素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 高尾山から景信山ピストン ▲

2024年06月27日 | 国定公園

高尾山と陣馬山を結ぶ稜線上を奥高尾縦走コースと言うようです。                      京王線の高尾山口駅から見所の多い表参道《1号路》を歩き出し、途中の薬王院などを見学しながら登り、高尾山山頂に7時 54分、到着。

ミシュランガイドで『 三ツ星 観光地に選ばれてから登山者数が世界一多い山となったようですが、ケーブルカーやリフトの存在が大きいと思います。                            沢山の人が来る人気の山を貸切気分で歩かせて頂きました。 山屋の朝は早いための特典のようです。

                                

高尾山山頂展望台(出発 8時)の横から小仏峠方面に向かって石段を下り、ようやく登山道らしい土の道が現われる。

まずは一丁平へと西へ進む。 道はとても綺麗に整備されています。

                                           高尾山はもともと寺領であったため鳥獣の殺生が禁じられ、動物、植物など自然が豊かに残っています。                                                     また、植物分布の上では北方系と南方系の植物の接点に当たるようで、それらの自然研究のため1号から6号までの特徴ある自然研究路が開かれているとのことであります。

8時 32分、明治の森 高尾国定公園の「一丁平」 そして「一丁平展望台」 を通過。       一丁平展望台には大きな東屋の休憩所があります。

一丁平を出てからは左手に無線中継所のアンテナ塔の横を通過。

8時 52分、小仏城山に建つ城山茶屋に到着。                             高尾山はもともと甲斐と武蔵、あるいは相模を結ぶ交通の要路にあり、戦国武将にとって主要な戦略上の地点であった。                                   城山にはその名が示すように北条氏照の城が有ったと云われています。

茶屋を出ると北方向に進路を取る。アップダウンを繰り返しながら進む。

9時 15分、明治天皇小仏峠ご休憩野立所の石碑 通過。

景信山まであと 1.0Kmの地点まで来た。ずっと快適な登山道で気持ち良く歩けた。

9時 45分、景信山(標高:727m)到着。                               私の後ろには三等三角点の標石が設置されていました。

景信山山頂からの山岳風景。                                         残念ながら富士山はかくれてしまいましたが、丹沢や道志の重なり合う山々の景色です。

山頂のベンチから景信山山頂の売店方向を見た所です。

のんびりと15分ほど休憩し、高尾山へ戻ります。帰りは気付いた花を見ながら帰ります。

景信山付近で見かけた《ヤマアジサイ》アジサイ科

小仏峠通過、10時 24分。(標高:548m)                                          小仏峠は奈良時代 行基菩薩が寺を建て、小さな仏を安置したことから その名が付いたと云われています。

明治以前は甲州街道がここを通り、また戦国時代には関所があって厳しい取り調べが行われていたとのことです。                                             古びた道標などが、いかにも旧甲州街道らしい雰囲気を偲ばせています。

                              

《ヤマボウシ》ミズキ科 

《テリハノイバラ》 バラ科  

城山茶屋到着、10時 40分。20分の休憩。                                       色々な山を歩いていますが、高尾山以外のそれぞれのピークにお茶屋さん、展望台という所には東屋や沢山のベンチが設置され、各所にトイレも用意された山は初めてで、流石人気の山であることを思い知らされました。                                           行きの時は時間が早かったので「ラムネ」だけ頂きましたが、帰りは「おでん」を食べ、その後 今年初めての「かき氷」も頂きました。

   

《オカトラノオ》 サクラソウ科 

《アカショウマ》 ユキノシタ科 

もみじ台通過、11時 35分。(標高:551m)

《オオバギボウシ》キジカクシ科と《タカトウダイ》トウダイグサ科                  白く星のように開いているのが、オオバギボウシの蕾。蕾の右下に四方に広がる黄緑色の花がタカトウダイ。

11時 45分、高尾山(標高:599m)に戻りました。                             朝は数人しかいなかったのに、広い山頂の周りにあるベンチは人で埋まっていました。    国際的な富士山のように、海外の方々も沢山登山されていました。

エコーリフト山上駅到着、12時 27分。

爽やかな 風を受けてリフトで下りましたが、意外と下りが急で一寸怖かった。

人気の高尾山を歩きましたが、自然豊かな山域で研究路として山頂までの登山路が7コースもあり、今回は初めてなので表参道を歩かせて頂きましたが、他のコースもそれぞれ特徴があり、また是非挑戦してみたいです。

 

 

 

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▲ 薬王院から高尾山へ ▲

2024年06月24日 | 国定公園

古くからの信仰の山ですが、それ以上に都民に親しまれている緑のオアシス。         ケーブルカーやリフト利用のほかにバラエティーに富んだ登山コースが幾つもあり、体力に応じた山歩きが楽しめます。 

ケーブルカーの高尾山駅前を7時 05分通過。                               薬王院に向かって進むと間もなく、根がタコの足のように曲がった大きな 『たこ杉』 が左手に見えます。                                            高さ:37m、目通り幹囲約6m、樹齢およそ450年の大杉で高尾山内にある東京都指定の飯盛杉につぐ大木だそうです。

鬱蒼とした杉林の参道脇に綺麗な色紙でバラやアジサイ、お人形、羽ばたくカワセミ、風車などの作品が目を引きました。

浄心門通過、7時 10分。 ここから薬王院有喜寺の境内になります。

浄心門を通り間もなく、仏舎利塔を回り込むようにある参道(男坂:左、女坂:右)の分岐が現われた。

私は 108段の階段を登る男坂に頑張って挑戦しました。

薬王院は奥深く更に参道が延びています。   

7時 25分、薬王院山門前に出た。 

薬王院有喜寺は高尾山の標高 525mの斜面に多くの堂宇が存在しています。

寺の建立は薬王院縁起によれば、天平 16年(744)聖武天皇の勅命を奉じて行基菩薩が、本尊薬師如来を安置し開基したと伝えられています。                                   川崎大師(平間寺)、成田不動(新勝寺)と並び関東三大霊場の一つに数えられています。

山門より中の参道を進むと天狗像のお出迎えあり。

天狗像の横には『懺悔 懺悔 : 六根清浄』の石碑あり。                               薬王院に来るまでの道中各所に 『六根清浄』 の石柱が見られました。 

懺悔 』とは、心を迷わせる、貪り(自分最優先の心)、怒り、愚痴(諦めたり挫けたりする弱い心)の3つの煩悩を悔い改め、反省の心を起こす意味だそうです。

六根清浄 』とは、人間の大切な感覚器官を指し、物事を見つめる眼、匂いをかぐ鼻、音を聴く耳、味覚を味わう舌、感触を感じる身、以上の大切な情報を判断する意(心)が清らかになる願いを神仏に祈る意味があるとのことです。

懺悔 懺悔  六根清浄 》 とお唱えしながら お回しいただき、自らの心を見つめ直したうえで、身も心も新たな気持ちで明日からの人生を精一杯ご精進下さい。と訓示が書かれていました。

薬王院の御本堂、御本社、奥之院へと《 懺悔 懺悔 六根清浄 》と心の中で唱えながら参拝させて頂きました。

高尾山の斜面に建つ堂宇であり、一つ一つ立派な階段を登って行きます。

薬王院飯縄(いづな)権現堂                                            拝殿は木造、単層、屋根は入母屋造り、銅板葺、三間四面の堂に廻り縁を付け、組物、彫刻などには彩色が施され、江戸時代中期の社殿建築として優れた技術がうかがわれ、この頃の権現造りとして優秀なものとのことです。                                       見た瞬間に社殿の鮮やかさにビックリしました。

キョロキョロしていて時間がかかってしまいましたが、薬王院境内の最上部に建つ奥之院へ向かう。 7時 40分。 

薬師信仰と飯縄(いづな)信仰の霊山として名高い高尾山薬王院有喜寺の奥之院  (高尾山不動堂)は、諸堂の中でも一番奥まった急峻な尾根上に建立されています。

不動堂は方形(ほうぎょう)造(平面形が正方形または八角形で、屋根面が一つの頂点に集まる建造物)の小さな堂宇です。                                               平成 13年(2001)に修理が完了し、外周の柱・縁は鮮やかな赤漆の色彩が甦りました。    木造不動明王および二童子立像が安置されています。

                                    

薬王院 最後の高尾山不動堂(奥之院)を参拝してから堂宇の右手に回り込み、高尾山(標高 599m)山頂を目指す。                                               登山道はスノコの様な形の木道を進む。

木道からコンクリートで造られた道路に変わったら、その先に大きな公衆 トイレが見えた。  山頂は近い。

山頂に出る緩い登り坂の途中でホタルブクロが見られた。

7時 54分、高尾山山頂に到着。     何人かの登山者が休憩されていた。

この山頂は甲斐、武蔵、相模をはじめ十三の国が見渡せるところから 十三州見晴台 と呼ばれ、薄雲が多かったが富士山は見えました。

※ 時間が早いので休憩後、奥高尾縦走コースで景信山を目指します。

 

 

 

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▲ 京王線 高尾山口駅から1号路を登る。 ▲

2024年06月21日 | 国定公園

都心から1時間ほどの距離にある大人気の 高尾山 を歩いて来ました。                    アクセスの良さと自然の豊富さで以前から親しまれてきた山でありますが、2007年にミシュランガイドで 「三ツ星」観光地 に選ばれてから年間 260~300万人ともいわれる登山客が訪れる世界一登山者数の多い山となりました。

以前より気になっていた山でありますが、大混雑している山というイメージがあったのと、高尾山は山というより観光地と思っていたこともあり足が向きませんでした。

最近は低山のノンビリ歩きをしており、ガイドブックを眺めていたら 『高尾山』 が目に付き、多くの方々が歩かれているのに自分が知らないのは悔しいと思い挑戦したのです。

京王線 高尾山口駅の裏側にある京王高尾山温泉駐車場に5時 50分到着。                           直ぐ登山準備をはじめ、6時丁度に出発。                                          高尾山への玄関口、建築家の隈研吾さんデザインによる駅舎の前を行く。

高尾山口駅 からケーブルカーやリフトの山麓駅 に向かう。通過、6時 10分。

それぞれの始発時間はケーブルカーが8時、リフトは9時であり、麓から歩く。             高尾山への登山路は1~6号路と稲荷山コースの7つの代表的な登山コースがありますが、今回初めての登山であり一番長い距離の1号路(表参道コース)を選択した。

1号路を登る左手に『東海自然歩道起点』 の石碑あり。

東海自然歩道は「明治の森 高尾国定公園」と大阪の「明治の森 箕面国定公園」と結ぶ緑豊かな自然と貴重な歴史を伝える文化財を訪ね、心身の健康と安らぎを与える総延長 1697.2Kmの長距離自然歩道です。

表参道コースの1号路は高尾山山頂までコンクリート舗装された道路となっています。    その1号路の車止め地点を6時 15分通過。 ただ高尾山の関係車両は通っています。

ヘアピンカーブや急勾配の登りが何か所かあるので、ノンビリ歩く。

1号路から外れて金比羅台園地に寄り道。木製階段を登る。

金比羅台園地到着、6時 41分。                                     ここは展望地でもあり、手前に八王子市街その先には東京タワーやスカイツリー、東京湾が見えるという案内板がありましたが、早朝の逆光で八王子市街しか見えませんでした。

金比羅台園地広場に鎮座する金比羅社。

金比羅台園地を出て、なだらかな道を進むと再びコンクリート舗装の1号路に合流した。

登る右手に城見台と表示された所を通過、6時 50分。  以前はここから八王子城が見えたらしい。

ケーブルカーやリフトの駅と展望レストランまでは急な登りが続く。

まず最初に見えたのはエコーリフトの山上駅。

リフトの駅を過ぎた辺りから色々なお店が見えてきた。                     まだ朝早いので誰も居ませんが、8時過ぎからケーブルカーが動き出せば土日祝日には特に人があふれ返る所のようです。 高尾山駅前通過、7時 03分。

ケーブルカーの高尾山駅を出て右手には名物 「天狗焼」 の高尾山スミカ(店舗名)があり、そのすぐ先には標高 500mの展望レストラン。                              こちらは夏は飲み放題・食べ放題の「高尾山ビア マウント」が営業しているとのことです。

道路の左手には大きな店舗の十一丁目茶屋があります。

十一丁目茶屋さんの並びには「さる 園・野草園」があり、大人から子供さんまで楽しめる様になっており、年間 300万人の訪問者があるということに頷けます。通過、7時 05分。

自然の宝庫であり、四季折々の自然の美しさと高尾山でしか味わえない絶品グルメありと、普段の運動不足解消に沢山の老若男女が訪れる所をノンビリ歩くことが出来ました。

 

 

 

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▲ 鷹打場から鳳来山東照宮経由で下山 ▲

2024年05月01日 | 国定公園

今回の山行は低山でありながら山岳信仰の強い山であり、景色というよりも信仰に重きが置かれ修行の場であることから景色は二の次であります。

天狗岩を 10時 45分出て、露岩の多い下り基調の登山道を進み、11時 05分 鷹打場分岐を通過。

鳳来山東照宮へ向かうコースからは外れているが、今回のコース上もっとも見晴らしが良いというところで寄ってみることにした。                                    樹林帯の中の道を5分ほど下ると急に目の前が開けた。 鷹打場展望台着、11時 10分。

やはり山では見晴らしの良い所が最高です。                                テーブルベンチの様な岩があり、風が とても気持ち良いので小休止とし、しばし展望を楽しんだ。                                         場所は約 900mの断崖上にある岩場で、雄大な景観が楽しめるスポットとなっています。

東照宮への道は多少のアップダウンはあるものの、ほぼトラバースで順調に進んだが、何ヶ所か朽ちているのが確認できる丸太橋があり、あまり衝撃を与えないよう慎重に通過した。    写真の橋は 日当たりの良い所にあるので、しっかりしていました。

11時 40分、背後から社務所を回り込む感じで鳥居のそばに出られました。                               鳳来山東照宮到着。                                                                                                                     こちらは、天竜奥三河国定公園域の鳳来寺山内にある徳川家康公を祀る神社。        日光東照宮、久能山東照宮と共に日本三大東照宮の一つとされています。

1648年(慶安1)に三代将軍 家光が造営を命じ、1651年(慶安4)に創建された。      写真の拝殿 をはじめ社殿は国指定重要文化財になっています。

建物は江戸初期の建築技法を残す入母屋造りで各所に彫刻が残されています。        拝殿と幣殿の繋ぎ構造は、背面切妻造りで拝殿に接続し貴重な建築様式で現存しています。

正面からは拝殿しか見えませんが、拝殿の後ろに幣殿、その後ろに中門があり、その門の中に本殿が並ぶ構造となっています。

こちらの鳳来山東照宮へは麓から鳳来寺山パークウェイで山頂有料駐車場まで車で来られるので、参拝者は軽装の方が多くザックを背負っているのは私くらいでした。

鳥居を出ると急な階段を下り、鳥居に向かって右手が山頂有料駐車場につながり、左手は鳳来寺本堂へと向かいます。

東照宮と本堂をつなぐ参道は立派な道で、途中では狛犬が迎えてくれました。

11時 50分、再び鳳来寺本堂に戻りました。                                朝と違い、無事に戻ってきたせいもあり本堂がスッキリと立派に見えました。          正面の扉が開いており、無事周回コースを歩けたことに感謝のお礼を済ませてきました。

本堂脇のシャクナゲにも陽光が当たり、とても綺麗でした。

本堂からは石段参道の下りであり、朝方よりは乾いていたがスリップや捻挫に注意して下る。 参道では沢山の石仏さまが見守って下さり、心強い。

12時 05分、892段目の石段を下る。                                         登りの時も石段が 1425段と聞きビックリしましたが 、石を運び階段を作った人達がいたことを考えると疲れたとか、厳しいとかは口に出来ず、修行のつもりで歩きました。

谷間なので朝方は薄暗かった松高院前も新緑が綺麗に見える。この辺りが 594段目だった。

更に長い石段を膝に負担を掛けないように下る。

傘すぎ にも陽が 差し、改めて立派な杉の大木に驚き  通過 12時14分。

12時 43分、石段参道の取付き点に下山。新緑が眩しい。 

木戸跡まで戻り、振り返って歩いて来た鳳来寺山を見上げる。                       低山でありながら山岳信仰の聖地となり深山を感じさせ、数々の歴史や文化が生まれた鳳来寺山に感慨深いものを感じました。

早朝は、まだ寝起き顔であったホソバシャクナゲが、陽光を浴び元気に開花し、帰りを迎えてくれた。

13時、出発点の門谷門前町入口に無事戻りました。   

鳳来寺本尊の薬師如来へ病気の平癒や災除などを願って、中世や近世では武士や多くの一般の人々もこの地を信仰するようになり、鳳来寺は江戸時代に最盛期を迎えたようです。       そんな事に想いを馳せ、歴史ある鳳来寺山を歩くことが出来て良かった。

 

 

 

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▲ 鳳来寺本堂から山頂経由、天狗岩へ ▲

2024年04月29日 | 国定公園

新城市門谷(かどや)から鳳来寺山表参道を通り、源頼朝が寄進されたという 1425段の石段の途中である鳳来寺本堂まで来ました。                                           鳳来寺山には『声の仏法僧』(コノハズク:愛知県の鳥)の生息地としても有名です。

快晴となった本堂前広場の展望休憩所からの景色を楽しみ、9時丁度に本堂の左手より階段参道に取り付く。

急石段を登った本堂の直ぐ裏手に建つ、煙巌山鳳来寺弘法堂。

弘法堂を少し上がった大岩の岩窟に利修仙人座像が鎮座していました。

鳳来寺山山頂へは狭く斜度がきつくなった階段が更に続きます。

鳳来寺の開山(703年)後、平安時代になると、ここは仏教の教えを会得したい人々(主に修験者)にとっての聖地となり、その中で真言宗や天台宗の2つの信仰が特に学ばれたとのことです。                                                 参道のアチコチで石仏様が見守って下さっていました。

9時 25分、勝岳(しょうがく)不動通過。                                      こちらの不動尊は、自分の寿命を悟った利修仙人が、お供の三匹の鬼に「共に死んで鳳来寺の守り神になる」ことを約束させ、仙人は鬼の首を本堂の下に埋めた後、ここ勝岳不動で入寂されたと伝えられています。

六本杉通過。                                                    672年利修仙人が、この地の霊木 七本杉の一本を切って薬師如来を刻み本尊として祀った。  以来、残りを六本杉と呼んでいるようです。

9時 40分、奥の院到着。                                             開祖(利修仙人)や霊仏(薬師如来)を祀る場所とのことです。                建物は大分傷んでおり、近寄れない様にロープが張られていました。

尾根に出た感じの道となり、樹林に囲まれているせいか木の根が目立った。

僅かに開けた樹間から眼下の景色に目をやったら、早朝歩いた門谷の門前集落が見えた。

9時45分、東屋が見え近寄ったら休憩所と表示されていたが、床が抜けそうな朽ちた建物で通過した。

このコースは東海自然歩道であり、木の根や岩に注意して歩く。

9時 55分、鳳来寺山(標高 684m)山頂に到着。                                  山頂は樹林帯の中で展望は無く、直ぐ近くにある瑠璃山に向かう。

多少のアップダウンを繰り返し、綺麗な青空が見えた。

階段を回り込み瑠璃山の岩峰を見上げる。

岩の間をよじ登り、15分ほどで瑠璃山(標高 695m)山頂に着いた。                   岩峰のピークの上なので、あまりキョロキョロできなかった。開けた方の景色を望む。

瑠璃山から鳳来寺山を経由して 10時 40分、天句岩展望台到着。                                        この岩は天狗に似ているところから天狗岩といわれ、流紋岩・松脂(まつやに)岩などからできています。

東屋がありますが、こちらも倒壊しそうで近寄れません。                           岩の上から見下ろした時に、もう遅かったが少しトウゴクミツバツツジが見られました。

※ 鷹打場展望台から鳳来寺東照宮経由で下山します。

 

 

 

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▲ 石段参道を登り鳳来寺本堂へ ▲

2024年04月27日 | 国定公園

愛知県新城(しんしろ)市北部にある標高 695mの 山。                        古くから山岳信仰の対象とされ、修験者の聖地であった。                 鏡岩と呼ばれる絶壁の横には 703年(大宝 3)の開創と伝える古刹 『鳳来寺』 の本堂が建ち、天竜奥三河国定公園に含まれています。                              国の名勝・国指定天然記念物であります《鳳来寺山》を 歩いて来ました。

鳳来寺山の紹介は標高 695mの山とありますが、鳳来寺山山頂の標高は 684mで、そこから直ぐ北にある瑠璃山が標高 695mとなっており、近いので標高は 695mと表示しているのでは ❓ と思います。

鳳来寺山は麓からの比高差は約 475mあります。                                   また、鳳来寺本堂は標高 450m地点に所在し、山麓から延びる 1425段の石段は全国有数の規模を有しているとのことです。                                            今から約 1400万年前に起こった火山 噴火とその後の浸食作用によって今の山の形となりました。                                                                                             そのため、ここの地質は火山活動によって溶けて冷え固まった岩石や火山灰で成り立っていることに特徴があります。                                            鏡岩に代表される切り立った岩壁などの特異な景観は神秘的なものとして古くから人々を惹きつけ、大宝3年(703)に鳳来寺がこの山に開かれました。

                                 

新東名の新城インターから 25分で鳳来寺門前集落「門谷」の入口に7時、到着。                   入口には火の見櫓の様な高い建物が道路を挟んで左右に立ち、江戸時代に鳳来寺本尊である薬師如来への多くの人々の信仰により最盛期を迎えていたという往時が偲ばれました。

櫓から集落に入り直ぐ右手の新城市の市営笠川駐車場に駐車、トイレも完備されていました。   登山準備を済ませ、7時半出発。古い民家の中を進む。                              道路脇には 100m毎に十二支 像の石碑が、鳳来寺への石段まで続いています。

また、歩き出して間もなく街路樹の様に満開のホソバシャクナゲが迎えてくれ士気高揚。   早朝でもあり、とても静かで綺麗な集落にビックリしました。

7時 35分、木戸跡を通過。                                         この木戸は、門前町に出入りする人を監視する見張り所とのことです。                   ここからが門前町で、60軒もの宿屋と2軒の芝居小屋があり、とても賑わっていたようです。

早朝の静かな集落、建物は宿場町で見かけるような立派な建物が並んでいました。

種田山頭火の歌碑。                                         山口県生まれの俳人で、萩原井泉水に師事。のちに出家して諸国を巡り、自由律句の作に特徴があります。

上浦橋通過、 もうそろそろ、あの長い石段が始まる。

7時 50分、十二支の亥の石碑を通過。直ぐ近くに山頭火の歌碑。

伝説の利修仙人。                                                  鳳来寺山はもと桐生山といって、高さが 150mもある桐の大木が生えていました。         古い木なので洞があり、龍や鳳凰という美しい大きな鳥が住みついていました。                1400年ほど前、仙術という超能力を身につけた利修仙人がこの山へ来て修行をはじめ、鳳凰を操って空を飛んだりしていました。

1300年ほど前のことです。                                          文武天皇が病気になって中々治らないので、霊力を持つという噂の高い利修仙人に御祈祷してもらおうということになりました。                                      そして、草鹿砥公宜(くさかどきんのぶ)という人が天皇の使いとして、利修仙人に頼みに来ました。仙人は鳳凰に乗って都へ行き、一心にお祈りをして天皇の病気を治しました。              病気の全快を喜んだ天皇は、利修仙人を開山として、桐生山に立派なお寺を立てました。   そして、鳳来寺と名付けました。                             そこから鳳凰が来たという意味で、その後は桐生山を鳳来寺山と呼ぶようになったということです。

 

7時 55分 、鳳来寺への石段参道前に到着。 ここから 1425段の階段に挑戦です。

初めての挑戦で焦っても仕方なく、昨日の雨で石段が濡れていることもあり滑って捻挫でもしたら笑えないので、無理せず慎重に歩を進めました。                                谷間にある参道で陽の差し込むこともなく、また杉の大木の中であり正に深山幽谷といった雰囲気の中を神聖な気持ちで歩きました。

8時 02分、鳳来寺仁王門通過。                                             昭和28年(1953)に国の重要文化財に指定された「鳳来寺の仁王門」は、慶安4年(1651)の東照宮の造営と共に三代将軍 徳川家光によって建立されました。

この門の正面に掲げられる「鳳来寺」 の扁額は光明皇后の筆によるものと伝承されています。

仁王門を通過して間もなくの所に、杉の大木である「傘すぎ」に驚き                          樹齢 800年、樹高 60m、根回り 7.5m  

結構登った感じはしたが、松高院前に 594段目の表示あり。まだまだ半分も来ていない。

医王院手前を登る。8時半。 段々階段の斜度が増し、足元に注意する。

少し平坦になったと思った先にも階段が見える。左手には石仏様が元気を下さった。

私は、初めての鳳来寺訪問であり様子が何も分からなかったので、石段がどこまで続くのか❓ 興味があった。                                               急な階段を登り切ったら、左手に 1316段目と書かれた標示板が見え、広場に出た。

谷間から陽当たりの良い気持ちの良い広場に出た。                                 8時 50分、標高 450mの鳳来寺本堂に到着。

南側には展望休憩所があり、太平洋側の遠州灘方面が見えた。

鳳来寺本堂の左手には、切り立った岩壁の鏡岩が望めた。

まだまだ石段は続くが鳳来寺山山頂を目指して頑張る。

 

 

 

 

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🏞 山北つぶらの公園 🏞

2020年04月09日 | 国定公園

毎日、まいにち、テレビ報道は❝新型コロナウイルス❞の事ばかりとなっています。                 3月の「春分の日」を含めた三連休でのウイルス感染者がここで増加の一途をたどり、中でも感染経路不明の方が増加して、更なる今後の感染者増加が未知数で怖いですね。

大学の研修医という人間が注意喚起される中、会食・宴会で感染者が発生、この様な人間がこれから医師を目指しているという現実は最悪です。                                 一般常識や現状把握のできない人間は医師と言うか? 社会人失格、人間失格です。

我が、バンドグループもスタジオに集合しての合同練習は事が落ち着くまで自粛しています。                                       ただ長期間、楽器を持たないと上手く音が出なくなると不味いので、楽器を持って山の中の公園に行って来ました。

そこは山北町にある『神奈川県立山北つぶらの公園。                              こちらは県西部の山北町南部に位置する県立の都市公園です。                         計画面積は約105.9ヘクタール、そのうち約17.9ヘクタールが平成29年3月25日に開園しました。

富士山の眺望が良く、開放的な尾根やせせらぎのある谷などの変化に富んだ地形を活かし、豊かな自然や歴史文化など地域の魅力を感じ取れます。

公園の手前に「都夫良野地蔵堂」があり、参拝してから公園に上がった。                   広い無料駐車場があります。                                     丁度、県公園管理の方が居られ、楽器持ち込みの許可を頂き一番高い鐘ヶ塚砦跡のある「つつじ山展望広場」に登り、足柄平野を見下ろしながら音出しをした。

駐車場に近い「さくら山展望広場」は天空の丘と呼ばれ、開けた空と澄んだ空気、そして富士山の眺望が最高です。  3月と9月にはダイヤモンド富士が見られます。

中央広場には管理事務所や休憩のできるパークセンター、トイレがあります。

開園して4年が経過し、植栽された草木が花を持つようになり公園らしくなりました。

開花時期 3~4月 ヤマザクラ、ヤマブキ、シャガ、タチツボスミレ

開花時期 4~5月 ミツバツツジ、ヤマツツジ  奥の山は「大野山」です。

中央広場の横には「遊具広場」があり、そこにはターザンロープアスレチック遊具滑り台など沢山の遊具があり子供さんも十分楽しめます。                     近くに東屋やベンチもあり、親御さんは休憩しながら子供さんの動きが見られ安心です。

アップダウンのある遊歩道が公園内に長くあり、年間を通じて花を見ながら、自然を満喫しながら、ゆっくり一日遊ぶことができます。

 

訪問ありがとうございます。  

 

 

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▲ 和田峠から八島湿原へ ▲

2017年08月27日 | 国定公園

毎日、ただ暑いだけの天候が続き、32℃位で暑いと言っていた頃が懐かしいです     ここようやく20日頃から夏らしい日差しが戻り、洗濯物が良く乾くとお母さん方の笑顔が見えます。                                                                                                                     最近では都内で、夕方に雷雨があったと良くテレビで映像が流されビックリしていますが、あれだけの建物が密集し、日中エアコンをフル回転させ温風を外に吹き出し、土のないアスファルト道路が熱を持てば、35~36℃が高いなどと言ってられない日がもう直ぐにやって来ます                                                                                  自然が大好きな人間には異常事態と感じています。

そんな想いの皆さんと、気持ち良い自然の風を求めて「中央分水嶺トレイル」を歩いて来ました。                                                                                                               1500mを越えると赤トンボが舞い、もう秋のとても涼しい風が迎えてくれました。

中央高速道路の岡谷ICを 9時半に 降り、R142で和田峠の登山口に向かい、10時 15分着。                                                                                                                         気持ちの良い高原道路であり、久し振りに編隊を組んだ沢山のバイクを見かけました。                                                                                                                           登山準備を済ませ、10時 35分出発。

日本列島にある中央分水嶺のうち、長野県の中信高原、霧ヶ峰・美ヶ原高原を歩くトレイルコース。

                                            長和町の長門牧場から白樺湖、霧ヶ峰、和田峠を経て美ヶ原高原に至る全長 38kmが、A~Eの 5ルートに分割設定されています。

                                            標高も1400m~2000mとさほど高低差が無く、明るい尾根の登山道で霧ケ峰高原の中を歩いている実感が周りの景色から充分に味わえました。

和田峠の稜線に出ると右下にビーナスラインや槍穂高が見え迷うこともない一本道が続く。

鉄塔を過ぎ、アップダウンを繰り返し、登山道脇の花を眺めながら歩いていると鷲ヶ峰(1798m)山頂に辿り着く。

山頂の眺望は最高で、南アルプスの北岳、西から北に乗鞍、槍穂高、といった日本が誇る北アルプスの秀峰 が顔を見せてくれました。

眼下右手には旧御射山(みさやま)遺跡のある小高い丘、更にその奥に霧ヶ峰の最高峰「車山」(1925M)が見えた。

山頂から八島湿原への下りは、明るく広い楽なアップダウンの道で雄大な中の最高の尾根歩きができました。

広大な霧ヶ峰高原を見下ろしながら快調に下り、

八島ヶ原湿原の入口に 13時半 全員無事下山。

八島ヶ原湿原は標高 1630M。

                                             ミズゴケ泥炭層が 1万 2千年をかけて堆積した高層湿原で、車山湿原、踊り場湿原と共に国の天然記念物に指定され、国定公園内の特別保護地区に指定されています。

鎌ヶ池、鬼ヶ泉水、八島ヶ池などの池があり、春から秋にかけて高層湿原植物が咲き乱れ、私も皆さんに教えて頂きながら覚えていますが、余りにも多過ぎてついていけません。                                                                                                              アカバナ科多年草の「ヤナギラン」ですが、紅紫色の 4弁花を多数横向きに咲いているのは見たことがあるのですが、下の様に白毛が密生している所は初めて見て驚きました。                                                                                                                                            白い冠毛は種子だそうです。  

                                            花好きの方には最高の湿原であり、時間の許す範囲でゆっくりと見て頂きました。

 

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▲金剛生駒国定公園の二上山ハイク▲

2017年02月11日 | 国定公園

関西の山は比較的低山でありながら、展望の良い山が多いように感じます。              今回は奈良県葛城市と大阪府南河内郡太子町にまたがって聳える《二上山》(にじょうさん)をご紹介致します。                                                         この二上山は、雄岳(517m)と雌岳(473.9m)という 2つの頂を持つ双耳峰であります。                                                                                                                        この 2つの頂の間に夕陽が沈むことから、いにしえの人々は ここを神聖な山として崇めてきました。                                                                                                                      麓の古刹『當麻寺』(たいまでら)の境内からも借景として、存在を示しています。

その當麻寺参拝後、二上山登山口(万葉の森)駐車場に向かいました。15時 到着。

                                                      準備は出来ており、直ぐに出発。                                                                                     石仏地蔵尊の立つ登山口を 15時 05分 通過。

この山全体が奈良県や大阪府民の気軽に歩ける「憩いの場」的、存在のようで道の整備が良く、老若男女が四季を通して楽しめる山となっていました。                                    緩い階段状の登山路を登る。

階段を登ると平らな広場の史蹟「鹿谷寺跡」に出た。15時 15分。

好天の中、陽だまりハイクをし、

竹ノ内峠を横目に見ながら、二上山の雌岳を目指す。                                                        竹ノ内峠通過、15時40分。

トレイルランが出来そうな山と考えてスニーカーで行ったら、雌岳の広い山頂には雪が残っていた。  山頂着、15時50分。

  それからはスニーカーを汚さぬように慎重に歩く。                                        山頂には立派な日時計がつくられ、また奈良平野にポツンと大和三山の中の耳成山(中央の小さな三角)と畝傍山(耳成山の右手、裾野を広げた山)が望めました。 16時出発。

雪の残る散策路を慎重に下る。

着いた鞍部は雄岳と雌岳の中間点「馬の背」に到着。16時 10分。

                                                  ここにはトイレと売店があるが、売店は冬期閉店。  5分休憩。

ここからは雄岳を目指して短かな急階段に取り付く。                                                      グジャグジャした登路に要注意である。

16時 25分、雄岳山頂に到着。  こちらの山頂も広い。

山頂近くにある『葛木二上神社』を参拝。

下山路は馬の背まで戻り、雌岳に登らず巻き道経由で駐車場に戻った。                  17時 10分着。 

 

 

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▲越後の名峰「守門岳」登山▲

2015年06月30日 | 国定公園

古くから信仰の山として知られ、越後三山只見国定公園内にある守門岳(1,537m)に登る。                                守門岳は、袴岳(1,537m)を主峰とする青雲岳(1,460m)・大岳(1,432m)の三連山の総称で、大岳の頂上には守門大明神が祀られていました。

学術的見地から注目されている野鳥の宝庫で、守門(すもん)の語源は、野鳥が多く巣守りをする山「スモリ山」これが「スモン」に変わったと言われています。    ヒメサユリ

頂上一帯には、高山植物がいろいろ(ニッコウキスゲ)咲き乱れて美しく、

                                                                               展望は越後平野の全容を眼下に遠くは佐渡島、背面には浅草岳(1,585m)・越後三山等名峰連山がところ狭しと目に映る様は壮観と言いたいのですが、曇天で佐渡島までは見えませんでした。

6月28日(日)23時に湯沢IC近くの宿泊施設に入り、ゆっくりと足を延ばして休んだ。                                         翌日5時出発。 関越自動車道で小出ICまで早朝ドライブ。            そこからR252を進み保久礼登山口へ、7時42分到着。                皆さんを降ろしてから縦走コースを選択したので下山する二口(フタクチ)登山口に車を回し、再び保久礼(ほきゅれい)登山口に8時10分に戻り皆さんの後を追った。

天気は回復傾向にあり、気分が良かった。                     目的の「ヒメサユリ」が見られたら良いな と心躍る。

キビタキ清水通過8時40分。 赤土の滑り易い登山道が続いた。                         キビタキ小屋通過8時45分。

第2展望台手前で皆さんに追い付いた。 第2展望台通過9時23分。

                                                                                  登山口では好天であったが、高度を上げてくるとガスの中に入り、展望台と言えども真っ白の世界であった。

不動様の石像が有る「不動平」通過9時55分。                                                                    昨日の雨で木の葉や高山植物が綺麗な水滴を付け、生き生きしてしていた。

 

大岳到着10時10分。守門大明神が祀られ、黄金色の鐘が吊るされていた。                  5分休憩し、前進。

大岳の分岐まで下り、青雲岳まで登り返す。到着11時40分。

                                                                                ベンチがあり広々とした山頂で気持ち良い。ここで昼食とした。                                  風の流れで時折、雪渓のある山岳風景を目にすることができた。12時出発。

100m弱の高度を稼ぎ、日本二百名山の『守門岳』(袴岳)に12時15分全員登頂した。

                                                                                途中ヒメサユリも沢山見ることができ、今年は花との運がとても良い。                     山頂からの展望を楽しみ12時半下山開始。

ヒメサユリは山形県、福島県、新潟県の山地帯~亜高山帯の草地に生える高さ30~80cmでユリ科の多年草だそうです。                                                                                           花は淡紅色(ピンク)で甘い香りにビックリしました。                                                 花の向きは横向きに咲き、花被片(はなびら)は6個で長さ5~7cm。                            今まで花の匂いなど嗅いた事はありませんが、花の先生に言われ、甘い香りに本当に驚きました。

袴岳から見る青雲岳は尾瀬のように木道や雪渓が見えとても美しく見えました。

                                                                                 再び青雲岳に12時45分に戻り、5分休憩。                                                                   尾根沿いの下りは、沢山の花を愛でながらの気持ち良いハイキング。

大岳の分岐を13時05分通過。                                                                                         ここからは尾根沿いの下りで場所によってはヤセ尾根であったり、一方が切れ落ちていたりと危険個所が見られ、時間を掛け慎重に下った。

オカバミ滝見台14時15分通過。  日差しが強く真夏の感じになった。

                                                                               この下からは樹林帯に入り、この山を構成している粘土質の赤土の道が続いた。            昨日の雨も影響し、赤土が濡れて滑り易く、皆さんで声掛け合って慎重に下山した。

「護人清水」と言う水場の少し手前から、再び皆さんより先に下山し、出発点である保久礼登山口に置いた車を取りに行き、下山してくる二口登山口で待機した。                皆さんは15時50分に無事下山された。 お疲れ様でした。

 

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