東山山麓に広大な伽藍を持ち、室町時代には京都五山の最高位に列せられた南禅寺。
インクラインから疎水沿いを歩き南禅寺水路閣に向かった。
境内を横切る洋風のアーチ橋は明治21(1888)年、古代ローマの水道橋を参考に建築され13の橋脚が大小のアーチを形作っています。
南禅寺と水路閣は切り離せない名所となっております。
また、高さ22mの三門は、天下の大泥棒石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」と楼上からの眺めに感嘆する歌舞伎の名場面で知られています。
その三門越しに境内の桜を撮ってみました。
南禅寺界隈をぶらり散策してみた。
桜が花開く春は、一年で京都が最も華やぐ季節のように感じ、普段でも観光客の絶えない古都が更に賑わいを見せる時です。
桜花に彩られた美しい情景はまさに《花の都》と呼ばれるにふさわしく、うなずけます。
名のある散策路ではありませんが、南禅寺勅使門から北に歩くと、隠れた桜の名所のようで人力車やタクシーが次々とやって来ます。
全体を撮ると人と車であふれ返って居ますので、部分的に京桜の魅力を撮ってみました。