姉は「十万両(多分、園芸種)」だと言っているが、「カラタチバナ」のような気がする。それならば「百両金」と言うらしい。
「十万」と「百」では格差が有り過ぎて、何だかイイ加減にして置けない気がするのは、私の貧乏性の所為かなぁ・・・と。
来年から消費税が上がるらしい(取られる一方なので、もう、無関心状態なのだ)が、何となく、現金支払で無い方が得になる・・・ぐらいの知識は仕入れている。
軽減税率がどうのとか、ポイント還元が何やら、モバイル払いどうたら・・・と、そこら辺りは、もう、理解の範疇に無い。
で、だからという訳ではないけれど、努めて現金払いを控えて、現在、カード払いをするようにしている。
世の中が、キャッシュよりカードやスマホで決済する方向に向かっている時に、とりあえず、便乗出来るものはして置きたいと思うからだ。
ま、ただ単に、スマホは持っていないからカードを使う・・・という安易な考えでもあるが・・・
先日、近所のコンビニ(ここではカード払いは出来ると聞いていたが、大体が少額なのでキャッシュ払い)に行った時、店主さんにスマホ決済が出来るのるかどうかを尋ねたら、「出来ない。私自身、スマホが嫌いで使っていないから・・・」と言う。
「実は、私も持っていない」と答えると、店主さん曰く「スマホを一日中見ていると目が悪くなるし、電磁波の影響も怖いから」だそうで、私も「あぁ、そうねぇ・・・」と言いながらも、「でも、それって、ちょい意味が違うんでないの?」と思ったのだった。
つまり、聞きたいのは個人的理由でなく、商売をしている立場から「スマホ決済」をどう思うのかを知りたかった訳で、まぁ、私の言葉足らずが原因だろうが、やっぱり、意識の違い(敢えて言うと、低さか?)を痛感した気がした。
日本では、現金が一番という思想(?)が強くて、なかなか、ネット自体が信用出来ないと言われている。
しかし、モバイル決済は、世界では既に、現実の動きなのだ。
確かに、現金は目に見えるし、現金支払いならば実際の手から手に渡るものだから確実であるが、日本が世界の動きに後れを取っている現況を放置していてもいいのだろうか・・・という不安さも、また感じてしまう。
世界標準とは日本は違うのだ!・・・と主張してもいい(私には、そういう頑固さに興味を感じるけれどね)が、多分、違う事に耐えて行けないのが日本人自身だという確信は持っている。
先日、ソフトバンクで(世界中だったようで)通信障害があり、ネット不信用に拍車をかけてしまったような気もするが、ただ、その時に、所謂、専門家が「ネットとは全面的に頼れるものではない。だから、アナログ(現金・紙使用地図等)は持参すべし」と言っていたのが印象的だったな。
カード払いを主にして1年程、支払い可能な近辺の店舗を把握しつつある。
自分には不必要だからと排除してしまわない、でも、便利だからと言ってすべてを任せてしまわずに、併せて自衛措置も図りながらトライし続けて行く・・・高齢者突入をしているものの、そんな緩~い選択を、ボチボチとしている私なのである。