第4回目の旅は「中央アジア全シルクロード」だったが、イスラム文化にどっぷり触れる旅だった。
スペインではグラナダのアルハンブラ宮殿などで体験したが、博物館のようで美しいという印象しかない。
今回は、住民が寺院で礼拝したり、豚肉を食さないなど生で感じ取る事ができた。
イスラム教に関しては(どの宗教でも)私には難しいことがいろいろあり、今、語る資格は無い。
偶像崇拝を禁じた宗教だと聞く。
でも、崇拝するものは飾りたいのが人間だろうと思う。
それ故にか、寺院や学校(イスラム教の教義を学ぶ)などの屋根や壁面は、色タイルで装飾されている。
勿論、偶像禁止であるから、所謂、アラベスク模様という花や幾何学模様が表されていた
初めは「ホーッ」とか「ウーン」とか感心しながら見ていたが、途中から「もう、この模様を再び見るチャンスは無いかも・・・」と写真に撮ることにした。
が、どこの建物を飾った物か記録してないので、今見ると、全く判断できない。
しかし、何時の日にか、再び中央アジアの国々を訪ねる機会があれば、この写真を片手に確認して歩きたいと思うが・・・もう、チャンスは作れないだろうなぁ・・・と思ってもいる私です。
「木彫り模様の門扉」
d