向き合う』
このところ恒例の会場とオンライン併用のハイブリッド型でご提供。
講師は福平さやかさんはご自宅からご参加でした(写真上段中央)。
講師は福平さやかさん は「ゲートキーパー(こころのサポーター)って何?」のところで「『ゲートキーパ―』とはこころに不調を抱えている人や、自殺に傾く人のサインに気づき、 対応する人のこと」で、特別で専門的な役割ではなく、誰もが、少しの知識と技術、そして勇気があればなることができること、
さらには、普段からの「気づく」「声をかける」「話を聴く(傾聴)」「つなぐ」「見守る」が大切だと教えてくれました。
自殺に関するさまざまな考え、信念を巡っては1回目の討議タイム/ブレイクアウトセッションを10分間。
(会場での討議シーン)
自殺は防ぐことができる社会的な問題だとして、自殺を考えている人の心理や自殺のサイン、さらには、先進国の中でも自殺が多いといわれる日本では、交通事故で亡くなる方よりも、コロナで亡くなる方よりも自殺で命を絶つ方のほうがずっと多いことをグラフで示してくれました。
死にたいと打ち明けられたり、自殺の危険を感じたら場合に適用でしる「TALKの原則」についてもとても分かりやすくお伝えくださいました。
細かく書くときりがありませんが、ゲートキーパーとは何かどんなことが必要なのか、共同体感覚をもって生きていくことなどなどアドラー心理学エッセンスもふんだんに取り入れてお伝えいただき、会場参加者とオンライン参加者が一体になる講座になりました。
講座の資料だけでなく相談すべき専門機関の情報など、とても微に入り細に入った準備をなさった福平さんでした。
ここまで準備された福平さん、また会場参加の7人の方々、オンライン参加の15人の方々に心から感謝申し上げます。
◆You Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド では「【アドラー心理学】ちょっと待って、その行為!」として自殺のことも取り上げておりますので、ご参照ください。
https://www.youtube.com/watch?v=lQSPwOlsLYo&t=6s
なお、第173回 アドラー心理学ゼミナール ご担当の栗山慶美さんが会場参加されていましたので、概要をご本人からご説明いただきました。
第173回 アドラー心理学ゼミナール
タイトル:『「べき」から「願い」へ -ある自治体職員が退職を選択した理由-「恐れ」を超えて表現すること』
日時:4月10日(日)11:00~13:00
講師:栗山慶美さん(元横浜市役所 係長:約18年勤務、動画クリエイター&フォトグラファー、ELM勇気づけリーダー、SHINE潜在意識活用講座リーダー)
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