普段は23時か0時頃に寝るのが普通だが、山では消灯が早く疲れても
十分に休めるので健康的である。 皆さん3時頃の星空
が素晴らしかったと話されていたが、その頃は夢の中で自分は4時10分に起きた。 朝食は5時半からなので、その前に防寒対策をし遅れながら外に出た。
常念も槍も朝日を受け山肌を赤く染めており、東鎌尾根には常念山脈のシルエットがクッキリ見えた。
東側に目をやると雲海が安曇野を隠し、遠く浅間山
が確認できた。その様子は海に浮かぶ小島のようである。
朝食後の6時出発予定で、それぞれ小屋前に集合した。 天気予報は午前中は晴れ、午後は曇り
となっていたが常念山脈の尾根歩き中 晴れていれば良い山旅が楽しめそうである。
コバルトブルーの空に聳える常念岳に取り付く。
北アルプスは今の富士山より多くの雪化粧を残し、最高の山岳風景を見せてくれた。
振り返ると、堂々とした横通岳(2767m)とお世話になった常念小屋が俯瞰できる。
山頂が近くなったら前常念岳・三股への分岐が見えた。 雲がなく最高の登山日和である。
どこを見ても素晴らしい景色で皆さん興奮気味である。
アッ
富士が見える。
待望の常念岳登頂、7時半。 槍穂高のパノラマが素晴らしい
山頂に立つ祠。
独立峰なので360度の景色が楽しめる。富士山遠望。
涸沢を囲む穂高連峰。 左のピーク前穂高岳
、中央が奥穂高岳
、次が涸沢岳
、右が北穂高岳
。
これから向かう蝶が岳への稜線。
15分山頂からの眺望を楽しみ7時45分、蝶が岳へ
出発。
変わった岩峰が見える場所に8時20分到着、5分休憩。
アップダウンを繰り返しながら、見晴らしの良い場所着、9時02分。5分休憩。
常念岳
が段々小さく
森林限界は標高2500m位と言われ、それより下ってからお花畑
が見られるようになって来た。
花の山と言われる蝶が岳付近には沢山のお花畑が点在している。
蝶槍通過、10時50分。 ガスの影に蝶が岳ヒュッテが確認できた。
横尾分岐通過、11時05分。
蝶が岳山頂通過、11時半。
蝶が岳ヒュッテ到着、11時35分。 昼食
休憩を取る。12時05分出発。
ここからは蝶が岳新道を3時間半掛けて三股登山口まで
下る。
長い下りが続くので30分おきに小休止を入れた。 下山道脇でも沢山の花が見られ、花好きの方が居たのでゆっくりしたかったが、歩き続けた。
まめうち平着、13時52分。 この前後は樹林帯の中の平坦にちかいヌカル道であり、少々早めに
歩いたが皆さん頑張って付いて来て下さった。
14時出発。 地図上には樹林内の急登と表示され、急な下りは事故発生率が高く一番気になっていたが、綺麗に木製の階段などで整備され、同行の方と「大変な工事をして下さり有り難いですね。」と話していたら、まだ下方で10名位の方々が工事を進めて下さっていました。
「ありがとうございます。」
の言葉を掛け
通過させて頂いた。
ゴジラの木通過、14時40分。
大木の朽ちた木なのですが、見るとなるほど良く似ているのです。
力水通過、14時48分。 鬱蒼とした樹林帯の中に標示板がありました。 三股到着、15時03分。5分休憩。
登山相談所とトイレがあり、登山道工事の方々の車が入っていました。
一般車の入れる三股登山口まで、林道を皆さんと広がって
歩きました。 到着、15時20分。
大腿部の筋肉痛
を訴える方が居ましたが、色々処置をしながらも頑張って頂き、本当にお疲れ様でした。
途中、真鶴町と提携されているという温泉
施設で汗を流し、帰途に着きました。
私たちは梅雨時の晴れ間に当たり、とても素晴らしい景色を楽しみながら歩くことができました。
としちゃんの時も、そうであるよう祈っています。
楽しい山旅を!
また、覗いてください。
来月、近所の人と燕から常念まで歩く予定です。山行記録を見て大変役立ちます。ありがとうございます。
いつもブログ楽しみです。