素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

東大寺から春日大社へ

2013年01月26日 | 古寺巡礼

8時に出発してノンビリ走り、奈良東大寺南大門横の駐車場に14時半に到着した。             今日の目的は若草山から古都奈良の夜景見学であり、時間は充分に余裕があったので、ブラブラとノンビリ奈良漬けになるのも、中々楽しい。 

また、今日は寺社仏閣の拝観は目的外であり、皆が歩く準備が出来てから南大門のある参道に出て、待ち構えていた神鹿(しんろく)とたわむれた。 

                                              鹿煎餅を買う所を神鹿にしっかり見られた女学生は、何頭もの神鹿に追いかけられ、「キャ~、キャ~」と逃げ回る楽しい姿も見られた。

南大門では両側に立つ金剛力士像を見学した。                          1203年(建仁3年)鎌倉時代に運慶・快慶らの大仏師4人が、多くの小仏師を率いて69日間で造ったと言われています。

近年の解体修理で、(あ)形に運慶・快慶、(うん)形に定慶・湛慶(たんけい)の墨書銘がある事が分かり、仏師の分担が特定されたとの事です。  

南大門からゆるやかに曲がった春日大社参道を経て、本殿に向かうと森厳な雰囲気が不思議と増して来ます。                                 参道両脇に立つ沢山の石灯籠は平安時代から現在まで寄進が続いており、その数は約二千基と言われています。

万葉集の時代から神聖な地とされた春日野。                        鬱蒼と茂った森を行けば、清浄な空気に包まれた丹(に)塗りの社殿が私たち参拝者を迎えてくれる。

 

 

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★宵の若草山★

2013年01月21日 | 史跡・名勝探訪

春日大社の参拝を済ませ、北向きの参道を進み水谷橋のたもとにある藁(わら)葺き屋根の甘味処『水谷茶屋』を経て、水谷川沿いの春日奥山遊歩道に入った。

水谷川は春日山原始林を水源とし、春日大社の御神供や清めの水は、この川水をもってする聖流であります。

春日山原始林はイチイガシ、シラカシなどの照葉樹を中心として、モミ、ツガ、スギなどの針葉樹など170種類以上の樹木と約600種類の草本植物が生育し、原生的な状態を維持している学術的にも貴重な森林であるとの事です。

また、春日大社のお山として神聖視され、樹木伐採が千年以上も禁じられてきたため、森林が極相に達した原生林が広がっている事や、市街地(奈良市)に近接する地域での原生林の存在などきわめて珍しく、特別天然記念物に指定され、1998年には『古都奈良の文化財』として世界遺産にも登録されています。                       (春日山原始林パンフレットより)

春日奥山遊歩道は砂利が引かれた林道で、皆で話をしながら広がってノンビリ歩け、山を歩いている感じがせず若草山《三笠山》(標高342m)に16時45分到着した。

奈良の新年を彩る『若草山の山焼き』は、今年1月26日(土)に実施されます。   全山を焼く新年の行事で、由来は山頂に有る鶯塚(うぐいすづか)古墳の霊魂を供養するために始まったとも、東大寺と興福寺の境界争いに端を発するとも言われているようです。

1900年(明治33年)以降に夜間の行事となり、山焼きと同時に花火が上がり、正月の奈良の風物詩となっています。

 

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▲霧氷の三峰(みうね)山登山▲

2013年01月20日 | 私の見た山・登った山

普通に読むと三峰(みつみね)山と読んでしまいますが、奈良県御杖(みつえ)村の三峰山は『みうねやま』と読みます。

平成25年の初登山を奈良で大人気の三峰(みうね)山から始めてみました。

四季の移り変わりを最も色濃く見せてくれるのが、この山の特徴で、あるがままの自然が見せる様々な表情の美しさに、1年中登山者が絶えないようです。                                   自然の中をひたすら歩いた先には、感動的な素晴らしい風景が存在しました。

1月12日(土)から2月24日(日)まで『霧氷まつり』が開催されています。

自然が生み出す氷の華『霧氷』。                             その幻想的な風景を見に1年で最も多い登山者が訪れ、私たちが登った19日(土)も大型バスが何台も入り、登山道、休憩所が大混雑でした。

春(5月中旬~下旬)にはシロヤシオツツジの花が開花し、新緑と花びらの白の上品なコントラストが爽やかな気候を彩ります。

八丁平は三峰(みうね)山山頂より三重県側に少し下った所にあるなだらかな平原状の鞍部。                                                広々と開け眺望抜群であり冬場は一面雪原の別世界となります。

霧氷の美しさに全員感激、寒さや疲れを忘れてしまう冬の山旅でした。

 

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🌟 初詣 🌟

2013年01月13日 | 日本の歴史

1年の計は元旦にあり     

                                                         1年の節目として、日本では正月をことのほか大切に考える文化があります。

正月には年神様と言う新年の神様が各家庭に降りてくると考えられ、その年の幸運を授けてもらうために、様々な習慣が各地にあった形で定着しています。

その伝統的な習慣やそれを表す言葉、正月行事の「門松」・「しめ飾り」・「鏡餅」・「おとそ」・「おせち料理」・「雑煮」・「鏡開き」など、あげれば沢山の言葉があります。                                    この言葉1つを子供達に聞かれると、中々正確に答える事が出来ず、急いで調べる有様です。                                          親がこれでは、伝統的な習慣と言えども忘れられてしまいますね。                    毎年、そんな事を思いつつ年が過ぎて行きます。

関東でも成田山 新勝寺、靖国神社、芝 増上寺、明治神宮、鶴岡八幡宮、川崎大師、大雄山 最乗寺など他にも沢山の神社・仏閣が初詣をする人で大賑わいとなります。

昔は1年のけじめとして、一家の家長は、大晦日の夜から神社に出かけて、寝ないで新年を迎えるのが習わしであり、家族は自分たちが住んでいる地域の氏神を祀っている神社にお参りをしたようです。

現在は上記の有名な神社に出かけたり、その年の干支によって年神様の居る方角、つまり恵方(えほう)が縁起良いと言う事で、恵方に当たる社寺に出かけて初詣をするようになったようです。

 

 

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