素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲塔ノ岳から鍋割山を歩く▲

2015年11月29日 | 丹沢山塊

最近、丹沢登山詳細図を購入し、久し振りに丹沢に入ってみた。             また、これからも順次丹沢を歩いてみようと考えている。                  登山路と下山路はマイナーなコースを選択したので、途中ほとんど人に会うことはなかったが塔ノ岳(1491m)から鍋割山(1272m)の各山頂や中間路の賑やかさには驚いた。 丹沢の銀座コースだろうと思う。

人の話を聞くよりも、自分で歩いてみようと思い何十年振りだろうか。        丹沢湖の東「玄倉」から北東方向のユーシンへ、更に奥の熊木沢出合まで林道を延々と歩いた。                                             熊木沢出合通過9時半。 駐車場から2時間である。                ここまでは先週の11月16日(月)に友人とブラブラ歩いたので様子は判っていたが、ここから先は1人で初めて歩く道であり気を引き締めて慎重に進んだ。

熊木沢出合から先も林道風の道幅はあったが、各所で崩壊が酷く荒れ果てた林道で、右手の山肌を目で確認したり、耳を澄ましながら音にも気を配り、速足で通過した。  9時40分。絵は振り返って撮ったものです。

そこを過ぎたら暫く安定した林道が続き、9時56分川幅100m以上ある広さにビックリするほどの河原に出て、案内板に「川を渡る」と標示されていたが、対岸のどこに向かえば良いのかハッキリ判らず、昔からの山勘で雪渓をトラバースする感覚で慎重に通過した。

対岸の近くに「塔ノ岳」の標示板が目に入り、ロープに沿って対岸に渡った。10時。                   ここからは塔ノ岳の西側に張り出した尾根に取付き、樹林帯の中、日陰で冷え込んでおり休まず苦しい登りを黙々と歩いた。 尾根近くの登山路。

45分頑張ったらテーブルのある広い尾根に出た。10時45分。          10分の小休止を取り樹間から見える雪化粧の富士を眺めた。  まだ雲1つなく青空である。

ここからは本峰直下まで明るい尾根をダラダラと登って行く。             本峰直下到着、11時10分。                          登山道はマイナーなコースとしては一部を除いき良く整備されていると感じた。                                     2度目の厳しい登高である。頑張れば山頂だ                                                      斜度がきつく階段の整備は素晴らしいが、その一歩一歩重い足を上げるのが厳しかった。さすが、ここだけは地図のコースタイムに敗れた。

塔ノ岳下の水場に到着、11時半。

                                                                             日当たりが良くテーブルがあり、富士の展望が最高である。            ここでノンビリ昼食にすれば良かったと後悔した。                              山頂の混雑を知らずに登り、水あり、景色もテーブルも貸切状態であったのに残念だった。

塔ノ岳登頂、11時45分。

                                                                          方位版もベンチも石仏も何もなかった頃の山頂しか知らない私には、その変容振りに驚きでした。

                                                                                  ここまで来るのに朝、サルを見掛けただけなのに、こんなに沢山の人が登山しているのが嬉しかった。

                                                                       やはり丹沢山塊でも南側に面する丹沢は小田急線も走り、便が良いので人気があります。  まして今日は土曜日でもありますしね。

人の多い所でラジウスを出すのも気が引け、相模湾が一望できる山頂の南端で暖かい昼食を済ませ、12時35分出発。 鍋割山に向かった。

金冷シ通過、12時45分。ここまでの下りはグチャグチャ道で歩きにくかった。

鍋割への尾根道に入ったら日当たり良く南北の景色にも恵まれ、南側に相模湾が一望、北側には丹沢山、蛭ヶ岳を望むことができハイキングと言った感じの気持ち良い道でした。  小丸尾根分岐通過、13時03分。

鍋割山山頂着、13時35分。

                                                                        広々した山頂で、ここにも沢山の登山者が見えていました。                   以前にも来たことが有るのですが、記憶はすっかり飛んでいました。

                                                                       鍋焼きうどんで余りにも有名になり、小屋の中は人で一杯、

                                                                        山頂広場でも土鍋を持ち歩いている人を沢山見かけました。

                                                                                      10分休憩、13時45分下山開始。

ここからは再びマイナーなコースに入り、一人旅。                           木で作られた階段で一気に下り、その下も足場の悪い下山路。

鍋割峠通過、14時。  ここからは松田町の寄(やどろぎ)に下れます。

この先、茅ノ木棚沢ノ頭を14時17分に通過したが、棚沢ノ頭を中央に見て鍋割峠から雨山峠間はいくつものヤセ尾根歩きが続くのと

                                                                       30m程の長いクサリ場と短いクサリ場の通過があり、どちらに進むにしろ山深い場所であり、慎重な行動が要求されます。

雨山峠通過、14時45分。

                                                                       ここからは少しホッとして雨山沢の右岸を下ります。                   いくつかの崩壊個所があり沢に降りますので、道を取り違えない様に注意したい所です。

                                                                          下部になってくると沢も深くなり、断崖の側壁に桟道が整備されているので滑らない様に下ります。

玄倉林道の雨山峠登山口着、15時13分。

                                                                               ゲート前の駐車場着16時25分。                                     林道歩きが長く、足に少々痛みを感じ出してきた。                   でも素晴らしい景色と色々な経験ができた楽しいコースでした。

 

 

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▲丹沢からの景色▲

2015年11月29日 | 丹沢山塊

丹沢の主稜線はほぼ円形に聳え、その中に丹沢湖の東より北東方向へ玄倉川と玄倉林道が円の中央に向かって走っています。                            この玄倉川は丹沢の黒部ともいわれる渓谷で、水平歩道こそ無いが四季を通じて素晴らしい景色を楽しませてくれる所であります。                                                                            ブラブラ2時間ほど散策すると、現在は休業中でありますが「ユーシンロッジ」と言う施設があり、トイレのみは使用できます。施設前にも良い広場があり、是非再開を祈りたいです。

そこまで行く途中には300m以上の曲がったトンネルがあったり、岩肌をむき出しにしたトンネルがあったりと、充分に探検気分が味わえます。

玄倉林道を一番奥まで進むと丹沢主稜線の中央部に熊木沢出合と言う所に着きます。  そこから更に塔ノ岳西尾根方向に進みますとガレ場や広い河原を渡ったり、急登に息を切らせます。                                     でも、怖く辛い所ばかりではありません。                      ホッする場所や素晴らしい景色が見られる所が嬉しいですね。

塔ノ岳西尾根は取付き部分と山頂直下の登りが急登で厳しく感じましたが、反面素晴らしい景色に癒されました。                            振り返ると雪化粧をバッチリした霊峰富士が青空に映え、愛鷹山と手を取り合っている様に見えました。

左手に目をやれば、丹沢山塊の最高峰「蛭ヶ岳」(1,672m)の蛭ヶ岳山荘まで見ることができました。                                      好天の日のご褒美みたいなものですね。

塔ノ岳直下の急登も頑張って重い足を踏み出し、山頂に到着した時の気分は最高でした。                                       「ヤッター」と沢山の登山者がいましたので、派手なポーズはとれず小さくガッツポーズをとりました。

 

南側には小田原市街から真鶴半島が見え、少し左に目を向ければ伊豆大島も見ることができました。

また、南東方向には遠く江の島が望め、 パラグライダーが気持ち良さそう 

                                                                             手前にはヤビツ峠からの稜線上にある新大日、三ノ塔そして大山も望むことができました。

山頂からの景色を楽しみ次の目的地、鍋割山に向かう途中で、むかし大倉から登る尾根をきつくて「バカ尾根」と言っていた所にある花立山荘と大山が丁度良く目に入り撮ってみました。

鍋割山からも登山者で賑わう鍋割山荘と相模湾が望めました。                   「鍋焼きうどん」 の幟(のぼり)まで立ち、凄い人気ですね。

鍋割峠に急降下の途中から丹沢山と蛭ヶ岳の堂々とした稜線が目に入りました。

                                                                           360度の景色が見られ、好天の日に登山できたことに感謝でした。

 

 

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🐾 ユーシン散策 🐾

2015年11月16日 | 丹沢山塊

丹沢湖の東端にある玄倉より玄倉川に沿って約2Km先の車止めのある駐車場まで林道を進んだ。                                         そこは20台ほど止められる駐車スペースが有ったが、私たちが到着した8時50分には既に満杯状態であった。                          でもその手前に運良く3~4台止められる空きスペースがあり、助かりました。        

ユーシンは丹沢山塊の真ん中にあり、塔ノ岳(1,490m)、蛭ガ岳(1,672m)、檜洞丸(1,551m)などへのルートが延びているため人気の場所であります。

駐車後、直ぐに出発。 玄倉川左岸の林道を北東方向に進む。            左岸は日陰で寒いが登り坂なので直ぐに体が熱くなり、ウインドブレーカーを脱いだ。

                                                                ユーシンまでの半分ほどの所で最初の境隧道を通過。                この辺りは丹沢黒部と呼ばれ、渓谷美が特に美しいのである。

                                                                           今回は友人6人と渓谷美の写真撮影に出かけたのだが、少々遅く落ち葉の上をノンビリ歩いて来た。

2つ目の青崩隧道はコンクリ―トで綺麗に整備されていたが、長くて途中で曲がっており懐中電灯なしで入ったら怖い。                        何も見えない真っ暗な世界なのである。                       以前に友人が来ていたので、その点は抜かりなかった。

玄倉ダム通過、9時48分。                           ダムの水が群青色と言うか深緑と言うのか?何て綺麗な色なんだろう?と感じた。    釣りでもしたら山女か、岩魚でも釣れそうな気がした。

以前は休み休み歩いたというのに、今回は皆調子良いのか   結構な急斜面の坂も順調に歩を進めていた。

   いつもの如く、写真を撮りながら歩く自分が一番遅れであった。

ユーシンまでには8つのトンネルがあり最後のトンネルを抜け、間もなく行くと雨山橋通過、10時25分。                                                                                                               ここまで来るとユーシンは近い。

                                                                  車止めの手前にユーシン・檜洞丸分岐の標示板(10時44分通過)が見える。         ここを左に下り、橋を渡って300m程登るとユーシンロッジである。

今回は到着時間が早かったので、全員が未踏の林道を進み、帰りにロッジに寄ることにし、探検気分で蛭ヶ岳の麓、熊木沢出合まで入り昼食とした。                                 熊木沢出合着、11時25分。 

                                                                            渓谷が河原のように広くなり、昼食を取るのには都合良かった。            ただ日が陰ってしまい寒くなった。約50分ほどノンビリしてユーシンロッジへ戻る。

                                                                           ユーシン・檜洞丸分岐通過12時58分。                          ユーシンロッジ到着13時05分。  立派な建物なのに現在休業中。

                                                                             今月から来年にかけて改装が始まるようで来年夏頃にはオープンされるかも          是非そうなれば楽しみです。

平日の11月16日(月)と言うのに沢山の人が玄倉川の渓谷美を楽しみに来ていた。

                                                                            ロッジの回りを散策したり休憩したりと40分ほどノンビリし13時45分ロッジを後にした。

                                                                                帰りの足取りも順調で、林道わきのリンドウやソバナらしき花を見つけたりと、寒いこの時期に頑張る花に感動である。

 

雨山橋通過、14時05分。                            林道が結構下っているのに驚き、こんな坂を登って来たんだ と知り、この調子で次回は林道だけでなく山に登ろうと言うことになった。                       それには是非応援したいと考えています。

玄倉ダム通過、14時39分。 駐車場到着15時24分。                      満杯であった車の数が半分以上消えていた。お疲れ様 

 

 

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⛰ 奥秩父:瑞牆山登山 ⛰

2015年11月07日 | 日本百名山

ゆったりとした山容を重ねる奥秩父の山々の中で、珍しく岩峰を重ねた山、花崗岩の城塞瑞牆山(2230m)を登って来ました。

中央高速、須玉ICを8時50分に出て、みずがき湖ビジターセンターから増富温泉の逆、鹿鳴橋大橋経由で瑞牆山荘に向かい10時10分到着。                                             この時間、既に駐車場は満杯で仕方なく広い路肩に止めた。                  10分ほどで準備を済ませ10時23分出発。

奥秩父の西端に位置し、特異な岩峰群で構成され、その凛々しい姿には誰もが感動し、どこをどうして登ればあの山頂に到達できるのか と不思議に思う人が、多いのではないでしょうか。                                         でも時間的には無理のないコース時間であり、登りは厳しいが一度は登りたい山です。

「みず」は美称であって、みずみずしい垣の意だといわれ、金峰山(2599m)の手前に設置された垣と見た、と思うと山名にうなずける。                      城塞は城を守る意味があり、そのせいか人を寄せ付けない巨岩、倒木、木の根が多く、ハイキング気分では少々厳しいと思う。

瑞牆山荘の前からシラカバやミズナラの中を行くコースで、傾斜が増すとジグザグに登り、林道を横切り里宮参道入口と標示された登山道に取付く、10時45分。

                                                                              そこから間もなく行くと里宮上部の尾根に出る、11時通過。           以前は格好の良い瑞牆山の展望が効いたようだが、現在はカラマツが伸びてしまい葉は散っているが枝が邪魔で見にくいのが残念である。

尾根沿いに緩やかに登ると富士見平小屋が見え、水場ありの標示板も見え、一寸水場に立ち寄り一杯ご馳走になった。冷たくて美味しい。               木立の中にはキャンプ場があり、水場も近いし、トイレもあり、中々の環境である。

                                                                       富士見平小屋到着、11時17分。                          小休止し11時半出発。小屋前からの富士は雲が多く見えなかった。

金峰山へは小屋を正面に見て右に進むが、私たちが登る瑞牆山へは左へ向かう。    鬱蒼とした樹林帯の中、目指す山を目の前に「下るの、何故 」と思いながら下って行く。

                                                                            道は石や木の根ばかりで歩きにくい。

下り切ると天鳥川に出た。丁度12時。                      明るい河原で昼食と休憩を取り、12時25分出発。

天鳥川を渡ると、桃太郎岩という大きな岩が目に飛び込む、10m以上ある大岩だが真っ二つに割れている。                             私など、その隙間に入れてしまうほどである。

桃太郎岩の横に掛けられた階段の取付きから、いよいよ瑞牆山本体への登りが始まる。

                                                                       瑞牆山自体がが岩盤であるため樹木の根が露出しており、根を張りきれない樹木は倒木となっており、下ばかり気にしていると倒木に頭をぶつけたりするので注意が必要である。

2つ目の階段を過ぎてからも同様の登山路で岩や木の根を頼りに急登が続く。     木の根は階段の手すりの様で、多くの人が利用するせいかワックスを掛けたようにピカピカとなった根を沢山見かけた。                           樹林帯の中に低木でありながら沢山のシャクナゲの群落が続いていた。                6月頃が時期なので、その頃にまた来てみたいと思った。

13時20分頃、大ヤスリ岩の基部を通過。                   下から見上げた時のビックリした大岩が今横である。「もうそろそろ山頂かな?」と感じた。この岩には岩登りをしているクライマーを見かけることもあるらしい。

13時50分、弘法岩と黒森分岐と言う鞍部を通過。                  ここから右に回り込み、シャクナゲ林の中を抜け出ると山頂の巨岩の上に出た。    万歳  万歳  お疲れ様。13時53分登頂。 

                                                                       不安がられていた方も居たが全員が山頂に立てて本当に良かった。

                                                                               天気はまずまずであったが雲が多く、好天なら見えるはずの富士山や金峰山の五丈岩、

                                                                            八ヶ岳、浅間山等の展望が無く、残念であった。 14時22分下山開始。

急な下りであり、ストックは仕舞って頂き、慌てずにゆっくり下るようお願いした。

                                                                       若いパーティーと抜きつ抜かれつしながら、声を掛けあい楽しく下ることができた。

                                                                         全員無事、瑞牆山荘着16時50分。 暗くなる前に下山でき良かった。                                   岩山を見て心配された方もいたようですが『案ずるより産むが易い』 皆さんの頑張りが勝っていました。本当にお疲れ様でした。 

 

 

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▲秋燃ゆる飛騨街道、地蔵峠越え▲

2015年11月04日 | 日本の四季

そぞろ歩いて思い出を深くする。                             小径を歩こう第二弾、信州「木曽町」を歩いて来ました。                              中央自動車道の伊那ICを9時55分に出て、国道361号線(木曽街道)を走り、出発点の「二本木の湯」に11時25分に到着。                            歩く準備は道の駅「日義・木曽駒高原」で済ませておいたので11時35分出発。

旧飛騨街道地蔵峠越えで開田高原の木曽馬の里に向かいました。           一の萱バス停通過11時55分。                         回りの山々は紅葉真っ盛り、青空の下で気分は最高でした。

                                               この時期は日中好天であっても影・日なたの温度差が大きく、夕方にでもなれば更に冷え込み、着る物に気を遣うところである。

唐沢の滝12時20分到着。                          木曽福島から飛騨国「高山」に通ずる飛騨街道の名勝の1つであり、滝の高さは100m。                                        明治には黒川八景に数えられ、また、寝覚ノ床、王滝の氷ヶ瀬と共に「木曽三勝」といわれたようです。 5分休憩し、道路脇から見学。

                                                                         ここまでは車道歩きであったが、ここから昔ながらの旧飛騨街道に入った。

登山道の途中、南東方向に新雪を被った日本百名山に入る中央アルプスの主峰『木曽駒ヶ岳(2,956m)が望め、印象的な迫力ある山容であった。 

中央アルプスは別名「木曽山脈」と言い、北アルプスと南アルプスの間に、南北の延長約100km、東西の幅約20kmにわたって3,000m級の峰々が連なり豪快なパノラマを展開しています。

12時55分、遅くなったお昼を地蔵峠800m下の、日当たりの良い広場で新鮮な空気と紅葉の下で済ませ、13時25分地蔵峠に向かった。

地蔵峠着13時45分。                              標高1335m、飛騨街道の木曽福島町より開田村への玄関口にあたります。 

                                                                         赤い帽子に赤いよだれ掛けを付けた可愛いお地蔵様が迎えてくれました。      600m程下った所に展望台がある。  

                                                                       とのことで下ってみたら正面に御嶽山や右手方向に乗鞍岳が見えた。

御嶽山(3067m) の眺めの良さに目を細め、野辺の草花と出会う、小径の散策も楽しいものです。

                                           裾野を広げる台形状の山容を特徴とし、地元や御嶽講の信者の皆さんに崇められ、四季折々に姿を変える天下の岳は、心の拠り所であり「お山」と呼ばれ敬い、親しまれてきました。

火山警戒情報                                                                御嶽山は、平成26年9月27日(土)午前11時52分に火山噴火をしました。  平成27年6月現在、火山活動は低下してきている一方、今後も小規模な噴火が発生する可能性があるとされています。                          火山活動の状況により規制範囲が変更になる場合がありますので、ご注意くださいとのことです。

御嶽山の噴煙も確認でき、まだ活動中であることに驚きました。

展望台を14時20分に出発。                                 落ち葉を踏みながら、開田高原「木曽馬の里」に向かいました。 

                                                                              開田高原は御嶽山の東山麓に広がる長閑な高原。                           標高千百~千三百mのフィールドは真夏でも平均気温18度と冷涼な地で木曽馬やそばのふるさととのことです。

木曽馬                                                                       貴重な日本在来種の一つ。                                 体高は平均133cmと小柄ですが、強靭な四肢と発達した消化器官をを持ち、木曽の厳しい自然に適応して粗食にも堪える馬として知られています。            かつては木曽全域で飼われていましたが、戦後の機械化に伴い激減し、現在は木曽馬保存会により保存・維持が図られています。                           とても人なつっこい馬で、可愛いのです。                                 動物園にいたら人気者間違いなしと感じました。

のんびり開田高原を歩き、国道361号線沿いで待つバスの「木曽馬の里」駐車場へ向かいました。

詩人の気持ちになってゆっくり歩く、視界いっぱいに広がる青空、四季を通して綺麗な風が薫る高原です。

 

 

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