ブナの原生林、ヒメシャラ林の景観、アセビのトンネルなど樹林相が豊かで、この時期にはシャクナゲやツツジの花が山路に彩りを添えていました。 万二郎岳から見た万三郎岳
今日は天城高原 ゴルフ場のハイカー専用駐車場を起点に万二郎岳(標高 1299m)~万三郎岳(1405m)~涸沢分岐点を経由しての周回コースを歩いてみました。
ハイカー専用駐車場に 7時 40分 到着。大きな駐車場で立派なトイレも完備されていました。 平日にも関わらず 20台ほど止まっていました。晴れのはずが午前中は曇りで残念。
20分ほどで準備を済ませ 8時出発。 駐車場入口の反対側に「天城山縦走路入口」の大きな標示板があり、下る感じに登山道があった。
取り付き直後は登山道が湿り、岩、土、階段が作られた丸太の全てが滑り易く、緊張感を持たせてくれた。 行程のほとんどが樹林帯の中で、晴れていたら蒸し暑かっただろうと感じた。
四辻通過、8時 20分。
新緑の中に点々と燃えるようなヤマツツジが顔を見せてくれた。
万二郎岳山頂の 200m手前の階段
万二郎岳山頂 到着、9時 05分。 万三郎岳が見えるよう西側だけは展望が効いたが、他は展望悪し。
万二郎から万三郎への尾根伝いの道は「馬の背」と言われる場所を通過するので痩せ尾根だろうと覚悟していたが、とても歩き易い平坦地でヒメシャラ並木が綺麗であった。
長大な天城山脈の最高峰「万三郎岳」を中心に原生林の息づく稜線にはキョウマルシャクナゲやミツバツツジが美しく咲き、小鳥のさえずりも爽やかであった。
石楠立(はなだて)通過、9時 43分。
この辺りは、とても歩き易い道で万三郎岳 本峰直下まではハイキング気分。
本峰の登りに入ったら、周りはシャクナゲ群落であった、登山道で直には見られず離れていたが満開でした。近寄れず望遠で狙ったが今一ピンボケ。
万三郎岳登頂、10時 13分。 ベンチで 15分休憩、展望なし。
万三郎岳の下りに入ったらトウゴクミツバツツジが多く見られた。ただ開花が早かったのか登山道に色を添えていた。
万三郎岳下分岐点通過、10時 30分。
ブナ原生林の中である。 ここからは涸沢分岐点に向けて、滑り易い丸太階段そして登山道に飛び出した木の根につまずかぬ様、慎重に下る。
涸沢分岐通過、10時 54分。
涸沢分岐から四辻まではシャクナゲコースとマップ表示されていたが、シャクナゲを見かけることは無かった。それよりも四辻まで薄暗い登山道で思ったより長かった。 石柱 101地点通過、11時 27分
四辻通過、11時 47分。
天城高原ハイカー専用駐車場に 12時 01分、無事ゴールしました。