小正月、目覚めたら京都市街一面が白くなっており、びっくりした。 走り行く車は、みな慎重になっているのが伺えた。良く大原の方で雪はあるが、街中が一面白くなったのは、初めての経験である。
朝方は外気温-1℃、昼頃まで滞在したが0℃以上には上がらず、横断歩道の白く塗られたところはツルツルで横断にも気を使った。 そんな所を地元の人は慣れているのか、自転車で平然と通り過ぎるのに、車の中から倒れないでくれと祈った。
こんな天候に遭遇することはまず無いし、雪の時に綺麗なのはどこだろうと考え、そうだ金閣寺へ行ってみようと思いつき車を走らせた。 洛西の金閣寺は京都市街の北部山沿いで、明るかった空が段々暗くなり雪の降りが強く不安になって止めようかと思ったが、折角ここまで来てと思い真っ白な広い駐車場に入った。乗用車5台だけ。 傘を差しては写真が撮れないと思い、山用の合羽を着て参拝した。
境内に入り、鏡湖池(きょうこち)の前に行ったら、どこからこんなに沢山の人が現れたのかと不思議なほどあふれていて写真を撮るのに順番待ちの状況でした。 写真好きがこの様な天候の時はどこが良い被写体かと考えるのは皆同じだと感じました。ただ残念な事に、雪でカメラを濡らしてしまい2枚ほど見られますが、後はみなピンボケでした。がっくり。