アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

こんな人はいませんか?
理由がわからず不機嫌で、近寄りがたく、受け取る人によっては「自分が何か悪いことをしたのかな」と思わせる罪悪感を抱かせる人。



不機嫌な人に機嫌をよくしようと近づいてかえって怒らせてったことはありませんか?

アドラーはどこかで不機嫌について「自分に近づいてくれるな」との目的があることを書いていますが、そのことについて最近、満倉 靖恵氏(慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授)が『フキハラの正体 なぜ、あの人の不機嫌に振り回されるのか?』 (ディスカヴァー携書)を出しています。

満倉教授らは脳波からリアルタイムで感情を計測する機器を開発・実験し、次のことを明らかにしたようです。

・脳は「嫌い」「不機嫌」といったネガティブな刺激には敏感であること
・「好き」「楽しい」といったポジティブな刺激には鈍感であること
・ネガティブな感情は払拭しにくいこと
・ポジティブな感情は持続しにくいこと
・不機嫌なときは強い脳が出て、しかも相手がそれを敏感にキャッチして同じようなネガティブな感情に同調すること

ところで、【フキハラ】の影響を受けないためにはどうしたらいいでしょうか?
どうやら「逃げるに如かず」のようで、物理的な距離を保ち、心理的安定を図るのが望ましいようです。

立場を替えて、自分が不機嫌な時は?
周囲に悪影響を与えないように一人で過ごすのがいいようです。
私の提案では、不機嫌な気分に陥っていることであることを自分なりに味わい、少なくとも周囲に影響を与えないように読書にふけるとか、ストレッチなどをするのがいいかもしれません。

◆ご参考までに:
・東洋経済オンライン
2022/12/23 16:00
不機嫌な人が周囲にまき散らす「フキハラ」の正体 ― 家庭内でも深刻、脳波研究でわかったメカニズム
https://toyokeizai.net/articles/-/641268

・PRESIDENT Online
2023/04/03 11:00
こんな人に近づいてはいけない…「不機嫌な人」が及ぼす深刻な被害を明らかにした慶大教授の衝撃実験結果
他の場所に移動・避難しても受けたストレス度は全然改善されない理不尽
https://president.jp/articles/-/68064?

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー> 5月の花(21)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )



« 【インナーゲ... 【フキハラ】... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。