数年前、「サギ草」の群落があると言うので、南伊豆:自然野生植物園に出掛けたが、もう咲き終わったのか、お目当てのサギ草には出会わなかった。園の管理者がお土産(お詫びかな?)に・・・とくれたのが、この「黄色いホトトギス」だった。
今年の異常気候のせいか、葉が痛んでしまっているが、花の付き具合は良いようだ。
この10月を迎えて、ブログ掲載期間も13年目入った。
実際のところ、ここ数年の生活は、日々平凡・平穏であり、何の変化も起きていないから、改まってブログなどに記載する事柄はない。
ただ、何時まで続けられるかは定かではないが、ブログに、老いて行く自らの姿を偽る事無く書く事で、冷静に見つめて行くことが出来たらイイナと思うだけである。
と言いながらも、この「行き詰った感」には耐えられないナ・・・というのが私のホンネであり、日々、何とか気分一新すべく努力(嘘?)はしているが、如何せん、仲間はいないし、一人で出来る事もない(趣味の世界に没頭するという技を持っていないから)のが現状なのだ。
何とな~く続けている「ハングル」を、もっと真面目に勉強して、東京オリパラのボランティアでもしようか・・・など、浮ついた考えもしたりするが、「全く覚えられない」という明らかな現実がある自分には、だから努力しようという気力も持ちわせていない(ま、昔から努力をしない人だったけれどね)。
こんなバカげた思いでいる時、先輩友人と東京の美術展に行こうと計画をした事が、前回はご本人の風邪、次にはご主人の体調不良でと、2回キャンセルとなった・・・3回目をどうしようか、実は悩んでいる。
このまま友人との約束をチャラにして一人で出掛けようか、それとも、先輩友人の都合の良い時まで待つか・・・要するに、私が待ちきれなくなっているのだ、つくづく「短気だなぁ」と実感している。
この反動症状も出てきたようだ。
別の友人から、三島市内の美術館で「北斎・広重展」を開催しており、結構見ごたえもあるから・・・とお誘いが来た。
私は、即座に「行かない」と返事をした・・・あまり興味もない(もう、何度か鑑賞経験もあるから)し、先日、転倒した時生爪を剥がした足が、まだ、痛みもあるからというのが表向きの断りで、本当は、行っても構わないのだが、何かを遣り残したまま(仕掛けたまま)、次の事を始めたくないという私のオカシナ性格が、そう言わすのだ・・・多分、東京行が済んでいたなら、OKしたと思うわな。
「行き詰りの嘆き」は、以前のように、スイスイと出かけない自分自身に、一番の原因があるように思える。
イノシシと闘いつつも未然に収穫出来たという「サツマイモ」をご近所さんから頂いた。
無水鍋で「焼き芋」にし、ほくほく感を味わいながら、これからの我が人生を憂いてみる・・・というのもオツな趣味(変なの!)かもね。