寒いから家に居る? とんでもない。寒いからこそ野外へ飛び出そう!
そんな思いで、数々の湖沼と深い森とが、四季折々の美しさと感動を与えてくれる裏磐梯の自然に飛び込んでみた。
皆さんは、スノーシューってどんなものか、ご存知ですか? 日本で言えば「かんじき」と言われるものです。 北米で生まれた雪の上を歩くための道具で、狩猟などの生活の道具として使われていたようですが、現在では冬の登山や雪原そして森の散策用に利用されています。 下の絵がスノーシューです。
今回私も初めての体験で、コースを熟知したガイドさんの案内で、裏磐梯の広大なフィールドの中から神秘の五色沼をトレッキングしました。 歩き方は直ぐに慣れ、子供さんからお年寄りまで気軽に楽しむ事が出来ます。 そんな事でガイドさんが、まずスノーシューは外れる事は無いから足元よりも周りの景色を楽しんで下さいとアドバイスを下さり、景観を楽しみながら樹木観察やバードウォッチング、時には転がったり楽しい雪上探検でした。
ガイドさんはアウトドアペンション「もくもく」のオーナーであり、裏磐梯の自然の中で自然を利用して自然と遊ぶと言う「もくもく自然塾」の塾長さんでもあります。 上の絵は色々と説明をして下さる塾長のもくさんです。
ウサギやキツネの足跡を教えて下さり、皆で追いかけてみたり、運が良ければ野生の動物たちと出会うこともあるかも?と言われていた矢先に、目の前の大木から降りて来たリスを見ることが出来ました。ラッキーであったようです。 また毘沙門沼では白鳥を見る事も出来ました。
2日目は小野川湖の奥にある厳冬期の不動滝トレッキングに出かけました。 登山口には鳥居があり、半分雪で埋もれていました。
何故、登山口に鳥居?と思ったら、ちゃんと不動滝の横に御不動さんの祠がありました。滝の名の由来も、それから来ているようです。
ミズナラ、ブナの静かな森にサクサクとスノーシューの雪を踏む音が響く、厳しくも優しい冬の不動滝を見てきました。 雪は思ったよりも少なかったが、滝つぼのブルーアイスも見ることが出来ました。