「都忘れ」だと思うんですが・・・白い花が好きな私でも、この花だけは「青紫」がイイナと思うのは、名前の雅な響きの所為かしら・・ね
小さな庭にも季節は巡っており、そこかしこに花々が満開となっている。
「姫ヒオウギ」に蝶が舞飛び、「ミニバラ」には、我が物顔にカエルが鎮座している・・・しばらく、じっと眺めていると、こんな小動物の生き様に安らぎと勇気を感じてくるのだ。
自宅療養中だった姪の病状回復が思わしくなくて、4月末、今年2度目となる入院治療を開始し、5月中旬からは別の病院でリハビリ入院している。
動き回れないものの寝たきりではないから、そう、手は掛からないが、毎日、傍らで看護している母親にしてみると、気を抜く時がないだろうし、案外、入院中が休息になっているのだと思う。
ただその母親を見ているだけの私であるが、可笑しなことに、これまた、何とな~く気が抜けなくてマゴマゴしているんだね・・・少し疲れもあった。
だから、私も少~し、休息のお裾分けに預かって、朝一(大体午前6時半頃からかな?)に、庭で落ち葉掃きをしながら、小花壇の花々を、じっくり、眺める日が多くなっている。
蝶々も見えたり、カエルも見えたり、勿論、小さな青虫も見えたりで・・・この青虫は、私的には害虫の範疇になっているから、ゴメンねと殺傷する。
退院予定は7月中旬なので、ま、「つかの間の安らぎの時間」を頂いたと神様に感謝すべきか(ちょい嘘っぽいな、本音では、ウラミたい気持ちもある)・・・と。
←貴重な(かも?)「おしろい花」の双葉
気持ちに余裕が出ると何かをしたくなるようで、しばらく保存しっぱなしでいた(何時の物かも不明な)朝顔の(と本気で思っていた)種子を蒔いてみた。
ようやく出て来た双葉を喜び勇んで見ると、あれれ?これって朝顔じゃぁない!と気づいた・・・そう、おしろい花の双葉だったのだ。
姉からは、「おしろい花と朝顔では種の形が違うでしょ?誰がみても分かるよ」と蔑まされたが、でも、何であれ、こうして芽が出て来た事が嬉しいじゃぁないか・・・ねぇ。
そんな訳で、この「おしろい花」を、このまま、鉢植えにして置くか、はたまた、別な場所に植え替えるか・・・ホンにノウテンキな悩み事を楽しんでいる私の日々。