素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 燃える山『甘利山』 ▲

2012年06月30日 | 南アルプス

甲府盆地のに西側、南アルプス鳳凰山塊の前衛として存在する山だが、独立峰でないため地形に詳しい人でないと指し示すことは難しい。                          レンゲツツジと近年の林道整備により、この山の人気は抜群である。

韮崎の釜無川に掛かる船山橋から約16キロ、狭くヘアピンカーブの多い林道を上ると山頂直下の広河原駐車場に到着する。                           レンゲツツジの時期は警備員さんが待機し、駐車場に誘導してくれる。         だいたい50台位は止められる駐車場である。

駐車場を出ると、もう目の前が花園である。                      ただ、登山道の両側はレンゲツツジの保護の為、ロープやネットが張られ、写真屋さんにとっては残念な風景だが、保護の為では止むを得ず、それを入れずに撮るのが写真屋さんの腕なのだろう。

5分も歩くと休憩所のある経塚に出て、雲が無ければ前方の甲府盆地越しに雄大な富士山が望めるのであるが、今日のキャンバスは真っ白で残念だった。           1度はレンゲツツジと共に富士を撮って見たい。

経塚から山腹をもう一登りすると、すぐに広い甘利山の山頂に到着である。        下界から山頂は見にくいようだが、山頂からは爽快な展望が得られ、疲れも吹き飛ぶ。

ここまででは、余りにも歩き足りないので、静かな尾根に足を踏み入れ奥甘利山(1,843m)を訪ねた。                              タイトルは❝燃える山『甘利山』❞と一寸オーバーかな と思ったが、奥甘利から見た時は、山頂一帯がレンゲツツジに覆われ、なんとなくそんな風に見えた。

 

 

 

 

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▲静かな山歩き▲

2012年06月25日 | 南アルプス

6月は梅雨期でうっとうしさを感じますが、こんな時期でも元気に紫陽花、菖蒲、ツツジ等が『ガンバレ!』と言わんばかりに咲き誇ります。                1年のサイクルの中に、梅雨期も毎年訪れます。めげずに楽しみましょう。

今回、鳳凰山塊の一部になる奥甘利山から千頭星山(2,138m)への落葉松と笹原の静かな山を歩いて見た。

からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き。からまつはさびしかりけり。たびゆくはさびしかりけり。

からまつの林を出でて、からまつの林に入りぬ。からまつの林に入りて、また細く道はつづけり。

からまつの林の奥も、わが通る道はありけり。霧雨のかかる道なり。山風のかよふ道なり。

詩題『落葉松』大正10年、北原白秋が信州星野温泉での自由教育夏期講習会に講師として招かれ、婦人(佐藤菊子)と共に朝夕落葉松の林を散策する中で作られたそうです。                                          まだ詩は続きますが、3番までを引用させて頂きました。

変わった名前の千頭星山「せんとうぼしやま」と読みます)の山頂自体は樹林の中で、展望はありませんでした。                                 森林浴と静かな山歩きを楽しむには最高のコースです。

 

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あしがり郷『瀬戸屋敷』を訪ねる。

2012年06月17日 | 史跡・名勝探訪

開成町『あじさいの里』の西側ほど近い所に、あしがり郷『瀬戸屋敷』があり、訪問してみた。  

あしがり郷瀬戸屋敷

歴史的な建造物や周辺の自然が残る1,800坪もの広大なお屋敷です。 

                                                                                 こちらでは、「桃の節句」・「端午の節句」・「七夕」・「十五夜」等、昔から伝わる伝統的な年中行事を再現し、訪れる多くの方々が楽しまれています。

島国『日本』には昔からの自然観や信仰があり、その中で「しきたり」と言うものが生まれました。                               それが核家族化した現在は伝統的な行事・しきたりが簡略化、省略化されつつあります。『正月行事』・『年中行事』・『結婚』・『出産』・『祝い事』・『贈答』・『葬儀』・『手紙』等、核家族化の現在では仕方ない部分もあるように思われます。

『手紙』は時代の流れからパソコンやスマホに代わったようです。          でも思い返せば手紙の良さも捨てがたいですね。                 この私たちが忘れようとしている昔からの伝統行事を、この『瀬戸屋敷』は、その時期・時期に再現してくれます。 とても嬉しいことです。

最近のテレビ・新聞をみると、人間のあるべき姿、道徳、倫理、道義に反する事件事故が多すぎるように思われます。                            それに核家族化し、田舎であっても隣近所のお付き合いが減少傾向にあるようです。 

                                                                                   東日本大震災以後『絆』と言う言葉が、あちこちで見受けられ、瀬戸屋敷でもテーマ「絆」の特別展が開催されていました。                         高齢化「日本」、これからは地域とのつながりを大切にしていかなくてはと強く感じました。

 

 

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⛈ 雨の日 ⛈

2012年06月16日 | 春景色

雨の日は、なかなか外へ出ようとは思いませんね。                                                                    何気なく、庭を見たらアジサイが小さな花をつけていた。                   じっくり見ると綺麗な水滴をつけ、とても雨との相性が良い。

そうだ、隣町の開成で『あじさい祭』が開催されているんだ。            と思い出し、雨の中花見と洒落込んでみた。 

17haの水田地帯の農道・水路沿いに約五千株のアジサイが植栽され、花色も多く雨の中、生き生きと咲き誇っていました。

田植えの済んだ束の間の水田地帯ですが、以前であれば「アッ田植えが終わったな。」で終わりですが、今では『開成あじさいの里』と呼ばれ、当地の名所になっております。

そして私たちの目を楽しませてくれ、はや25年を経過、今日も雨の中、沢山の方々が訪れていました。

メイン会場では近隣高校の「軽音楽部」・「吹奏楽部」・「ダンス部」・「和太鼓部」等、高校生が雨を吹き飛ばす勢いで活気あふれていました。                         若いって素晴らしいことですね。

 

 

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