素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 伊豆三山 ▲

2017年02月25日 | 私の見た山・登った山

身近で眺望が良く、標高が 400m前後の伊豆三山(発端丈山・かつらぎ山・城山)をご紹介いたします。                                                                                                            伊豆長岡 ICを 9時 47分に出て、内浦小学校前の三津(みと)北口登り口を 9時 55分に出発。

                                                     駿河湾側に 3つの登山口があり、伊豆の国市観光協会の発行する「伊豆三山ハイキングマップ」に急斜面と表示された個所を通過しない三津(みと)北口を選択したのですが、意外ときついのに驚きました。

標高が低くとも尾根に出るまで直登 の登山で、今年に入りキチッとした筋トレをしていなかった身には応えました。                                                      三津・長浜登山口コースとの合流点を 10時 48分通過。

尾根歩きに入ると多少のアップダウンを繰り返し、木々の合い間からは海底火山の地下にあった火道が隆起し浸食されて現れたという「淡島」が俯瞰できた。

更に尾根を進み

発端丈山(ほったんじょうざん:407m)着、11時 10分。山頂は広く見晴らし良好、10分の休憩をとった。

ここからは益山寺分岐点まで約 100mの下り、自分は走る時も下りは得意なので何の苦痛を感じることなく歩けた。

益山寺分岐点通過、11時 35分。

植林された杉林の中を進み

葛城山(かつらぎやま:452m)山頂着、12時 35分。

こちらも展望良好であった。駿河湾も淡島も綺麗に見えた。

遠く山沿いには雲が出ていたが、運良く富士山の山頂も望むことができた。

また、この山には山頂までロープウェイで来ることもでき、色々な服装の方々が見られた。

山頂での昼食も済ませ、13時 06分下山開始。

葛城山分岐点を 13時 45分通過し、林道峠に向かう登山道では海底火山が隆起したと思われる大きな岩が現れ出した。林道峠通過、14時。

 

そこから少しお尾根歩きをしていたら、城山峠に出た。14時 12分着で 5分休憩。

最後に目指すは「城山」。                                                                                                   この山も伊豆特有の山で火山活動が活発であった頃の遺物であります。              近づくにつれ登山道も大岩の横を進みます。

城山(じょうやま:342m)山頂 到着、14時半。

修善寺道路を三島向けに走っていると、狩野川越しに見える岩山であります。

伊豆長岡市街を眼下に箱根連山を望むことができました。

また、韮山反射炉も遠望できました。                                                                           幕末期の韮山代官「江川太郎左衛門英龍(坦庵公)」が築造を指揮し、その子「英敏」が完成させたとのことです。                                   反射炉とは、金属を溶かし大砲を鋳造する溶解炉だそうです。 平成27年7月世界文化遺産に登録されています。                                                                                                            中央に見える3本の塔が韮山反射炉です。

城山山頂を 14時 42分下山開始。 城山峠通過、14時 52分。                                      下り出して丁度 15時頃、城山の岩壁が見えてきました。

ここはロッククライミングができる山として、多くのクライマーに人気の山でもあります。

私達が下っている最中もクライマーが取り付いていました。

「1本のザイルに命を懸けているクライマーってすごいね」と言っているうちに、城山登山口に 15時 22分、全員無事下山しました。

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🌇 落陽の三島スカイウォーク 🌇

2017年02月25日 | 名勝:自然の風景

3つの日本一があるというキャッチフレーズの箱根西麓:三島大吊橋『三島スカイウォーク』を歩いて来ました。

日本最高峰にして世界遺産の「富士山」

日本で最も深く美しい「駿河湾」

歩行者専用として日本最長の吊り橋「三島スカイウォーク」   

箱根西麓の山間から、季節ごとに表情を変える鮮やかな日本一の風景を、存分に楽しめます。

「三島スカイウォーク」は日本最長 400mの大吊橋で、2015年 12月 14日より営業開始されたようです。

昨年の 12月で 1周年を迎え、まだ施設が新しいので、風景と共に素晴らしいです。

私たちは山歩きの帰りに立ち寄りました。                                                                         国道 1号線を三島から箱根に向けて登って行くと、黄金色の太陽が、今まさに西の山影に姿を隠そうか という瞬間の 17時 20分に到着。

営業時間が気になりましたが、3月上旬頃までは 18時迄と聞きホッとし、駐車場より皆さんで駈けるように、大吊橋に向かいました。

富士山も顔を見せてくれ、三島市街方面が黄金色か赤銅色に見え、丁度良い時間に着き感激しました。

これから日が長くなり、夏の夕涼みなどは最高です。                                        ただ、400mもの長い吊橋であり、強風の時は入場制限されますのでご注意ください。

 

 

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◎ 當麻寺(たいまでら)参拝 ◎

2017年02月11日 | 古寺巡礼

葛城市當麻(たいま)の名を知らせる名刹で、二上山(にじょうさん)のこんもりとした樹影を背景に、静かなたたずまいを見せています。

                                                  地図や本では当麻と表示されていますが、この辺りでは駅名以外、でわなくを使われているようです。                                                                                                           西名阪自動車道の香芝 ICを出て、国道 168号線を南下し、當麻の交差点を右折、近鉄線の線路と国道 165号線をこえれば正面に見えます。

當麻寺の創建は、用明天皇の皇子「麻呂子(まろこ)王」が推古天皇 20年(612)に河内(大阪)に建てた万宝蔵院に始まり、その後 天武天皇 白鳳 11年(681)に麻呂子王の孫 當麻国見が現在地に移して、この地方の豪族 當麻氏の氏寺として整備したと伝えられているようです。

金堂、講堂が南北に一直線に並び、金堂の南方両側に東西二つの三重塔が建ち、更に本堂・薬師堂・仁王門などが独特の伽藍配置で建ち並んでいます。

                                               現在、西側の三重塔は修復中(右端)であります。

このお寺は、境内の参拝は自由ですが、本堂・金堂・講堂 中之坊 西南院 奥院 と四ヶ所に別々の拝観料が必要になります。

當麻寺の名が知られる伝説について                                   中将姫の伝説と綴織(つづれおり)の曼荼羅(まんだら)で、この女人伝説と曼荼羅によって中世以降、浄土信仰の熱烈な霊場となったとのことです。                                          そのお話ですが、中将姫とは藤原 豊成(704~765)の娘さんです。

                                                   豊成は藤原南家の祖 武智麻呂(むちまろ)の長男で右大臣になった人物。                      姫は継母の冷たい仕打ちに世の無常を感じ当寺で出家する。                   「ひたすら仏を敬い、生身の阿弥陀仏を拝したい」と願う姫の前に一人の比丘尼(びくに)が現れ、「百駄の蓮茎を集めよ」という。

                                                    その蓮より糸を取り染めると、またもう一人の美しい尼僧が姫のそばに来て、比丘尼と共に色鮮やかな蓮糸から曼荼羅を織り出したのである。                    夜の八時から暁の四時までかけて完成させる。そして比丘尼は姫にその絵の意味を説いて聞かせ、二人は西の空へ去った。                             比丘尼は阿弥陀如来、美しい尼は観音菩薩であった。

                                                 以後、中将姫は曼荼羅に描かれた浄土変相図の教えを広く人々に説き 伝える日々を過ごし、やがて諸仏と共に來迎した阿弥陀により極楽に往生した。

                                                 この伝説の曼荼羅が本堂の御本尊となるが、公開されていない。                                  幾度も複製がつくられて、そのうちの一つが厨子におさまり、私たちはそれを見て来ました。 (参考図書⇒奈良の寺社150を歩く 槇野 修著)

 

 

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▲金剛生駒国定公園の二上山ハイク▲

2017年02月11日 | 国定公園

関西の山は比較的低山でありながら、展望の良い山が多いように感じます。              今回は奈良県葛城市と大阪府南河内郡太子町にまたがって聳える《二上山》(にじょうさん)をご紹介致します。                                                         この二上山は、雄岳(517m)と雌岳(473.9m)という 2つの頂を持つ双耳峰であります。                                                                                                                        この 2つの頂の間に夕陽が沈むことから、いにしえの人々は ここを神聖な山として崇めてきました。                                                                                                                      麓の古刹『當麻寺』(たいまでら)の境内からも借景として、存在を示しています。

その當麻寺参拝後、二上山登山口(万葉の森)駐車場に向かいました。15時 到着。

                                                      準備は出来ており、直ぐに出発。                                                                                     石仏地蔵尊の立つ登山口を 15時 05分 通過。

この山全体が奈良県や大阪府民の気軽に歩ける「憩いの場」的、存在のようで道の整備が良く、老若男女が四季を通して楽しめる山となっていました。                                    緩い階段状の登山路を登る。

階段を登ると平らな広場の史蹟「鹿谷寺跡」に出た。15時 15分。

好天の中、陽だまりハイクをし、

竹ノ内峠を横目に見ながら、二上山の雌岳を目指す。                                                        竹ノ内峠通過、15時40分。

トレイルランが出来そうな山と考えてスニーカーで行ったら、雌岳の広い山頂には雪が残っていた。  山頂着、15時50分。

  それからはスニーカーを汚さぬように慎重に歩く。                                        山頂には立派な日時計がつくられ、また奈良平野にポツンと大和三山の中の耳成山(中央の小さな三角)と畝傍山(耳成山の右手、裾野を広げた山)が望めました。 16時出発。

雪の残る散策路を慎重に下る。

着いた鞍部は雄岳と雌岳の中間点「馬の背」に到着。16時 10分。

                                                  ここにはトイレと売店があるが、売店は冬期閉店。  5分休憩。

ここからは雄岳を目指して短かな急階段に取り付く。                                                      グジャグジャした登路に要注意である。

16時 25分、雄岳山頂に到着。  こちらの山頂も広い。

山頂近くにある『葛木二上神社』を参拝。

下山路は馬の背まで戻り、雌岳に登らず巻き道経由で駐車場に戻った。                  17時 10分着。 

 

 

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▲ 冬季高見山登山 ▲

2017年02月11日 | 史跡・名勝探訪

冬季は霧氷が美しいと言われる、関西で有名な『高見山』(1248.4m)に登ってきました。                                                                                                         この山は、奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市との境界線上に存在する台高山脈の北端に位置する山である。                                                     奈良県側の紀ノ川支流である高見川と三重県側の櫛田川の源頭に当たり、この山付近を中央構造線が通っているとのことであります。                                                               関西では霧氷や樹氷を見ることのできる登山先として有名であります。 

宿を 8時に出発。                                                                                                                 昨日まで何でもなかったところ、一夜にして辺りは白銀化していた。

                                               高見登山口に 9時 15分 到着。

                                               登山口が標高 510mであり冷え込みが強く、皆さん防寒対策とロングスパッツにアイゼンを装着し登山開始。

奈良交通の登山専用バス「霧氷号」が増発しており、土曜日でもあることから登山口も登山路も大渋滞でありました。

滅多に味わえない何の汚れもない白銀の世界に飛び込み、皆さん感動しきり。                     少し腰に痛みがあるという方も、お喋りしながら皆さんに遅れず、順調に高度を稼がれていた。

                                                 登山道が伊勢南街道と呼ばれる旧道で紀州・大和・伊勢を結ぶ塩の道、米の道、魚の道の交易路であり、かつては伊勢参宮の道であり、また紀州 徳川家が江戸参勤交代に、この街道を利用したとのことであります。                                                   そのせいでか登山道の結構 長い距離が石畳となっており、皆さんがアイゼンを付けて、その上を歩くので石と擦れキイキイと嫌な音がして大変でした。

古市跡 着、10時 05分。 5分 休憩。

枯れ木の枝ぶりも霧氷が付くと、何でも芸術的に見えてしまう。

小峠 着、 10時 45分。

ここは旧伊勢南街道を横切る場所で、林道のように広く多くの登山者が立ち休憩をされ混雑していた。                                                                                                                   少し立っていると、自分の汗が冷えて寒い。                                                                      でも次の区間が急登であり 5分 休憩。

距離は短いが急登である、杉谷平野分岐に向かう。                                                   無積雪期であればマップタイム 20分であるが、登山者が多く良く踏まれていたので 25分で分岐に到着。                                                                                                                皆さんの元気さにビックリ   11時 10分着。

杉谷平野分岐から先は高見山の尾根を山頂に向けて詰めて行く。                           分岐から少し下り、再び急坂が待ち構え、左側に続いていた植林もいつしか自然林に変わると、神武天皇が大和へ入る際に立ち止まって大和を眺めたと伝えられる「国見岩」や「揺岩」を道脇に見送る。

最初のうちは耐えられたが、標高を上げてくると突風が雪煙を巻き上げ、顔にピシピシと当たり凍傷になるのではと感じた。                                                                                  また突風でバランスを崩さぬように踏ん張りながらアイゼンを効かせ、焦らず一歩一歩高度を稼いだ。

                                                  鼻や頬が痛いのでネックウォーマーで鼻や頬を隠したら、メガネが曇り、それが凍り付き視界不良のうえ指先の感覚も消え、自由に動かず危険を感じました。

笛吹岩からわずかで高角神社を祀る高見山の山頂に全員が立った。12時 20分。

避難小屋は登山者であふれ入れない人は小屋陰で風をしのいだ。                            ノンビリ昼食もできず、簡単な補助食品でお腹をふさぎ 12時半下山を開始した。

                                                  外気温はマイナス3度であったが、風が強く体感温度は更に低かった。        腰に付けていた飲み物はシャーベット状になった。                          このような厳しい条件下であっても女性陣の適応能力は素晴らしいものでした。

杉谷平野分岐を 13時 05分通過。                                                                                      急傾斜の下山路は危険であり、ここからは緩やかな尾根歩きで「たかすみ温泉」登山口への下山路を選択し、全員無事下山しました。14時半着。                                     中々、経験できない激寒の中の登山、本当にお疲れ様でした。

 

 

 

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▲外秩父ハイク▲

2017年02月05日 | 私の見た山・登った山

関越自動車道の嵐山:小川 ICを 9時 50分に降り、バス路線の道を東秩父村に向かい、道の駅「和紙の里:ひがしちちぶ」で休憩と登山準備を済ませた。

約 1300年の伝統を有する手漉き和紙技術を無料で見学、紙漉き体験(有料)もできるようです。                                                                                                               ユネスコ無形文化遺産に登録された『細川紙』の手漉き技術。                                 日本が誇る紙漉き技術は一見の価値があります。

今回歩いたコースは「外秩父七峰縦走ハイキングコース」と名付けられた馬蹄形の尾根で標高は一番高い所で 876ⅿの見晴らしの良い歩き易いコースであった。                                  その七峰の内、三峰と二峠をノンビリと、どちらかというと散策をして来ました。

うまい具合に、この尾根沿いには林道が並行して走り、体調不良の方が出ても いつでも車に回収できるという都合の良い縦走コースでした。

まず、縦走尾根の北方側、東武東上線「寄居駅」よりの登谷山(とやさん)を目指すべく登谷牧場に向かいました。  登谷山登山口着、11時。

素晴らしい天気に恵まれ、遠望が効き景色は最高でした。                                        登り出しは南東方向で、その後方には雪をかぶり堂々とした「浅間山」が確認できました。

11時 15分、登谷山(668ⅿ)山頂到着。

山頂からは両神山も見えました。  何となく荒船山の様な感じに見える山です。

尾根歩きコースですが、運良く風が無く秋の陽だまりハイクと言った感じでした。

皇鈴山(みすずやま)山頂 着、12時。

山頂は凄く広く東屋ありベンチあり と、陽気も良くノンビリ昼寝でもしたいとおもいました。

尾根道の雑木林も木々に葉がないので、明るくとても歩き易い。

12時 40分には林道歩きとなり、周りの景色に目をやりながら進み、秩父高原牧場着 13時 25分。

別名「ふれあい牧場」と言い、ヤギさん・ウシさんが間近に来てくれ、初めてドアップで見た。                                                                                                                   どちらも中々可愛いですね。  13時 45分出発。

牧場からも林道歩きが続き 14時 10分、粥新田(かゆにた)峠着。                                  峠名が現地と地図上の表記が違っていましたが、ここでは東秩父村観光協会の発行マップと同様の表記をしてあります。

粥新田峠から大霧山(766ⅿ)へは取り付きが少々きつい感じであったが、山頂に近づくにつれ斜度は緩くなり、14時 45分登頂。

                                               ここからも西上州の山々や浅間山も見えた。15時下山開始。

秋山の下山同様であったが、この時期は枯葉の下が凍結している場合が見られ、声掛け合い慎重に歩を進めた。

関越道、東松山 ICに 17時 10分  入りました。                                                            何故か   今日は行きも帰りも渋滞に遭遇してしまいました。

 

 

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