素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

*とにかくでかい「東大寺」*

2009年04月25日 | 世界遺産

東西約4km、南北2kmの奈良公園。                       この中に東大寺、春日大社、興福寺があり、若草山が盛り上がり、背に原生林の春日山が広がる。そしてシンボルの鹿がそこここで群れ遊んでいました。

東大寺正面参道を進むと、まず重層で入母屋造り、高さ25mの日本最大級「南大門」がある。   

その先にそびえる大仏殿が、またでかい。                     幅57m、奥行き50m、高さ48mで、現存する木造建築では世界最大級。              世界遺産としての価値を認められた、大仏様(だいぶつよう)という建築様式だそうです。                                       創建時は幅が88mもあったというから、これまたビックリですね。

中に鎮座する像高約15mの仏像も、世界最大の金銅仏。この寺のご本尊(盧舎那仏坐像)である。                                          上の大仏殿(金堂)手前にある、高さ4.6mの八角燈籠は東大寺創建当初のものだそうです。                                             火袋の羽目板4面に横笛などを奏でる音声菩薩、他の4面に雲中を走る獅子が彫られており、天平時代のすぐれた技術と工芸意匠を伝えている。

大仏様は太陽が地上にあるものを照らして生命を育むように、この世の真実を照らし出す知恵と、すべての生きるものへ降りそそがれる慈愛の心を象徴する大きな仏様であるそうです。

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懸崖造りの二月堂

2009年04月25日 | 世界遺産

東大寺の東に位置し、「お水取り」や「お松明」で有名な二月堂を参拝。

参道を進みながらも、良く鹿を見かけました。                            南大門近くで観光客に煎餅をねだる鹿と違い、奈良公園の森の中や芝生の上をノンビリとしている姿を見ると、何となく神鹿と言われるのが判る様な気がした。

ここでは毎年3月1日から14日まで、「お水取り」(修二会・しゅにえ)と言う行法が行われています。                                 これは、二月堂のご本尊「十一面観音菩薩」さまに、民や国家が犯した罪を懺悔して、国家の安泰と人々の幸福を祈る法会だそうです。                                       奈良時代に始まり、一度も途絶えた事の無い伝統行事との事です。                        皆さんもポスター等でご覧になられた方もいられると思いますが、12日が修二会の最高潮となる日です。特にこの日は参拝者であふれ、夜でもあり高齢者や子供さんには危険な時です。

懸崖造りの舞台の上を籠松明と呼ばれる巨大な松明を振り回し、火の粉が雨のように舞台から降り注ぐ様は壮観です。                                                                                                 この「お水取り」は奈良の春を告げる行事だそうです。

舞台からの眺めは、奈良市街が一望でき素晴らしいです。

 

二月堂から大仏殿に下る参道は、瓦土塀に囲まれた石畳がとても綺麗な小道になっています。  

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朱塗りの社「春日大社」

2009年04月19日 | 世界遺産

神がおわす聖なる原生林内の参道を両脇の石灯籠に見守られながら進んだ。                     2月と8月に行われる万灯籠には多くの参拝客が訪れるようです。                   その名残か参道側の石灯籠に和紙が貼られ、灯されたと思われる小さなロウソクが見られました。

春日大社の祭神、鹿島神が降臨したといわれる春日山は神聖なるものとして、千年以上もの間、手厚く保護され、同時にこの山は僧侶にとっては自然信仰に基づく山岳修行の場であったようです。

深い緑に囲まれた境内には61もの摂社や末社が祀られているとの事です。                    そんな広い境内の大社を参拝して来ましたが、帰ってから地図を見直したら参拝順序として二の鳥居から南門、舞殿、回廊、御神木と中門、内侍殿、直会(なおらい)殿と進むようですが、ちょっと間違ってしまったようだ。                                    どうも参拝していて、これが春日大社だと言う感じがしなかった。

奈良公園といえば鹿。この鹿とゆかりの深いのが春日大社だそうです。                        春日大社は、奈良時代に平城京鎮護のため、常陸国から鹿島神を勧請したことに始まるようですが、このとき鹿島神が白鹿に乗ってこられた事から春日大社にとって、鹿は神の遣い。                                                                         以来、一帯では鹿が大切にされるようになったのだそうです。

鹿センベイをねだる鹿は可愛いが、その昔、シカの死骸に関われば死刑ものだったとか。                                         特に秋は発情期の牡鹿に注意。                                                                                             江戸時代から危険防止のために角伐りが始まり、10月の日・祝日、春日大社鹿苑で勇壮なシーンが見られるそうです。                                                                                        ちなみにバンビの誕生は5月から6月頃のようです。

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猿沢の池

2009年04月18日 | 史跡・名勝探訪

余りにも有名で、奈良の絵葉書やポスターの定番となっている「猿沢池」を訪ねた。      修学旅行の時の感動がよみがえった。もうあれから何十年だろう?感慨深いものがあった。  

興福寺の放生池として造られ、4月17日の「放生会」では鯉やフナが放されるようです。私達の訪問時は亀も見かけました。 

今回は天気も良く、池面に映る興福寺の五重塔が青空をバックに、絵葉書のように綺麗でした。    

                                              五重塔は天平2年(730)に光明皇后の発願により建立され、火災や兵火によって焼失と再建を繰り返し、現存するのは応永33年(1426)に再建された6代目だそうです。                                      天平時代の伝統的な建築様式で復興されており、高さ51m。京都の東寺五重塔に次ぐ2番目の高さとの事です。

五重塔の反対側には沢山の参拝者で賑わう朱塗りの堂宇 「南円堂」が見られました。 西国33ヶ所観音霊場の第9番札所で参拝者は絶えないそうです。                                       国宝の木造不空羂索(ふくうけんじゃく)観音坐像などが安置されているとの事です。

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吉野山の桜

2009年04月18日 | 世界遺産

関西一と言うよりも、日本でも代表的な桜の名所。❝吉野❞

混雑を承知で一度は、この花の時期に訪れて見たいと足を運んだ。

修験道の聖地として開かれた吉野山。                               日本一と謳われる桜の名所は、哀切な歴史の舞台としても知られ、源 義経後醍醐天皇などの史跡が残り、平成16年(2004)には世界遺産に登録されました。

花や紅葉、時期のものは早朝のうちに現地入りしなくては行動の計画が立たない事から、0時に東名高速道路に乗った。                                                                                                そして伊勢湾岸道、東名阪自動車道、伊勢自動車道と乗り継いで、三重の亀山から国道25号の名阪国道を進んだ。                                                                                                ここは国道なのに標識や道路、案内板は全て高速道路と同じ、速度60キロの標識も早朝のためか、見えるけど見えない感じ、全車100キロ前後のスピードで走行、その流れに乗った。

吉野へ向かうには、名阪国道を降りてからも30キロ以上、田舎の一般国道を走行しなくてはならず、現地に正確に到着できなくてはまずいので、カーナビを導入した。             その正確さにビックリ! 7時半頃に吉野の臨時駐車場に到着した。 天気最高。

8時シャトルバスに乗り、30分ほどで吉野山の中千本まで運んでくれた。

吉野山の桜はシロヤマザクラが多く、ソメイヨシノより白っぽい花のようです。            一目で千本見られるという事から各エリアに「千本」と言う名が付けられたとの事です。麓から下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれ、標高差500メートルを下から上へと約1ヶ月かけて徐々に開花し、楽しませてくれるようです。

中千本上部の甘味処「花錦」さんで、吉野名物「葛切り」を生姜味の黒蜜で頂きました。冷たくてとても美味しかった。

それから頑張って上千本の花矢倉から、少し先「吉野水分(ミクマリ)神社」まで登り参拝して来ました。                                                                                                                      水を配分する神、天之水分大神を祀り、子守さんの名で親しまれ子宝信仰が厚いようです。三社一棟造りと言う本殿は珍しかった。

帰りは参道を下千本のバス乗降場まで散策。                                                                          途中の蔵王堂付近の参道は両側、御土産物屋さんが続き、凄い人の洪水でした。            6時間ほど見学しましたが、時間があれば、まだまだ見たい所が沢山ありました。   

 

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春景

2009年04月15日 | 春景色

「人生には、さまざまな出会いがある」と良く聞きます。

たくさんの人や物、物は別として人との出会いは、生きて行く上で非常に大切な部分を占めています。

                    

人との出会いの中では、気の置けない人を大切にしたいと考えています。

私は以前1人で良く山に出かけました。                         何度も素晴らしい景色に出会っている内に、その素晴らしさを両親にも見せて上げたいと思い、カメラを持つ様になりました。

四月ともなれば、見晴るかす盆地は桃やスモモの花の海。              青空の中に残雪の稜線をくっきりと刻み込んだ南アルプスが望めた。最高の春景色である。                        

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身延の枝垂れ

2009年04月01日 | 古寺巡礼

樹齢四百年の枝垂れ桜があると言う日蓮宗総本山の身延山久遠寺を参拝して来ました。

出発が遅かったので、見られるかどうか不安であったが、向かってみた。     と言うのは、総門から三門までの身延山門内商店街の道が非常に狭く渋滞が予想されたからである。                                         所がラッキーな事に渋滞解消のため国道52号線の身延総合文化会館からシャトルバス運行がされており、駐車場に心配すること無く参拝が出来ました。

久遠寺境内の報恩閣前には、素晴らしい枝垂れ桜があり、この時期は圧倒的な存在感と貫禄を魅せ、参拝者はもちろん沢山の花見客で賑わっていました。

三門から参道を進み大本堂まで上がる手前の菩提梯には参りました。  287段の急な石段、登りきれば悟りの境地(本堂)へ到達するとされ、頑張って登りました。

登りきった左手に立派な五重塔にビックリしました。江戸時代初期に創建され、明治の大火で焼消したが、百三十年振りに再建されたとの事です。

身延山の大本堂は大法要のほか、唱題修行などが行われる法華経の根本道場。     こちらも大火で焼失したようですが昭和60年に再建されたとの事です。      970坪、間口32メートルの内部は、身延山型と呼ばれる独特なものだそうです。  天井に舞う、加山又造の筆による墨龍は必見だそうですが、桜に夢中で忘れました。

 

 

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